「質問です」…書店からのメールに、版元はこう答えた

2002-9-25 水曜日

版元ドットコム事務局 :http://www.hanmoto.com/

今回は、事務局からの日誌です。

9月3日、北海道にある、いわた書店・岩田 徹さんから、版元ドットコム会員版元あてに「質問です」というタイトルのメールが到着した。
実は書店さんからの直接のメールが来ることは、結構希なこと。
いつもは迅速な処理を心がけている事務局ですが、今回のメールは質問内容も大きく、簡単には答えられなかったので、たまたま翌日に控えていた「版元ドットコム幹事会(注)」を経てから返事をすることに。9月5日、事務局から代表で返答。その後、会員版元がぞくぞくといわた書店さんへメールを送ることとなった。

いわた書店さんの「質問」は主に「商品の返品・交換について」で、
勢い、このやり取りの一連のテーマは「各版元の返品ポリシー」になった。
で、今回はこれらのメール、全部で8通を公開いたします。
メールのタイトルと発信者(【 】内)は以下の通り。

01●質問です【いわた書店】 / 02●Re: 質問です【版元ドットコム事務局】 / 03●版元ドットコムへのお問い合わせの件【凱風社】 / 04●語研(版元ドットコム参加版元)の返品ポリシーです。【語研】 / 05●いわた書店@北海道です【いわた書店】 / 06●Re: いわた書店@北海道です【版元ドットコム事務局】 / 07●版元ドットコムの会員版元です。【青弓社】 / 08●RE: 版元ドットコムの会員版元です。【いわた書店】

「返品」に対する版元の考えや実状を知ることが出来たり、書店さんの思いが「直接に」分かったりと、充実したやり取り。対話の必要性もさることながら、実務的なノウハウを書店と共有していくことの重要性を強く感じました。
岩田さんからは、最後には「書店と版元が参加するMLを作りませんか?」との提案をいただく。実現させてみたいが、どんな形がいいんだろう?

【関連サイト】
・いわた書店
http://member.nifty.ne.jp/IWATA/
・いわた書店参加のメーリングリスト「raku2」
http://www.egroups.co.jp/messages/raku2
※もう9/18の段階で、今回のメールはメーリングリストに投稿されています。
(2200件目)
【注】
・「版元ドットコム幹事会」は、「幹事会」といっても名ばかりで、誰でも(本当に!)参加自由な会合です。興味のある方はいつでもどうぞこちらまでご連絡ください
・今回の返品に関する各版元の発言は、主に日販についてのものであり、その他の取次に適用されるものではないので、注意しながらお読みください。

では、どうぞっ!

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01●いわた書店→版元ドットコム(2002/09/03)
Subject: 質問です
From:いわた書店 岩田 徹

版元ドットコム会員版元さま

いわた書店@北海道砂川市です。
いつもお世話になっております。

皆様の出版物は私たち地方の書店にとってはなかなか見ることも出来ないものが多くて刺激的です。
個性的で長く売り続けて行きたい素敵な本が多くて、本屋としてはうれしく思っています。
ただ、心配なのは条件がキビシそうだなーという先入観に縛られて仕入れにはどうも消極的になってしまいます。

そこで、
●陳列していて、傷んでしまったりした商品の返品や交換はしていただけますか?
●そういう条件が可能であれば、注文したい本や、一覧表を取り寄せてみたい版元があるのです。そういう地方の零細書店にも優しい版元さんを教えてください。

どうぞ宜しくご連絡をお願いします。   
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〒073-0161
北海道砂川市西1条北2丁目1−23 いわた書店 岩田 徹
HP http://member.nifty.ne.jp/IWATA/
E-mail PXY07224@nifty.ne.jp
Tel:0125-52-2221/Fax:0125-52-4005
日販 E18−32 21−2380 北海道244
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02●版元ドットコム事務局→いわた書店(2002/09/05)
Subject: Re: 質問です
From:版元ドットコム事務局・岡田圭介

いわた書店 
岩田 徹さま

はじめまして。
お世話になっております。
版元ドットコム事務局の岡田と申します。
お問い合わせのメール、ありがとうございました。

「会員版元さま」宛メールになっておりましたが、
まず、版元ドットコム窓口の事務局からお答えいたします。

以下のご質問、お答えいたします。
>●陳列していて、傷んでしまったりした商品の返品や交換はしていただけますか?
>●そういう条件が可能であれば、注文したい本や、一覧表を取り寄せてみたい版元が
>あるのです。そういう地方の零細書店にも優しい版元さんを教えてください。

まず1番目のご質問です。
「版元ドットコム」という団体は、販売を主にした団体ではなく
(サイト上で販売はしていますが)
むしろ、本にまつわる様々なデータをいかに上手く管理し公開していくか、
ということを考え、実践していくために集まっているので、
個々の版元が、返品に対してどのような態度をとり、処理しているかなどは、
集約したことがありません。

ので、2番目のご質問にもかぶってきますが、注文したい本がある版元へ、
返品に対する考え方を聞いたり、
一覧表をお取り寄せいただくのがいいかと思います。

こちらが会員版元一覧です。
各社のURL/メールアドレスもありますのでご確認下さい。
http://www.hanmoto.com/kaiin_ichiran.html
以上です。

以下、個人的な意見も含めながら続けます。
ただ、そんなふうにご心配に思われることは想像できます。
返品に対する出版社の対応はまちまちだと思いますので。

ある社はフリーで返品okでも、あるところは全くダメだったり。
たぶん書店さんには、どこがどういう条件になっていて、
何がokで、何がNGで、正確なことが分からず、
「仕入れにはどうも消極的になって」しまうんだと思います。
ですので、返品に対する考え方を、
出版社が表明していく必要もあるんじゃないか、
という意見もあります。

一方、出版社が返品に対する考え方を表明しても、
中に入っている取次が、出版社の思惑とは全く違う対応を
書店に対して行うこともあり得るので、
出版社だけが表明しても、有効ではないという意見もあります。

例えば、僕でしたら「陳列していて、傷んでしまったりした商品」については、
書店さんの管理が行き届いていなかったんだろうと思います。
そのことで返品されるのはつらい。だから交換もつらいです。
商品として存在し得なくなってしまったものは、
返されても困るよ、と。

カバーが汚くなった・帯が破れた、程度でしたら、電話一本いただければ、
替わりを送るので、
(でもポット出版はそんなことは一言も書店さんに表明したことはありません)
引き続き販売してほしいです。
なんて思います。

が、ほかの版元さんは、どう思うか分かりません。
いろいろな対応があり得るんだと思います。

僕は(ポット出版)とりあえずやれるとこからやろう、
と思うので、「返品の考え方」を書店さんへ向けて、
意見表明してもいいかな、と思い始めています。いまのところ。
いろんな反応があると思うので(無いかもしれないですが)、
そこでドンドンいろんな考え方と闘ったり、取り入れたりしながら、
よい方向へ向かっていければいいんじゃないかと、
そう思っているところです。

以上です。
長々と失礼しました。
版元へのお問い合わせ、お待ちしてます!

今後とも版元ドットコムをどうぞよろしくお願いいたします。
——————————————
岡田圭介 mailto:ok@pot.co.jp
(株)スタジオ・ポット/ポット出版
版元ドットコム事務局
〒150-0001 渋谷区神宮前2-33-18 #303
Phone 03-3478-1774 Facsimile 03-3402-5558
http://www.pot.co.jp/
http://www.hanmoto.com

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03●凱風社→いわた書店(2002/09/06)
Subject:版元ドットコムへのお問い合わせの件
From:凱風社 新田 準

岩田さま

 当社の書籍にご興味があるかどうかは分かりませんが、下記のとおりご返事いたします。
(1) 日販の場合、当社は「逆送版元」です(むろん委託・長期・延勘の期限内での返品は自由です)。
(2) 常備店やフェア参加店からの返品は、常備品の早期注文返品でないかぎり無条件で入帳しています。
(3) こちらから販売をお願いした場合や、書店さんから展示したいむねのお申し込みがあ
った場合は「返品条件付き」で出荷することもできます。カバーなどの交換はおっしゃっ
ていただければ、ただちに作業番線に乗せてお送りします
(4) おっしゃっていただければ、返品了解者名をあらかじめお知らせしておくこともでき
ます(自動的にこの了解者名で返品していただくことになります→ご面倒をおかけします
が、了解者名がないと日販で逆送されてしまうようなので……)。
(5) 新刊の「事前注文」はご注文数で委託指定配本しています(日販がどう扱っているかは分
かりません)。ファクス番号をお知らせいただければ新刊のつどご案内します。
 さらに、ご質問などがあれば下記へお問い合わせください。

凱風社 新田 準
———————
 凱風社営業部

———————
 tel 03-3815-7633
 fax 03-3815-9510
———————
http://www.gaifu.co.jp

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04●語研→いわた書店(2002/09/06)
Subject:語研(版元ドットコム参加版元)の返品ポリシーです。
From:語研 営業部  高島 利行

いわた書店 岩田徹様

語研の高島と申します。

弊社の出版物を「刺激的」だと感じ、「扱いたい」と思ってらっしゃるのかどうかはさだかではありませんが、そうである、という前提で話を進めさせていただきます(長文大変申し訳ございません)。

■語研の出版物は返品は可能か? → 可能です。
 →ある程度のボリュームで商品を陳列する場合、今まで取り扱っていなかった新しいジャンル・形態などの書籍・雑誌を扱う場合、そして新刊。当初の意図とは違う結果に終わる場合は決して少なくないと思います。ですので、弊社では返品をお受けいたします。
 ◆そうは言っても返品は減らしたい(特に注文品)のが本音なので、なるべく抑え目でご注文を頂けるのが理想です。ご祝儀的な発注や、金融返品を前提とした発注は、お断りさせていただく場合もあります(個人的には数回、あります。出張に行った際「わざわざ来てくれたからいっぱい注文してやるよ」であったり、「年度末の高額セットは現金になるんで助かる」であったり、「転職祝いにいっぱい注文出してやろう」であったりですが。当然、お断りいたしました)。
 ◆弊社の新刊はいわた書店さんには配本がされておりません。日販さんの場合は新刊についても注文扱いとなりますが、ご希望であれば新刊を毎回一冊配本させていただきます。ジャンル(言語)等、のご希望があればその通りにいたします。新刊は既刊と違って実績が無いため、当たりハズレが読みきれない部分があります。売れなかった(もしくは自店では売れないと判断された)場合は返品して頂いて結構です。だからといってすぐに配本を止めることはいたしません。弊社の出版物が今後も必要ないようであれば、そう判断された段階でお知らせ下さい。その時点ではじめて配本を停止いたします。

 →また、店舗の品揃えとして陳列される出版物も時に返品の対象になるかと思います。その本自体は売れないかもしれないがその本があることによって棚が、お店が活性化する、お客さんがつく。そういう本の入れ替え・汚損などによって発生する返品も、お受けしております。
 ◆上記の場合については「常備寄託」を活用すべきかと思いますが、残念ながら書店・取次・版元の三者とも本来は優れたシステムである「常備寄託」を理解し、活用しているとは言えない状況かと思います(店頭で絶対売れないような売れ残りの在庫処分として常備というシステムがあるわけではないのですが、そういう理解に陥っているヒトがいるのは事実のようです)。そのため、弊社ではここ数年来日販さん経由での「常備寄託」は行なっておりません(他にも行なっていない&行なえない理由はありますが)。また、日販さんの「ていばん」(条件:長期委託)についても、「ていばん」自体の平均を下回る回転の商品については次年度は継続しない方針で常に出品構成の見直しを行なっております。

■弊社の特殊事情について
●1. 弊社の現在生きている出版物は、日販さんの場合全て「開発品」扱いとなっております。見た目は普通の書籍なんですが、残念ながら日販さんでの扱いは全く別物です。返品についても逆送されている場合もあるようです。返品は「開発品」扱いでお願いいたします。また、営業部高島了解でお出しください。それでも逆送されるようでしたらお知らせ下さい。こちらから日販さんに話をつけさせていただきます。
●2. 弊社では日販さん経由では「新刊委託」を行なっておりません。新刊も注文扱いとなります。また、書店さんから了解を頂いたうえで全件を弊社から指定で配本しております。いわゆる「見計らい」は行なっておりませんので、配本をご希望の際は弊社までご連絡下さい。
●3. 弊社では日販さん経由では「常備寄託」を行なっておりません。その他の取次さん経由で「常備寄託」を行なっている場合もございますが、原則的に「常備寄託」は縮小しております。理由は前述の「開発品」という問題と、他社も含めた常備・長期セットの内容(売れない本を常備や長期で出荷するのはやめましょうよ)への批判、そして「常備&長期によってみかけの返品率が高くなってしまう(というかそういういいかげんな計算をする取次さんがある)」事に我慢がならん、というものです。
_/  ↑返品率について補足します。弊社では下記の計算式で返品率を出
_/ しております。
_/ [返品率]=[総返品(注文+委託(常備は含まない))]
_/     割る[総納品(注文+委託(常備は含まない))]
_/ が、取次さんによっては(日販さんではないですが)こういうところ
_/ があります、明らかにおかしいと思いますが。
_/ [返品率]=[総返品(注文+委託+常備)]
_/      割る[総納品(注文(委託と常備は含まない))]
_/ 具体例: 通常返品=20、新刊委託返品=10、常備返品=5
_/      通常納品=70、新刊委託納品=30、常備納品=5
_/  弊社算出の返品率=(20+10)/(70+30)=30%
_/  某社算出の返品率=(20+10+5)/(70)=約50%

長文で申し訳ございません。もう少し、お付き合いください。以下は全く私の個人的な意見です。

返品の責任は誰にあるのか、一概に決め付けるのは難しいと思います。が、無理な受注や実態を把握しない配本など、返品の直接的な原因の多くは出版社の営業(自分もそうです)にあるのではないかと思っております。弊社では書店さんのPOSデータを頂いているんですが、データが入り始めてきた当初は、自分が注文を取ってきたお店でさっぱり実売があがらず、結果として大量に返品が発生しているという事実に愕然としました。
そのお店で売れない(だろう)本は勧めない・配本しない、せっかく店頭に並べてもらったのならなるべく多く売れるよう広報・宣伝・販促物などはピンポイントで対応する、逆に、そういう対応ができない本を勧めるのは控える。
当たり前のことだとは思いますが、売上のことを考えると判断が歪んでしまうので、実はすごく難しいのが現実だと思います。一発逆転ではなく、地道に効率販売を目指して頑張ろうと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

追記■ポットの岡田さんが「本の汚損は書店の管理が云々」と書いてましたが、私は書店出身なんですが、その発言はちょっと残念でした。私は目の前で紙コップのドリンク(そんなもん店内に持ち込むな)を平台にぶちまけられた経験があります。棚に本を戻そうとして表紙を折られたり、平積の上に荷物を置かれたり、本は店頭で予想以上のストレスを受け、常に傷み続けています。その辺は版元の理解ももっと必要ですね。
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 語学専門出版社 語研
 営業部  高島 利行
 TEL:03-3291-3986
FAX:03-3291-6749
E-MAIL
 URL

※ 本人による注:語研の出版物は再販商品・非再販商品を含み、流通上、通常の「書籍」「雑誌」などとは区別されている場合があります。そのため、取次各社毎に条件・扱いなどが大きく異なるため、上記の文章で説明されている日販との取引条件・形態・方法論などが全ての取次に当てはまるものではないことをご理解下さい。(文責 高島)

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05●いわた書店→版元ドットコム(2002/09/06)
Subject: いわた書店@北海道です
From:いわた書店 岩田 徹
 
 いろんな版元さんから丁寧なご返事をいただきました。有り難うございました。

 書店新聞に一度書いた事ですが、これまでの書店が、銀行や取次の言うがままに、徒な規模拡大を追い求めて、新刊の過剰仕入れ、それに伴う大量返品、人的資源の酷使と人材育成の不備、店長の過重労働と経営者の負債増大という悪循環の中で結局は廃業者が増えるばかりであったことを根本的に反省すべき段階に来ているのではないでしょうか?

 文字が本となり、本が人を育て、人が文化を産むのであって、書店が出来るのはその地域の文化力がフルに発揮されるよう「促す」ことだけだという考えに立てば、仕事の優先順位が変わります。インターネットを活かしての素早い取り寄せ、選書アドバイスと個性的な棚作り。欲しい人に欲しい本が確実に届けられる仕組みづくりが確立できれば、売上に見合った「適正規模」経営が出来る事になります。

 その結果、版元やマスコミによってでっち上げられた、いわゆるベストセラーも無闇に仕入れなくて済むし、そのための借金を抱えることもないし、何よりも書店員自身が、朝はお気に入りの本を読んでから開梱・陳列作業に取りかかり、夕方の営業もそれほど遅くならない内に終えて夜は映画に出かけたり音楽を楽しんだりするゆとりを持つことも出来ると考えたのです。

 こうして版元の皆様とメールのやり取りが出来るということも、少し前までは考えられなかったことなのです。インターネットは田舎の小書店にとっては夢のような武器なのです。

 僕は何度か入院を強いられるという“神の恵みのような貴重な時間”を得たお陰で、「小さな店こそ素晴らしい」という結論に達しました。規模の拡大によっては自分が書店人という人生を生きて行く幸せを感じる事ができないだろうと考えたのです。

 頂上に出版社があり、次に取次があり、一番川下に書店が位置するというのではおかしいだろうと思ったのです。利益が生まれる現場は店頭です。お客様に本が渡り代金を戴いた瞬間に利益が生まれるのです。それなのに「注文した本が届かない」とか「どの本屋に行っても、同じような商品しか並んでいないし面白そうな本が無い」というお客様の望みはいつまで経ってもかなえられる事はありません。ぼくら書店は読者の先頭に立って働く喜びを感じていたいのです。

 長文になりました。ま、そんな事から書店業では大儲けはできっこないのだから、喰えりゃイイんだと腹をくくって、自分のやりたい本屋をやろうと考えています。早稲田商店会の安井さんたちと資本金1250万円で株式会社商店街ネットワークを作ったのもそんな流れの延長線上にあります。

 いわた書店では「粗食」のシリーズの横に天草の吉永美代子さんが作った柚子こしょうの壜が並んでいたり、店内の所々に友人が焼いた器を展示(ディスプレイ)しながら、ちゃっかりと値札がついて売っていたりするようなことをしています。

 日本中の本屋が腹をくくって、面白い本屋を目指せば、それぞれの地域はもっと面白くなると思っています。今回はたくさんの版元の方々からメールをいただきました。皆様の考えがよく判って、興味深く読みました。書店同士のMLに流したいくらいだと思いました。どうでしょう、書店と版元が参加するMLを作りませんか?

 皆様からの丁寧なメールに刺激されてついつい長文になってしまいました。今回はありがとうございました。
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〒073-0161
北海道砂川市西1条北2丁目  いわた書店 岩田 徹
HP http://member.nifty.ne.jp/IWATA/
E-mail PXY07224@nifty.ne.jp
Tel:0125-52-2221/Fax:0125-52-4005
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06●版元ドットコム→いわた書店(2002/09/06)
Subject: Re: いわた書店@北海道です
From:版元ドットコム事務局・岡田圭介

岩田 徹さま

お世話になっております。
事務局の岡田です。
早速のご返事ありがとうございました。

> 日本中の本屋が腹をくくって、面白い本屋を目指せば、それぞれの地域はもっと面
>白くなると思っています。今回はたくさんの版元の方々からメールをいただきまし
>た。皆様の考えがよく判って、興味深く読みました。書店同士のMLに流したいくら
>いだと思いました。どうでしょう、書店と版元が参加するMLを作りませんか?
僕もほかの版元さんの、岩田さんへのメールを読みながら
(CCで版元ドットコムのメーリングリストに流れてくるので)、
学ぶことが多く、もっと読みたいなと思いました。
いいですね、「書店と版元が参加する」メーリングリスト。
どんな形がいいのか、ちょっと考えてみたいです。
また、ご連絡いたします。

今後とも版元ドットコムをどうぞよろしくお願いいたします!
——————————————
岡田圭介 mailto:ok@pot.co.jp
(株)スタジオ・ポット/ポット出版
〒150-0001 渋谷区神宮前2-33-18 #303
Phone 03-3478-1774 Facsimile 03-3402-5558
http://www.pot.co.jp/

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07●青弓社→いわた書店(2002/09/06)
Subject:版元ドットコムの会員版元です。
From:青弓社 営業部 岡部友春

いわた書店・岩田様

はじめまして。
青弓社の岡部と申します。

先日、版元ドットコム事務局から連絡をいただきました。お伺いできない地方の書店さんに対しては、できる限りのことはしたいと、常々思っております。特にこういったご連絡をいただいたり、頑張っている書店さんには、格別の思いがあります。

> ●陳列していて、傷んでしまったりした商品の返品や交換は
> していただけますか?
> ●そういう条件が可能であれば、注文したい本や、一覧表を
> 取り寄せてみたい版元があるのです。
小社はフリーで入帖しております。ときどき、取次から逆送されることもあるようですが、私の名前(岡部)をお使いください。また、カバーの取り替え(カバーを送付)も受け付けております。

いわた書店さんの棚に小社の書籍が合っているのかどうかはわかりませんが、一覧表などをご請求くださるようでしたら、いつでもご連絡ください。すぐにお送りいたします。

それでは今後とも末永くおつきあいくださいますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
岡部友春
青弓社 営業部
mailto:okabe@seikyusha.co.jp
URL:http://www.seikyusha.co.jp/

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08●いわた書店→青弓社(2002/09/06)
Subject: RE: 版元ドットコムの会員版元です。
From:いわた書店 岩田 徹

青弓社 岡部さま 

さっそくのご返事ありがとうございます。
なんとか面白い棚を創りたいのです。
一覧表をお送りください。
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〒073-0161
北海道砂川市西1条北2丁目  いわた書店 岩田 徹
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