3月5日、日本書店大学にてアピール
日本書店大学にて、「版元ドットコム」をアピール!
3月5日に日本書店大学の3月例会にて、「版元ドットコム」のサイト説明、及びP Rをさせていただきました。出席者は沢辺(ポット出版)、野崎(青弓社)の2名でした。
日本書店大学は書店さん有志の全国的集まりで、現在46社、48名が加盟してます。 学長は田辺聡氏(田辺企画)、代表幹事は、いまじん(名古屋)の近藤秀二社長です。 今日の諸問題だけでなく、21世紀の書店経営をどう構築していくのかという目的意識 のもとに、共同で研究・学習活動をしている団体です。 当日は37名の参加をいただき、版元ドットコムサイトの説明のあと、質疑応答など 活発な討論が行われました。参加されている書店さんの意識の熱さと能動的な姿勢に、逆 にわたしたちのほうが励まされる思いでした。 日本書店大学のみなさん、とりわけこの機会をセットしていただいた、いまじんの山 際敏博氏、アークの田中茂雄氏に厚く御礼申し上げたいと思います。
以下、討論の過程で提起された、主な疑問とそれに対する応答を記します。
- 書店はどうしてカード決済ができないのか ?
→ひとつは書店さんに80%で仕切るためには、カード決済の手数料などの関係で、版 元出しが限界を越す低正味になってしまう。また客注担当者が書店の法人カードを自由 に使える状況にはないだろうという推測。アナログだが到着後に郵便振替で支払っても らうのが、諸般の事情を考慮するに最善だろうということ。
- 店補充か客注か判然としない注文の場合、受けてくれるのか
(例えば、お客から**を入れておいて欲しいという口答での要請とか)→紳士協定だが、取次に返さず売り切るということなら、出荷もありえる。取次ルート での返品が発生しないように、書店さんにお願いするつもりだ。
- 試験公開時に、すべてのデータが「詳細検索」対象項目まで埋まっていると考えてい いのか。
→できる限り埋めるつもりだが、時間をかけて肉付けしていく項目もある。例えば解説 文は必要と思うが、目次などは公開後の入力になるところもある。
- データベスとして検索に使い、注文は取次まわしという利用の仕方もあるのではない か。
→当然。もともと版元が作る「使いやすいデータベース」の提供が、第一義である。読 者や書店さんの使用に限らず、書協データベースはもちろんあらゆるデータベースと提 携できればいいと考えている。