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「キャリア」を見つめる本

年齢がわかってしまうが、私の就職活動の年は男女雇用機会均等法施行元年にあたっていた。当時、専門職一本に絞っていた私はそうしたことを意識することなく就職したが、そういえば一般企業入社を目指していた友人たちは一般職と総合職どちらを希望するかで悩んでいた。また、短大で学んだ同期も多く、一足先に入社していた彼女たちは、後に希望をとられたということも聞いた。そして、大手企業に総合職として入社した先輩(女性)はバリバリ働いて残業も元気よくこなし、気付いたら手取り収入が増えて驚いたなんて話していた。と思えば、某大手有名企業で働いていた同級生は、女性は縁故でないと採らないと話していた。そして、縁故入社した身元が確かな(?)女性たちはほぼ社内結婚していくのだそうな(←当時でも驚いた話である)。 (さらに…)

ヴィンテージ・シティー(Vintage City)で歴史書出版社をやること

古本屋・古着屋・リサイクルショップ・中古レコード屋・・・、こういった「古いもの」を扱うお店がたくさんある街、いうなればヴィンテージなものに囲まれた街に、歴史書出版社・有志舎はあります。東京都杉並区の高円寺というところです。そもそも、古い寺町だったところで、町名の由来である「高円寺」というお寺は今もあります。でも、現代の若者には「古着屋さんがいっぱいある街」「音楽と演劇の街」というイメージが一番ぴったりくるのかもしれません。 (さらに…)

2018年の今日までそして明日から

朝9時に出社しないとゴミ出しができない、プリンターの調子が悪くなったら自分で修理しないといけない、トイレに入っているときに大切な電話がかかってきたらどうしよう、と日々の事象に頭を悩ませながら、月々のキャッシュフローを維持するための仕事をつくりつつ、数年後のビジョンも描かねば会社が消滅してしまう、という危機管理を毎日繰り返しながら、昨年も年が越せたことにありがたく感謝して、ようやく迎えた新年、あけましておめでとうございます。 (さらに…)

新刊 「 Fashion and Make-up of Edo Beauties Seen in Ukiyo-e Prints」

ポーラ文化研究所は、1976年の創立より41年にわたり、古今東西の化粧史、化粧道具、化粧意識など化粧に関わる幅広い研究活動を行い、その成果を出版物やホームページ、展示などで情報発信しています。
2017年1月に「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」を発行しましたが、その英語翻訳版「 Fashion and Make-up of Edo Beauties Seen in Ukiyo-e Prints」が2018年2月に刊行されます。 (さらに…)

SNSは本と読者をつなぐか

 先日、Twitterで #若い編集者が知らない事をつぶやこう というハッシュタグがちょっとだけトレンドにあがりました。なかなか楽しかったのですが(多かった呟きが「愛のあるユニークで豊かな書体」と「ストリップ修正」)、「ああ、こういうタグ自体がTwitterの老化だなあ……」と思ったりもしました。
 そして今年の流行語大賞が「インスタ映え」。「どれインスタでもやってみるか」とまた大量に年配の方がInstagramに参入し、若い人が次々更新を止めているのをみると、なんだかモヤッとします。

 ※以下、SNS用語は解説抜きで記載するので、わからない場合はググってください! (さらに…)

売人の愉しみ ——神保町ブックフェスティバル初参加の記

共和国のシモヒラオ氏は頭を抱えていた。ここでいう共和国とは一般名詞ではなく、2014年4月にこの元編集者がなけなしの100万円を投じて起業した極零細出版社のことだ。法人化してあるので正しくは株式会社共和国であるその出版社は、ほかに社員めいた存在もないようなので、かれが代表取締役兼奴隷ということになる。この4年足らずのあいだにもそもそと少部数の新刊を30点足らず刊行し、売れ行きこそタイトルによって波があるものの、なんとか法人を維持できているらしい。 (さらに…)

「意義のないブックイベントを、ひたすら続けること」

2011年に「編集室屋上」という出版レーベル(会社ではないので自分ではこう呼んでいます)を始めたのと同時期に、「東京野球ブックフェア」というイベントを始めました。イベント運営は編集室屋上名義ではないので「版元日誌」の名にそぐわないかもしれませんが、このイベントについて書かせていただきます。 (さらに…)

まちライブラリーから見えてきた「本と人とまち」  

■「まちライブラリー」とは何?
「まちライブラリー」という活動をご存知でしょうか? 「まち」+「ライブラリー」、わかったような、わからない名前だなと感じられる方も「ライブラリー」は本屋と違うので縁がないなと思う方も少しお時間をください。2011年、私が「本をとおして人とつながろう」ということをテーマに小さなまちの図書館づくりを提唱して早くも6年の歳月が経ちました。今では全国で500カ所以上に広がった活動です。 (さらに…)

福岡を本の街に―—ブックオカ12年目の秋に

「 藤村さん、“一箱古本市”って知ってる? そう、東京の谷根千界隈で始まった古本の路上フリーマーケット。ああいうお祭り的なイベントをね、福岡でもやれたらいいなって思うんですよ」
 今から11年前、2006年の春先のことである。福岡・赤坂の個人書店「ブックスキューブリック」の店主・大井実氏が、やおら熱く語り始めた。場所はキューブリック近くの小さな立ち飲み屋。メンツは大井氏と私、それにネットで古書店を営む女性の3人だった。酔っ払うにはまだ早い時間だったように思う。 (さらに…)