亜璃西社に行ってきました
行った人:ポット出版 日高、版元ドットコム事務局 寺門
今回のサポート訪問はぐっと足を伸ばして、版元ドットコム会員の中では最北端、北海道は札幌市の亜璃西社です。
この訪問は亜璃西社さんからのリクエストがあったものの、なかなかスケジュールを決めることができずにいたところ、それでは紀伊國屋書店北海道本店のオープンに合わせて、という形で具体化したものです。さらに語研・高島さんの発案で「(紀伊國屋書店視察兼)版元ドットコム北海道集会+地方・小出版流通センター川上さんを囲む在札幌版元懇親会」とセットになり、盛りだくさんな二日間となりました。
しかし、直前になって分かったのですが、亜璃西社は訪問予定日は入稿の真っ最中。結局当初予定していた日では日程が合わず、翌日の訪問、ということになりました。
というわけで前日は懇親会。亜璃西社さんはもちろん、中西出版、海豹社、寿郎社……と、在札の版元さんのお話を聞くことができ、非常に勉強になりました。(二次会を全員分まるまるおごってくれた海豹社の館浦海豹さん、ごちそうさまでした!)
当日の午前中は紀伊國屋の盛況な店内や棚をひととおりチェックし、入ってる喫茶店がイノダコーヒであることに唸り、特別展示の往年の名機に萌え、……アレ何しに来たんだっけ……。内装はちょっと安っぽいという声もありましたが、個人的には図書館っぽい素っ気なさはかなり好み。壁に面していないところの本棚はかなり低めに作られており、圧迫感も少ない印象です。店内はこんな感じでした。
その後、小雨がぱらつく中いよいよ亜璃西社へ。(余談ですが、札幌の人は春先に小雨がぱらついたくらいでは傘をさしません(実話)。冬の厳しさにくらべると、あれくらいは誤差の範囲内……なのでしょうか)
亜璃西社は編集プロダクションと出版を数名で手がけている版元。伺った日も、入稿の山こそは越えたものの数名のスタッフがDTPオペレーションを黙々とすすめていました。残念ながら編集長の本多さんにはお会いできず、社内の版元ドットコム担当である井上さんが応対してくださいました。
亜璃西社では版元ドットコムの主要機能については特に問題なくお使いいただけているようなので、それでは、と主に紀伊國屋PublineWebの活用について説明をしました。「他社類似企画の本の動きもチェックできますよ」と言うと、それでは、ということで、亜璃西社の「札幌から行く日帰り温泉221」と、寿郎社の「女性のためのホンモノの温泉案内」を重ねて比較表示してみると、発売後の勢いや、が発売されてからの動きなどをチェックして、井上さんは「松田忠徳センセイのネームバリューはデカいんですよねー」などとつぶやきつつ、かなり興味を示していました。そうこうしているうちに、社長の和田さんが紀伊國屋のパーティーから帰社。ご挨拶をすませてから亜璃西社を後にしました。
紀伊國屋のラインナップを眺めて、また、亜璃西社を含めて数社の版元の方とお会いしても最も強く感じたのは、北海道内の版元の元気のよさ、です。
多くは北海道内のテーマを扱っているものの、道外の読み手をも確実に掴むラインナップを作れているからかもしれません。つまり、「求心力」もあり、「遠心力」もある、といったところでしょうか。
また、紀伊國屋書店でも、北海道の出版社コーナーがかなりのスペースを割かれており、単なる「地方文化の振興」などではなく、「在北海道版元の本」が商売として十二分に成り立っていることを強く伺わせる棚作りでした。
亜璃西社訪問のその後は続けて寿郎社さんにお邪魔し、こちらでは版元ドットコム入会の営業。残念ながら、社長の土肥さんは紀伊國屋オープニングのパーティーが長引いてしまい、この日はとうとうお会いできずじまいでした。(その後おためし会員として参加検討中です。)
また、この日の訪問の後に中西出版さんに参加申込いただきました。訪問サポート、北海道編はこんな感じでした。
版元紹介●亜璃西社
1988年創業。「編集プロダクションを母体に、1988年に書籍出版社として創立。以来、書籍部門と編集プロダクション部門の両輪を経営の基盤としています。書籍部門は北海道を題材とした図鑑やガイドブックの企画・編集・出版を、編集プロダクション部門は雑誌・新聞などの記事執筆を手掛けています。」(亜璃西社Webサイトより)

















