取材対応って難しい
皆さんの会社ではどのように対応されるのかわかりませんが、著者が取材を受ける際、弊社では我が部署が担当することになっています。
特に今回、出た健康になるご飯の本「記憶の中の母の味」の関連で、
テレビ1本 ラジオ1本 雑誌3本 新聞1本の取材の申し込みを頂き営業経理担当の私が広報に転向中。
取材内容が良いと売り上げがグンと伸びますから営業担当としても気合の入るところでもありますが、慣れないことをするといろいろありますよね。
なにしろ、相手のあることですから先方の事情にあわせて取材内容が変わるのもよくある話です。
本日、発売の某Y新聞の朝刊 家庭欄にこの本の料理法が紹介されました。
今回も先方とのやり取りの中で面白いくらい掲載予定の内容が変わっていきます。
当初は去年の今頃、別の本に関連して取材を頂いたのですが紙面の都合でボツ
今回は去年のリベンジということで昨年出版したおせち料理の本「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせち38品」の内容から砂糖を使わないおせちの取材のお話しをいただいたのが掲載紙発売の2週間半前。
新刊が出た話をするとそちらの内容を中心にということにシフトする。
この時点で書店へのFAXを準備開始。
打ち合わせのやり取りの中で本の紹介から料理の紹介へ変更、書影掲載は無し。
掲載料理は一品
一品が二品へ変更
取材当日 二品の料理過程と完成写真を撮影
取材後、紙面の都合上、書名の掲載も無くなる。
本に関するお客様からの問い合わせは少なそうなので書店へのFAX送信を取りやめる。
本日、発売!
写真が美味しそう!著者がこの料理法を始めた理由がわかり易く紹介される。
著者は満足そうで何より。
売り上げは大きく動きそうにないが年末ギリギリの紹介なので対応にてんやわんやにならずに済むので、まあよしとする。
このやり取りの間に、テレビの収録で高橋英樹さんと著者が料理をしたり、雑誌のメール取材の対応をしたり、著者の本職がパティシエであるためかお菓子の作り方を女優さんに教える依頼をテレビ局からいただきその対応に奔走したり、、、、
そんな中で、思いがけず嬉しいこともありました。
東急沿線で配られる「SALUS」というフリーペーパーでの中でブックファースト渋谷店の紹介で「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせち38品」が載っているよと連絡を頂く。事前に連絡を頂いてなかったので、びっくり。
編集部に問い合わせてみると書店員さんからの推薦であることがわかる。
いろんな取材の中でも本に携わっている方よりお褒め頂くものが一番嬉しいかもしれません。思い通りにはならない事が多いですが、思いがけないことが多いのが取材対応の面白さですね。