昨年8月に会員になりました八千代出版です。大学向けテキスト、人文科学・社会科学分野を中心とした専門書を主に発行しています。
当社では委託販売を行っておりません。テキスト採用品が売り上げのほとんどを占めていたこともあり、15年ほど前までは一般書店には基本的に本を置いていませんでした。
しかし、著者はもちろん、出版企画を立て編集していく自分たちも、当然多くの人に手にとってもらって読んでもらいたいという気持ちは強くもっています。そこでまずは取次に委託配本の交渉をしに行きましたが、これは交渉決裂。書店営業担当者をおいたり、外部営業を依頼したりしたこともありましたが、こちらはうまくシステムが回らず頓挫。結局は大型書店のFAX番号を調べ、かなり限定的になりますが、チラシを送信する営業スタイルになっています。
どこの版元さんも同様と存じますが、いかに魅力ある本をつくるか、そしてそれを多くの読者に届けるため、限られた資源のなかでどのように販売促進していくか——日々悩み悪戦苦闘しております。
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