息子が、父の本を・・・

2010-10-27 水曜日

東京シューレ出版 須永祐慈 :http://mediashure.com

 こんにちは。東京シューレ出版の須永祐慈です。
 新宿区の曙橋にある小さな版元で、部屋の両隣は「チャイルドライン支援センター」と「原子力資料情報室」、そして下の階には「ビックイシュー東京事務所」が入居する、ちょっと不思議な建物の中にいます。

 この「版元ドットコム」でつながる版元のみなさんのなかには、私どもの会社のように、5人以下でやっている会社も結構おられるかと思いますが(先輩方、尊敬します!)、「出版社にいます」というと、いまだに多くの人は、大手の出版社のイメージが浮かぶようで、私たちのような数人でやっているところを想像するのはなかなか難しいようですね。

 さて、そんな小さいながらも先日までの暑さに負けずに活動している私の会社では、この夏4冊の新刊を出しました。小さくやっているだけに「4冊」というのは実はかなり大変で、相当なエネルギーをつかって出しています。 続きを読む »


▲ページの上端へ

本の話

2010-10-20 水曜日

新曜社 中山修一 :http://www.shin-yo-sha.co.jp/

 2009年の東京国際ブックフェアに、お試し会員として版元ドットコムさんのブースに出展いたしまして、それを機に会員となりました。本をいかに読者に届けるか、版元ドットコム会員社のみなさまのアイデアに日々、刺激を受けつつまたはげみとしてやっていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて東京国際ブックフェアには今年も参加しました。今年のドットコム企画の「書店さんへ行こう」キャンペーンでもらった図書カードは、子どもにあげたのですが、この子、もらった図書カードはため込むばかりでいっこうに使わない。すでに5000円ぐらいたまっている。もったいない、代わりにいくらでも使ってあげるのに。親の教育が悪いのでしょうか。 続きを読む »


▲ページの上端へ

「悪評本」は売れるか?

2010-10-13 水曜日

第三書館 木瀬貴吉 :http://www.hanmoto.com/bd/d3skan/

 「戦前なら恐らく『売国奴』扱いを受けかねない内容です」
 「日本には言論の自由がありますから、書くなとは言いませんが、こんな本は買う価値がありません」
 こんなふうに読者から「レビュー」された本は、はたして売れるのだろうか?
 結論から言えば、売れているのである。
 978_4_8074_9612_9.jpg書名は、『「尖閣」列島 釣魚諸島の史的解明』(第三書館/2000円+税 )。
 40年前のミリオンセラー『日本の歴史』(岩波新書)などで知られる歴史家・井上清が、日中だけでなく、ヨーロッパまで文献を求めて著した労作だが、刊行から15年を経て、いま売り上げを急激に伸ばしているのだ。
 その理由は明白で、「中国船長逮捕事件」以降に売れだし、先日はアマゾンから50冊の注文が入り、その後も毎日20冊前後を出荷している(小社では異例の数字)。
 しかしアマゾンの「カスタマーレビュー」は、冒頭のような「悪評」がズラリ。他にも、「中身がない本です」「こういう書籍を沢山著していたのが昔の自称進歩派言論人なんだよな」などと続いている。 続きを読む »


▲ページの上端へ

版元ドットコム西日本での活動

2010-10-6 水曜日

高菅出版 高菅純子 :http://www.takasuga.co.jp/

毎年夏になると湘南の海を見に行く。どうやってそこまで行くか。青春18きっぷを使い、普通、快速などの電車に乗って、8時間で着く。これがさらに湘南から東京までとなると、2時間ほど足して、朝6時ごろに弁当を持って出て、午後4時ごろに到着する。そんなことも慣れてしまうと、意外に近いもんだと思う。
それが私にとっての京都と東京の距離なのだ。東海道を歩いて行き来していた江戸時代なら15日だそうで、それに比べれば200年分のときを経て、こんなに近くなった。
とはいうものの、今やパソコンでインターネットを開けば、世界の情報が瞬時にわかるこのご時勢。私の体感距離などほとんど役には立たず。時と距離をワープしたような京都と東京の間が、当り前のように近いと思うと、やっぱり違う気がする。版元ドットコムに入会して、「あー、その話しが聞きたい」と思っても、「なんだ東京か」と思っている自分がいる。だからといって、その知識が独占されているということではないし、知ろうと思えば、この版元ドットコムという団体、懇切丁寧に、とことん教えてくれるし、考えてくれる。それで十分かもしれないのに、人間の活動というものは偉いもので、ここにいる人達が集まって、「じゃぁ、西日本でまとまってみましょうか」なんて話しになったりする。「東京か」と思っていた自分の距離が少し近くなったような気がする。 続きを読む »


▲ページの上端へ