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出版者情報
妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心
発行:講談社
文庫判
336ページ
定価
1,230円+税
- 書店発売日
- 2015年7月11日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
書評掲載情報
2023-08-05 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 石堂藍(ファンタジー評論家) |
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紹介
日本人にとって、妖怪とはなにか。科学的思考を生活の基盤とし、暗闇すら消え去った世界においてなお、私たちはなぜ異界を想像せずにはいられないのだろうか。「妖怪」とは精神の要請なのか、それとも迷信にすぎないのか――。古代から現代にいたるまで妖怪という存在を生みだし続ける日本人の精神構造を探り、「向こう側」に託された、人間の闇の領域を問いなおす。妖怪研究の第一人者による、刺激的かつ最高の妖怪学入門。
目次
はじめに──新しい妖怪学のために
第一部 妖怪と日本人
一 妖怪とはなにか
二 妖怪のいるランドスケープ
三 遠野盆地宇宙の妖怪たち
四 妖怪と都市のコスモロジー
五 変貌する都市のコスモロジー
六 妖怪と現代人
第二部 魔と妖怪
一 祭祀される妖怪、退治される神霊
二 「妖怪」の民俗的起源論
三 呪詛と憑霊
四 外法使い──民間の宗教者
五 異界・妖怪・異人
おわりに──妖怪と現代文化
あとがき
新書版 あとがき
注
- 旧版ISBN
-
9784862481801
上記内容は本書刊行時のものです。