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ケネディの言葉 御手洗 昭治(著/文 | 編集) - 東洋経済新報社
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ケネディの言葉 (ケネディノコトバ) 名言に学ぶ指導者の条件

ビジネス
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四六判
192ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-492-04540-4   COPY
ISBN 13
9784492045404   COPY
ISBN 10h
4-492-04540-6   COPY
ISBN 10
4492045406   COPY
出版者記号
492   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

▼在任3年弱
第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ。その在任期間は3年にも満たない。1960年代初頭のその短い期間に、アメリカには国内外とも幾多の難局が集中し、舵取りを任された彼の双肩にずっしりとのしかかった。
しかし、大国アメリカのリーダーとして、ときに世界のリーダーとして、彼は若い大統領らしくさまざまな「革新」を行い、実績を残した。そしてなにより、これほど人々の心に残っている大統領はほかにいない。その秘密は、彼の言葉の力にあったからだ。
▼スピーチの名人
ケネディは、歴代大統領のなかでも屈指のスピーチの名人であった。アメリカ国民だけでなく世界の人々の胸を打ち、鼓舞したのだった。彼の残した数々の言葉は、いまも世界中で語られている。
ではなぜ彼の言葉がそれほど人々の胸を打つのか。
それは、その言葉のなかに彼の信念、理想、情熱がたっぷりと宿っていたからに他ならない。
本書では、後世に残る彼の言葉の数々を紹介するものである。
▼没後51年、いまに生きるJFK63の言葉
ダラスで暗殺され、51年目のいま、ケネディの63の言葉がよみがえる。JFKの言葉を12のポイントに沿って、その時代、その日、その場所、その瞬間など簡単な背景を付加し紹介する。
いまの時代でも十分に通用するケネディの言葉の数々を、じっくりと味わってもらいたい。

目次

1.やる気を起こさせる力
よいリーダーは説明をする。有能なリーダーはやってみせる。しかし最高のリーダーは人々の心に火をつける。

2.コミットメントと実行力
リーダーに必要なこと、それはコミットメント、つまりわかりやすい目標の宣言と、それを実現するための実行力である。

3.説得力
人前での挨拶やスピーチにおける説得力は、そのリーダーの能力を客観的に測るバロメーターである。

4.知力
真のリーダーは、自らも生き、他者も生かすために、自身のなかに知力という蓄えを持っている。

5.トータルビジョン力
優れたリーダーは、ものごとの全体を見て、明確なヴィジョンを示し、組織を導いてゆく。

6.交渉力
ディベートのような勝ち負けではなく、常に双方がプラスになる方向を模索する、それが優れたリーダーとしての交渉力。

7.決断力
判断と決断とは違う。正しい決断をするために、リーダーには正しい判断材料を提示してくれる人材が必要になる。。

8.問題処理能力
問題を指摘するのではなく、問題解決の糸口を見つけ、処理方法や解決策を提示できる人物、それをリーダーと呼ぶ。

9.逆境に打ち勝つスピリット
逃げれば危険は増し、立ち向かえば危険は減る。逆境に敢然と立ち向かうリーダーの背中に、人はついて行く。

10.勇気ある行動
変革のない組織はやがて澱んでくいるだろう。時代は常に動き、変革は常に必要になる。そして変革には、常に勇気が必要となる。。

著者プロフィール

御手洗 昭治  (ミタライ ショウジ)  (著/文 | 編集

御手洗 昭治(ミタライ ショウジ)
札幌大学教授
札幌大学教授。日本交渉学会前会長。北海道日米協会運営理事。 
兵庫県生まれ。札幌大学英語学科・米国ポートランド州立大学卒。1981年米国オレゴン州立大学院博士課程卒(Ph.D.)。ハーバード大学・文部省研究プロジェクト客員研究員。ハーバード・ロースクールにて交渉学上級講座・ミディエーション講座修了。エドウィン・O・ライシャワー博士(元駐日米国大使、ハーバード大学名誉教授)がハル夫人と来道の際、公式通訳として随行(1989年9月)。
主な著書:『問題解決をはかるハーバード流交渉戦略』(編著、東洋経済新報社、2013年)、『サムライ異文化交渉史』(ゆまに書房、2007年)他。

小笠原 はるの  (オガサワラ ハルノ)  (著/文

小笠原 はるの(オガサワラ ハルノ)
札幌大学教授
東京都生まれ。米国バージニア大学大学院修士課程卒。米国ノースウエスタン大学大学院博士課程卒(Ph.D.) 国際文化研究センター講師。札幌大学教授。 専門はコミュニケーション学・翻訳学。
著書:Civic Discourse: Communication, Technology, and Cultural Values (Civic Discourse for the Third Millennium), eds. K.S. Sitaram, Michael Prosser, “Crisis in Communication: A Study of the Creation of Rumors.” Ablex. Pub., 2005年(共著)、『アメリカの大学におけるコメンスメント・スピーチ(7):トニー・モリスン,ランディ・パウシュ』(共訳、札幌大比較文化論叢、2014年)、『多文化交流時代への挑戦』(御手洗昭治編著,小笠原はるの・ファビオ・ランベッリ著、ゆまに書房2011年)。

上記内容は本書刊行時のものです。