編書房に行ってきました
行った人:語研 高島利行

2004年11月4日、版元ドットコムの会員サポートとして編書房にお邪魔したしました。
編書房は1998年9月設立。社長の國岡さんひとりで編集から制作までを行ない、発売は星雲社経由となっています。出版物は特定のジャンルに偏らず、総合的な出版をめざされています。
小さい出版社ですので、自社での出版だけでなく、他社の編集のお手伝いなども行ないながら活動を続けていますが、自社の出版物がなかなか思ったように売れず大変、とのことでした。
今回、私は國岡さんからの「メールの設定や振り分けで困っているので教えて欲しい」というリクエストで出動いたしました。
電子メールは非常に便利な通信手段ですが、まずはキーボード、次に設定、さらには受信したメールの振り分けなどなど、使いこなすためにはいくつかのハードル(と言ってもさほど高いものではありませんが)があります。特にパソコンに不慣れな方にとっては「メールを読むのも苦痛」になってしまうこともあり、上手く付き合うためには少々努力が必要です。
國岡さんの最初の悩みは、メールの転送や返信に関する設定でしたが、こちらは既に問題なく設定されていることが確認出来ました。正しい設定かどうか、確かに今の状態を見ただけでは分からないこともあります。そういう意味で、まだまだパソコンは不親切です。
上記の説明の過程でちょっとしたキーボードショートカットの説明なども行ないましたが、要は慣れです。頑張ってください。
と、ここで本来の目的は終了してしまったのですが、それからは出版営業や販促について、さらにはオビの表現やタイトル決めについてなどなど、主に販売面に関連する話題で盛り上りました。
ところで、その際に「続編が売れなくて」という話題が出ました。『語ってあげてよ!子どもたちに お話の語り方ガイドブック』と『明かりが消えたそのあとで 20の怖いお話』という二編です。
タイトルを見ると、どうでしょう、両方とも「語って聞かせる」ための内容なんですが、この二編に関連性があるというのがわかりにくい気がしませんか? 細かく見れば発行元も著者も同じですし、何らかの関連性は見えてきます。ですが、「タイトルだけ」ではちょっと弱いように私には思えました。
この2点については訳者の方によるワークショップなどでの販売も多いと伺いました。ですので、タイトルの関連性にあまりこだわる必要も無いのかもしれません。ですが、関連性がはっきりわかる書名(タイトル)は、特に市中での流通量の少ない書籍にとっては、書誌情報を公開して書店や読者からの注文を図るためにも、重要な課題のように思えました。
もちろん、公開される書誌情報を充実し、内容的な面からの検索にも応えられる状況を作り出す、という可能性もあります、まさに版元ドットコムの取組みそのものですが。
ちなみにこのシリーズは近々3作目として『三分間で語れるお話 地球をぐるっと77編』が発売になります。
その後も話題は尽きず、ついには隣のファミレスでジョッキを片手に終電近くまでああだこうだと盛り上がりました。國岡さん、ご馳走になりました。ありがとうございます。
版元紹介●編書房
1998年9月設立。
社長の國岡さんひとりで編集から制作までを行ない、発売は星雲社経由。
特定のジャンルに偏らず、総合的な出版をめざされています。










