ちゃんと届けたい人に届いていますか?

2004-6-23 水曜日

清水有人 :http://

今月から、出版社のwebを作る会社でお手伝いをすることになりました。まだ仕事を始めたばっかりで、自分の名刺に書かれている「ディレクター」という肩書きが何をするものなのかも良くわかってはいないんですが、今回は自分の勉強も含めてそのあたりのことを書いてみたいと思っています。

前の職場を辞めた後、親元でプラプラとプータロー生活を送ってた際に、暇に任せて自分のサイトにウェブログを導入してみました。勉強もかねていろいろ試しながらサイトを作るのは結構楽しかったのですが、後になってサイトのアクセスログを見て、ちょっと困ったことが起きてることに気付きました。

それは「自分の垂れ流しているロクでもない記述に大量の他人を呼び込んでしまっている。」ということです。

ウェブログは掲示板的に記事の書き込みを行うだけで、カテゴリ分けから時系列的な管理までサイトの管理に必要な雑務を勝手にやってくれる便利なツールで、いろんな人がWeb日記などに利用しているのですが、それと同時にそのツール自体はSEO<Search Engine Optimization=検索エンジン最適化>効果が非常に高いという特性を持っています。

で、どういうことが起きてしまうかというと、たとえば私が「今日、どこそこの書店で○×という本を買いました。」とウェブログに書くと、○×という本の情報を欲しい人が、その書名で検索をしたときに、かなり高い確率でそのページが検索結果の上位にリストアップされてしまうのです。

当然、私の日記の中のたった一言の言及なんかが必要な情報であるはずはなく、失意のまま去っていく人が沢山いたことが、アクセスログを見るとわかります。
「検索したときにブログのくだらない日記が引っかかって五月蝿い」という意見は、皆さんもご自身の経験で体感されているか、一度は耳にされたことがあるかと思います。

なんでそんな当たり前のことをいまさらグダグダと書いているかというと、いくら邪魔だと叫んでも、ブログ的なツールを使う人は今後もどんどん増えていくはずで、オフィシャルな情報を持っている人は、その上を行く手法で強力に情報発信をしていかないと、その貴重な情報がオフィシャルなのにも関わらず、増え続けるゴミ情報の中に埋もれていってしまう時が間近に来ている(もしかするともう手遅れかも)と感じるからです。

書籍の詳細な情報を読者や書店員に配信しようとサイトをつくってみても、それを必要としている人に見てもらえなければ、そのページを作った労力は無駄になってしまいます。

あなたが作った大切な本、その情報は、ちゃんと届けたい人に届いていますか。


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