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2012年版元ドットコム会員集会を開催しました

2012年6月4日、版元ドットコム会員集会を冨山房Folioにて催しました。
参加73名、盛会でした。

会計報告

当日参加した高菅出版の高菅さんのレポートを、許可を得て以下に掲載します。
 
 


版元ドットコム会員集会への参加報告をさせていただきます。

まずは須田正晴(太郎次郎社エディタス)氏からの会計報告でした。
報告とその承認で異議はありませんでした。
会計報告書は先日MLでも流れておりましたので、どうぞご覧下さい。
また当日お配りいただいた資料も、事務局より発送されるとのことがMLに流れておりましたので、さらにご高覧ください。
それから、今回講演の 『図書館の役割と可能性』ということで、南相馬市立中央図書館副館長 早川光彦氏と石橋毅史氏が壇上に。
南相馬市立中央図書館の写真等を見せていただきながら、講演を聴きました。

早川氏と石橋氏

図書館は、寺田 芳朗 氏設計の「気持ちのよい建物」であり、そこに「生活を豊かにする」「棚の前に立ったときに読みたくなる」本をおく。
市民との話し合いを14回もして、それを利用する人たちの意思を反映できる図書館を作るよう目指した。
館内は面出しの本が多く、ミニチュアの車が飾られていたり、貸出中の本の後を埋める工夫がされていたり、図書館員が片手でも作業ができる本棚の工夫がされている。
アイディアと目配りの利いた図書館。
選書についても「シロウトラクラクパック(送られてくる本をそのまま買い上げる)」にならないよう、担当者を置いて責任ある選書を心がける。
出版社の本を買い上げる際、やはり営業をかけてもらえれば、考慮の範囲が広がる。

などなど、お話いただいたことはあまりにも多すぎますので、当日のメモから抜粋しました。
しかし、早川氏の熱い思いと、それを巧みに引き出す石橋氏のやりとりは、時間のたつのも忘れさせ、まだまだ言い足りない、まだまだ聞き足りないという思いのままに、講演会は終了となりました。

それから、講演会場がそのまま懇親会場となり、満員の会場をくぐり抜け、ご挨拶に回りました。
「サンライズ出版さんは今年は来ないの?」と何人かの方から尋ねられました。
関西から参加して、少しの間の交流とはいえ、みなさんしっかりご記憶いただき、「どうなの?」と尋ねられるありがたさを思いました。

ついでに、版元ドットコム西日本を代表しまして、
手土産 招徳酒造「京の伝承」一本
     本家八ツ橋(抹茶・ニッキ味)
も持参しました。これは、個人的な行いですが、ちょっと京都の宣伝です。

どうぞよろしくお願いいたします。


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