出版営業代行だからこその企画
本の雑誌社の“炎の営業マン”杉江由次さんが、書店員と雑談している中から生まれたと言う“本屋大賞”も第三回を数え、今や出版業界全体が注目する一大イベントになってしまいました。この本屋大賞の良さの一つには、文芸書版元ではない本の雑誌社の一営業マンが知り合いの書店員たちと文字通り手作りで立ち上げたという点にあって、文芸書版元の影がバックにちらつくような企画でしたら、ここまで盛り上がらなかったのではないかと思います。僕は三年前の第一回本屋大賞の発表会にもぐりこんだ時から「文芸書の本屋大賞があるなら絵本大賞だってできるよなあ」と漠然と思っていました。
それから3年がすぎ、だったら首都圏110軒の主要書店の児童書ご担当者を知っていてしかも児童書版元ではない東京ブックサポートがゆるーく始めてみるかと思ったわけです。
絵本の奥付の発行年月が2006年1月から12月までのものの中から「私はこの絵本が売れると嬉しい!」と思うものを1点選んでください。書店名・お名前(ともに秘密厳守いたします)絵本名・簡単な理由をメールまたはFAXでご連絡ください。2007年2月28日締切。メール y-h@poppy.ocn.ne.jp FAX 042-488-8361
書店に勤めている方でしたら事務の方でもアルバイトの方でも結構です。
ぜひ児童書好きな書店員の方にこの企画を教えていただけると幸いです。
また大賞受賞作品に何を贈るかも未定ですので、何か良い案があったら教えて下さい。
よろしくお願い申し上げます。