2007年版元ドットコム総会風景
2007-5-29 火曜日
5月28日に行われた「2007年版元ドットコム総会」の様子をお伝えする写真です。 続きを読む »
新聞や雑誌などでも記事が出ていたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、先々月の3月30日に私の働いていた英知出版が倒産しました。倒産からかれこれ一ヶ月半経つけれども、未だに、色々な方にご迷惑やご心配をおかけしていることに心が痛みます。
倒産の事実を知ってからは、「何故こんなことになってしまったのだろうか?」というようなことをずっと考えていました。負債額は数十億円に上るようで、倒産の理由としては親会社の経営破綻に因るものが大きいとの説明を受けました。たしかに、英知出版の資金調達を全面的に担っていた親会社の破綻の影響は間違いなく大きかったのでしょう。しかしながら、会社の業績自体が明るかったわけではないこともやはり無視できません。去年一年間は、何点かは好調な商品もあったものの、書籍・MOOKともに平均返品率は5割台と高く、秋頃に創刊した新雑誌も低調でした。 続きを読む »
版元ドットコムに参加して1年になりました。自己紹介を兼ねて「どういう出版社なのか、どういう本を出しているか」を語りたいところですが、これがなんとも「好き勝手にしている」としか言いようがありません。
なぜかと申しますと、うちは突然ひょんなことから出版業を始めてしまった異業種からの参入組で、5年目の今でも「どういう出版をしていくか」を模索しているような状態だからです。
知識も経験もコネもないのに出版社になると、それはもうわからないことだらけです。おまけに出版不況なんてことも当時は知らず、出した本が返ってきてようやく「ゲッ! こりゃ簡単じゃないかも…」と思ったくらいでした。
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私は業界紙『新文化』の携帯MLサービスを利用していて、たとえばこれを書いている今日4月25日の日中には、「渋谷Book1st撤退へ」なんてヘッドラインニュースが飛んできた。
ちょうど新宿ルミネ店を営業してきた夕方のMLで、なんだか笑えない冗談のような話だ。
会社のPCでは『文化通信』の速報をとっている。「週間総合ランキング1位・魔法先生ネギま! 18巻」なんてニュースを見て、店内ランキングの総合一位が『ケロロ軍曹』の侵攻を受けて嘆いていたのは、新宿の大手書店の文芸担当さんだったかしら……などと、小賢しく業界を憂う乾いた笑いを浮かべている。
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先日のこと。ある旅行会社で、出張用の新幹線チケットを買い求め、領収書の発行をお願いしました。受付の方に「この名前でお願いします」と名刺を渡すと、「少しお待ちください」と奥のほうへ。どうやらパソコンで領収書を出すらしいのです。それから待つこと5分。ずいぶんかかるなあと思い、奥のほうをうかがうと、なにやら小声で相談しているようす。
「……で出るんじゃないの」
「いえ、この漢字じゃないです」
「これほんとはなんて読むの?……」
みなさん、はじめまして。松籟社と書いて「しょうらいしゃ」と読む会社です。
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皆さんは『天下無賊』という映画をご存知ですか? 2005年正月に公開されるやいなや、初日から3日間の興行収入で同時期に公開された『カンフーハッスル』を上回り、二週間で八千万人民元(およそ10億円)を稼ぎ出した中国の大ヒット映画、それが『天下無賊』です。
監督・脚本は「正月映画」の第一人者として中国の大衆から大きな支持を集めている馮小剛(ファン・シャオガン)。主演は『インファナル・アフェア』(つい最近、レオナルド・ディカプリオとマット・デイモン主演で『ディパーテッド』としてリメイクされたことでも有名)や『LOVERS』(金城武や日本でもお馴染みのチャン・ツィイーとの共演)、『墨攻』(日本の小説及び漫画が原作の中国映画)などの話題作で知られる劉徳華(アンディ・ラウ)。ヒロインは台湾で演技派女優・歌手として知られる劉若英(レネ・リウ)。脇を固めるのは馮小剛監督映画の常連、葛優(グォ・ヨウ)と、若手の注目株、李冰冰(リー・ビンビン)。かなり豪華な顔触れです。 続きを読む »
みなさま、4/7(土)午後3時5分からのNHKドキュメンタリー再放送「ありがとうの手紙」〜ひらがな詩人と苦労人力士〜、ご覧になりましたか。径書房では4月末に、このテレビに出演した、くりすあきら さんの新刊『ありがとうのてがみ』を予定しています。
この本は、知的障害・肢体不自由などの障害を持つひらがな詩人・くりすあきらさんが、多岐にわたる人々に出した手紙をまとめた本。この手紙が本当にすごい。とっても面白くて、そしてジーンと感動してしまう。聖俗を併せ持つひらがなの文章に、思わず引き込まれます。さらにすごいのが文通相手。身近な人々をはじめ、石坂浩二さん、志村けんさん、元力士の琴冠佑なども掲載予定で、有名人の意外な素顔を垣間見たり。返事を書かずにいられない、あきら君の魅力ある手紙を、はやく皆さんにご覧頂きたいと思っています。 続きを読む »
出版業界は本が売れなくなっても、本に関する情報を売ることができる。それこそが出版業が情報産業であるあかしである。
私は十数年来それを主張してきて、いよいよその確信を強めつつある。
出版業はありとあらゆるものを対象にしテーマにして、本をつくり雑誌を出している。だからどういう本がどのように作られ、どういう雑誌がどこでどのように売られ、どれだけの数のどのような人に読まれたか、あるいは読まれなかったかという情報に大きな価値がある。
出版業界だけではなく、ファッション業界もクルマ業界も食品業界もそれこそありとあらゆる業界にとって“役に立つ”情報がそこにある。政府や自治体などにしても、狭義の世論動向調査に留まらず、政策決定過程を左右する重要な情報もそこにある。 続きを読む »
いま、私の手元には17年前の『デラべっぴん』があります。これは、フジテレビ系列のドラマ『東京タワー』の小道具として貸し出していた資料が返却で戻ってきたものです。
『デラべっぴん』についてご存じない方も多いと思うので説明させていただくと、『デラべっぴん』は英知出版で刊行していた男性向けの女性ヌードグラビア誌、いわゆる「エロ本」です。2004年の12月に刊行された号を最後に現在は休刊しています。
『デラべっぴん』が休刊になった2004年はちょうど私が会社に入社した年でもあり、入社以前に購読をしてはいなかったものの、“『デラべっぴん』といえばエロ本の代名詞”と言われていたこともある雑誌で、休刊の話を聞いたときにはとても驚いたのを今でも覚えています。 続きを読む »
<2007年3月X日>
◎X市立図書館からお話会にあわせて本を売りたいので、150冊あずからせてください、と依頼される。あわてて裏の倉庫まで取りに行く。『お話会のプログラム』『三分間で語れるお話』『明かりが消えたそのあとで』『語ってあげてよ!子どもたちに』の4種類を詰め合わせて荷造り。このところ、委託本はほぼ100%完売。今度はどうだろう? いくらなんでも150冊完売は無理だろうな。 続きを読む »