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出版者情報
ケネディの言葉
名言に学ぶ指導者の条件
- 書店発売日
- 2014年6月20日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
▼在任3年弱
第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ。その在任期間は3年にも満たない。1960年代初頭のその短い期間に、アメリカには国内外とも幾多の難局が集中し、舵取りを任された彼の双肩にずっしりとのしかかった。
しかし、大国アメリカのリーダーとして、ときに世界のリーダーとして、彼は若い大統領らしくさまざまな「革新」を行い、実績を残した。そしてなにより、これほど人々の心に残っている大統領はほかにいない。その秘密は、彼の言葉の力にあったからだ。
▼スピーチの名人
ケネディは、歴代大統領のなかでも屈指のスピーチの名人であった。アメリカ国民だけでなく世界の人々の胸を打ち、鼓舞したのだった。彼の残した数々の言葉は、いまも世界中で語られている。
ではなぜ彼の言葉がそれほど人々の胸を打つのか。
それは、その言葉のなかに彼の信念、理想、情熱がたっぷりと宿っていたからに他ならない。
本書では、後世に残る彼の言葉の数々を紹介するものである。
▼没後51年、いまに生きるJFK63の言葉
ダラスで暗殺され、51年目のいま、ケネディの63の言葉がよみがえる。JFKの言葉を12のポイントに沿って、その時代、その日、その場所、その瞬間など簡単な背景を付加し紹介する。
いまの時代でも十分に通用するケネディの言葉の数々を、じっくりと味わってもらいたい。
目次
1.やる気を起こさせる力
よいリーダーは説明をする。有能なリーダーはやってみせる。しかし最高のリーダーは人々の心に火をつける。
2.コミットメントと実行力
リーダーに必要なこと、それはコミットメント、つまりわかりやすい目標の宣言と、それを実現するための実行力である。
3.説得力
人前での挨拶やスピーチにおける説得力は、そのリーダーの能力を客観的に測るバロメーターである。
4.知力
真のリーダーは、自らも生き、他者も生かすために、自身のなかに知力という蓄えを持っている。
5.トータルビジョン力
優れたリーダーは、ものごとの全体を見て、明確なヴィジョンを示し、組織を導いてゆく。
6.交渉力
ディベートのような勝ち負けではなく、常に双方がプラスになる方向を模索する、それが優れたリーダーとしての交渉力。
7.決断力
判断と決断とは違う。正しい決断をするために、リーダーには正しい判断材料を提示してくれる人材が必要になる。。
8.問題処理能力
問題を指摘するのではなく、問題解決の糸口を見つけ、処理方法や解決策を提示できる人物、それをリーダーと呼ぶ。
9.逆境に打ち勝つスピリット
逃げれば危険は増し、立ち向かえば危険は減る。逆境に敢然と立ち向かうリーダーの背中に、人はついて行く。
10.勇気ある行動
変革のない組織はやがて澱んでくいるだろう。時代は常に動き、変革は常に必要になる。そして変革には、常に勇気が必要となる。。
上記内容は本書刊行時のものです。