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「科学教育の仮説社」のある街・巣鴨においでください

「科学教育」の仮説社の主たる刊行物は,月刊誌『たのしい授業』をはじめとする,小中高校の先生方を主な読者としたものです。
 そのなかでも,「科学上の最も基本的な概念や原理・原則を教えることを意図した授業」である「仮説実験授業」に関する書籍が中心となっています。
 「科学上の最も基本的な概念や原理・原則」ときくと,なんだか難解なことがらを理解して覚えなければならないような気がしませんか。でも,そんなことはないのです。本当に基本的なことはとても単純です。基本中の基本概念である「原子論」だって,「すべてのものは原子からできている」,たったこれだけです。
 この原理・原則をもとにして,世の中におきている様々な現象を読み解いていけるようになるわけですから,これらを身につける学習,授業はたいへんたのしい時間になります。なぜならば,一つの重要な原理を理解すると,世の中の見え方が少し変わってくるからです。「そうだったのか。あれは,そういうわけだったのか!」というようにです。

 そこで,仮説実験授業を提唱した板倉聖宣(いたくらきよのぶ)さんは,そんな基本概念を絵本に書かれています。
 この「いたずらはかせのかがくの本」の新しい巻『せぼねのある動物たち』ができました。
『せぼねのある動物たち』 (さらに…)

「イラスト、はじめました」

笠間書院の編集(+その他もろもろ)の西内です。過去の版元日誌で装丁作りのことを書かせていただきましたが、あれから組版もはじめ、近年イラストも描きはじめました。今日はイラストの話をしたいと思います!

きっかけは、2年前に担当した『忍者の教科書』の表紙「忍之助」です。1
この本は編集作業が非常にタイトでした。一般向けの本でしたので、普段の小社の装丁のように古典資料を用いるのは抵抗があり、有料イラストを探したのですが妥当なものが見つからず、イラストレーターさんに依頼する時間もなかったため、勢いで描きました。ちなみに絵の心得は、高校生のときに美術部員(という名の帰宅部員)だった程度ですが、Adobe Illustratorがあればなんとかなるということが証明されたと思います。ちなみに『忍者の教科書2』もあります。 (さらに…)

はじめての企画「いじめ・不登校ゼロ作戦」

 初めまして。海鳴社の横井と申します。
 この度、私が企画しました「いじめ・不登校ゼロ作戦」の著者である大沼謙一先生との出会いと出版に至るまでの経緯をつづりたいと思います。

 ある日、家族旅行で伊豆大島へ行った時のこと。
 三原山の噴火口付近を散策していると、馬を連れた男性2人が側を通りかかりました。三原山への観光乗馬の方でした。
子どもが靴ずれをしていたため、乗せてもらうことに。
 馬を連れた男性の1人は大島にある小学校の校長先生でした。
 「最近、腹が出て来たんでこうやって歩かせてもらってるんだ。
ところで、豊洲に住んでいるんだったら大沼校長先生を知らないかい?」
 当時、我が子はまだ入学前だったため、私は知りませんでした。
 「大島出身で有名な名物校長なんだよ。なんだ知らないのか~。」
と、その校長先生はがっかりされた様子でした。 (さらに…)

こどもの専門家

10月半ばのある日。絵本作家のくすのきしげのり先生と福田岩緒先生にお会いしました。
個々に打ち合わせをする機会はあったものの、私を含めた3人で会うのは実に5年ぶりのこと。積もる話も多く、絵本について、子どもについて語りあう良い時間となりました。

7月に弊社より発売になった絵本『ぼくのにいちゃん、すごいやろ!』は、
くすのきしげのり先生がお話を、福田岩緒先生が絵を付けてくださった作品で、

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『ともだちやもんな、ぼくら』(2011年)、『ええことするのは、ええもんや!』(2014年)に続くシリーズ3作目の絵本です。

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978-4-904188-30-9_100 (さらに…)

「結婚の意味は結婚しなければわからない」

 平日は仕事から帰って自宅で晩ご飯を食べ始めるのが10時、11時になることが多い。食べ終わったらすぐに片付ければいいものを、つい新聞読んだりテレビ見たりメールの返事書いたりシャワー浴びたりしちゃうと、深夜1時、2時になって「さあ、食器を洗わねば」なんていう羽目におちいる。そんなとき必ず頭の中で唱える言葉が“「家事は快楽だ」「食器洗いは楽しい」と宣言しちゃえ”という内田樹さん(合気道の師範として道場「凱風館」を主宰)の教え。
 これ、いったいなんの話かというと、そもそも結婚生活において家事を夫婦で公平に分担することは不可能、だったら「自分は家事が大好きだ、こんな楽しいことを人にやらせてなるものか」と思うことにしちゃうのがいい、という結婚生活の極意のひとつなのでした。
 ほかにも「7つの挨拶で家庭円満」「小遣い制は止めよう」「相手の話をちゃんと聞かなくてもだいじょうぶ」といった夫婦を円滑にするためのコツがいっぱい詰まった本が、今年7月に刊行してベストセラー街道を驀進している(当社比)内田樹さんの『困難な結婚9784865591392_200です。
 すでに結婚している人だけでなく、結婚相手を探している、今の相手と結婚しようかどうしようか迷っている、といった結婚前の人に向けてのアドバイス──「迷ったら海外旅行」「結婚式はやったほうがいい」「お金がないから結婚するんです」などなど──も満載されています。 (さらに…)

地元コンシャスな「本とアートの産直市」開催!

「秋の大文化祭」の異名をもつ高円寺フェスが第10回を迎えます。
 東京・高円寺の古着屋さんたちが中心となって、地元商店会を巻き込み、「お店に背中を向けないお祭り」を目指してこられました(確かに、そう言われると大きな「お祭り」って商店にお尻を向けて鑑賞することが多いですよね)。
 そのフェスで「本とアートの産直市」を、今年も開催します。
 これまで、新刊版元が中心となって開催してきましたが、今回は、地元の市民グループ「本が育てる街・高円寺」(略称「本街」)と、新刊書店「文禄堂高円寺店」とのコラボで開催することができます。
 地元コンシャスなお祭りだけに、心強い味方ができたと言えます。
 そこで、今回は、メインプログラムの「本とアートの産直市」だけではなく、本街などとのコラボ企画をご紹介します。

●「本の交換市」を開催
 本街とのコラボ企画としては、「本の交換市」と「チャリティー古本市」を開催します。
 「本の交換市」は本街が日頃から行っている活動のひとつで、「まちなか本棚」の拡大版です。
 「まちのほんだな」では、自転車屋さんや魚屋さんなど、日頃は本と縁のないお店や古書店に本棚を設置し、「自分だけでなく、誰かに読んでもらいたい本」を交換しあうというもの。本が「循環」する様子を可視化しようという野望がこめられた企画です。
 そして、高円寺フェスの2日間は、約500冊の古本をならべ、そこに「誰かに読んでもらいたい本」を持ち寄ると、同じ冊数の本と無料で交換できる、というものです。
会場:明石スタジオ前(杉並区高円寺南4-10-6)
日時:10/29・30 12:00〜17:00

●本屋で使えるクーポンをプレゼント
 一方、文禄堂高円寺店とのコラボ企画は、「本とアートの産直市」で500円以上の買い物をすると抽選で最大3000円のクーポンが当たる、というものです。
 本の産直市は、メーカー(出版社)がユーザー(読者)と直接触れ合う機会を設けることを第一義としています。けっして「中抜き」して、「おれたちで儲けを山分けしようぜ」というものではありません(笑)。
 しかし、そのことを具現化するのは、なかなか難しく、これまで試行錯誤してきましたが、今回は購入者にクーポンを提供し地元書店で使ってもらうことで、本を介して人が街を「回遊」するきっかにしようというもの(下世話な話ですが、使用された額を本とアートの産直市から書店に現金で補填します)。
 高円寺を本の街にしたい、という本街メンバーの思いを実現する第一歩になればと思っています。

 最後に、メインプログラム「本とアートの産直市」についてPRを。
 今年は、32の出版社が集い、「産直」の原点にかえって盛り上げます。
 産直市のいいところは、作り手が買い手と対面し、言葉を交わし、より深く本を知ってもらうこと。なので、今回は、いつもより多くの作り手が会場内にわさわさと滞在しています。
 また、前夜祭「歴史は削除できない」トークイベント「小さな出版社のつくり方」など各種イベントもあります。
 ぜひ、お立ち寄りください。

「本とアートの産直市@高円寺フェス2016」
会場:明石スタジオ(杉並区高円寺南4-10-6)
日時:10/29・30 12:00〜18:00
入場無料

「14年目にして味わう醍醐味」

 ここ数日、岩手県の沿岸南部の大船渡も朝晩めっきり涼しくなってきました。震災後プレハブの小さな社屋を建てて社員4人とともに仕事をしているのだけれど、朝には少しの間エアコンを暖房にしないと小寒くて仕事ができないほど涼しくなってきた。そのくせ昼過ぎになると熱くて冷房を入れたりする。プレハブは安くていいのだけれど、気温の変化に対応できず室内で働いていても寒暖の変化を直に感じて結構ストレスになってしまう。
 暦を見ると今年も早10月半ば。「11月1日」も間近だと気がついた。「11月1日」はイー・ピックス社の創業記念日ということにしている。「…ということにしている」という言い方は少しいい加減なのだけれど、イー・ピックス社が出版業務を手がけて初めて出版した『ケセン語訳新約聖書:マタイによる福音書』の奥付に記された初版の出版日が2002年11月1日になっており、以来この日をイー・ピックス社の創業記念日にしようと社員に宣言したのだった。 (さらに…)

本がテレビで紹介されると売れるのか???

消費税値上げがあったら次は廃業だなと思っていたところ
セコセコとまだ活動をしております。
鳥関連のコミック、書籍を作成しています。
↑徐々に鳥関連グッズ、カレンダーなどに移動中(既に書籍ではない)

ニコニコ動画の人気作家さんの本を作ったのが今から2年前。
ぽつぽつ売れて、初版がまだ残る状態。
いつ2巻は出るのか出ないのかという話題が消えず
という本はいくつもあるのですが
この本に関しては発売からずっと売り上げが止まらず、しっかり売れ続けておりました (さらに…)

子どもたちと、かつて子どもだった大人たちへ贈る本をつくる

 はじめまして。
 九州大学で「子どもプロジェクト」を主宰し、「旅する絵本カーニバル」や「子どもとともにデザイン展」、「宮沢賢治展」を実施してきた目黒実を中心として、2015年の夏に立ち上げた福岡の小さな出版社、アリエスブックスと申します。
 2009年より合同会社という形で企画・デザイン会社として「子ども」と「本」をテーマとし、展覧会やワークショップなどの活動をしてまいりましたが、「やはり自分たちで本自体をつくりたい!」という気持ちが高まり、出版社立ち上げに至りました。
 弊社の最初の絵本は『鳥たちは空を飛ぶ
978-4-908447-00-6
目黒実によるポリフォニックな物語と荒井良二氏の美しい絵の、64ページに及ぶ絵本となりました。 (さらに…)

「地方出版の可能性―北海道デジタル出版推進協会」

 先日、札幌の中心部にあった2つの書店が、ほぼ同時期に閉店しました。どの地域も同じような状況にあると思いますが、書店が減るということは販売機会も減るわけで、売上の減少傾向に拍車がかかるのではないかと案じています。
 また、この春には取次の日販が、北海道支店の店売在庫廃止を決めました。道内出版物の在庫はかろうじて残りましたが、他の地域でも大手取次が店売在庫を廃止する事例が出ているようです。取次としては東京に商品を集約することで在庫を減らし、効率化を図りたいのでしょう。
 地方で出版を続ける身にとって、状況はますます厳しくなるばかりです。そんな中で可能性を感じているのが、一般社団法人北海道デジタル出版推進協会(略称HOPPA)の存在です。 (さらに…)