楽しい仕事(滋賀篇)
サンライズ出版の矢島と申します。
語研の高島さんが、ポット出版さんとの
コラボ企画について書かれていました。
語研さんは『英語で秋葉原を紹介する本』で、
ポットさんは『英語で新宿二丁目を紹介する本』。
おもしろい取り組みですね。
試しに当社新刊の『びわ湖検定公式問題解説集』も参考に滋賀版のネタ出ししてみると、
近江牛、フナずし、彦根城、ひこにゃん、近江商人…。
県全域でいくとネタの宝庫ではあるのですが、
秋葉原や新宿二丁目と並ぶサブカル的な(?)
本にするには、ひと工夫必要といったところでしょうか。
サブカルといえば、昨年3月に
『顔出し看板大全カオダス まちのキャラクター金太郎から「ひこにゃん」まで』
という長いタイトルの本を出しました。
「顔出し看板」とは、観光地などによくある、
開いた穴から顔を出して写真を撮る看板のことで、
地域によっては「顔ハメ」とも呼ばれているようです。
この本では県内の顔出し看板をほぼ網羅し、
東京浅草や静岡花博会場など、県外の実例も紹介しました。
一見バカバカしいモノをマジメに分析し、
「顔出し看板は、地域の『物語』を再発見し、発信するツールである」との結論(?)に達しています。
この本の各都道府県版が出ると
おもしろいと思うのですが、いかがでしょう。
東京版ならサブタイトルは
「銭形平次からエヴァンゲリオンまで」とか…。
ダメですかねぇ。