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こどもキッチン、はじまります。 石井 由紀子(著) - 太郎次郎社エディタス
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ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
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こどもキッチン、はじまります。 (コドモキッチンハジマリマス) 2歳からのとっておき台所しごと (ニサイカラノトッテオキダイドコロシゴト)

趣味・実用
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A5判
縦210mm 横128mm 厚さ8mm
重さ 195g
96ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-8118-0824-6   COPY
ISBN 13
9784811808246   COPY
ISBN 10h
4-8118-0824-X   COPY
ISBN 10
481180824X   COPY
出版者記号
8118   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年9月
書店発売日
登録日
2017年8月18日
最終更新日
2019年2月12日
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書評掲載情報

2017-11-28 朝日新聞    朝刊  東京本社版 北海道版 西日本版 生活面
評者: 生活文化部・山内深紗子記者
2017-11-08 朝日新聞    朝刊  大阪本社版
評者: 山内深紗子記者
2017-11-02 食べもの文化  12月号
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重版情報

4刷 出来予定日: 2019-03-01
3刷 出来予定日: 2018-03-02
2刷 出来予定日: 2017-12-01
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紹介

料理は体験の宝庫。なんでもやってみたい幼児たちには、〈たたく つぶす まぜる きる〉といった料理の動作すべてが、わくわくする新鮮な経験です。
安心してはじめられる18のかんたん・おいしいレシピはもちろん、安全に作業しやすい台所にする方法や包丁の選び方、「親はどう見守ったらいいの?」という疑問に答えるアドバイスなども満載。
子どもが〈ほんまもん〉で育つ料理教室を大阪で開催してきた著者が伝授する、親子でたのしむおいしい時間のつくりかた。
こんな方にお勧めです。
・子どもに「お料理ができる人」になって欲しい
・子どもが毎日台所に来て困る。どうしたらいいか分からない
・イヤイヤ期の我が子に手を焼いている
・「大丈夫かな?」と心配だけど、我が子に台所仕事させてみたい

目次

たたく・つぶす
きつねコロッケ
きゅうりの海苔あえ
さつまいものポタージュ
台所しごとQ&A(1) 小さな子どもに台所しごとをさせるための、コツと心構えを教えてください。

まぜる
豆腐ディップ
じゃがいものクイックブレッド
●道具の工夫

おはなし・おやおやスーツが届いたら
コラム 声かけは具体的に/あなたはどのタイプ?

むく・まく
ミニトマトのマリネ
ケチャップライス春巻き
枝豆チーズスティック
●調味料と食材の選び方
コラム 大人のスピード、子どものスピード
台所しごとQ&A(2) 包丁はいつから始めるのがよいですか?

きる
●包丁の使い方
きゅうりピック
野菜のオーブン焼き
●ピーラーの使い方
コラム 道具が教えてくれる〈安全〉
台所しごとQ&A(3) 子どもが安全に火を扱うためのポイントを教えてください。

おやつ
春色だんご
かぼちゃのクッキー
台所しごとQ&A(4) 忙しい毎日で、子どもに料理をさせる余裕がないので、まず洗い物をさせてみたいのですが。
コラム 子どもが水を好きなわけ

ごはんとみそしる
ごはんを炊こう
おにぎり
だしのとりかた
だしがらメニュー
わかめのお吸い物
根菜のうまみたっぷり豚汁
台所しごとQ&A(5) はじめての子育てで余裕がなく、何もやらせないまま大きくなってしまいました。
コラム 子どもの五感

前書きなど

●「やりたい」からはじまる体験が子どもの成長をつくる
 生まれたばかりの赤ちゃんは、首が固定していなくてグラグラ……それがいつの間にか首がすわり、見たいと思った方向に顔を向けることができるようになっていきます。まるで自動的にそうなっているように見えますが、じつはこれには、赤ちゃんの「意志」が大きく関係しています。
 お母さんの声がするほうを「見たいぞ」と思って、そちらに首を向けようとチャレンジする。これを何度も何度もくり返すうちに、動かすために必要な筋力が発達し、いつでも自分が「そうしよう!」と思ったときには自由に動かせるようになっていくのです。
 小さい子どもは、できるようになる途中のプロセスで、「疲れたー!」とか「たいへんだー!」とは言いません。だれに言われることなく、黙々とやり続けます。自分の意志で「これをやるぞ!」と決めて、くり返してやり、できるようになるまでやるのが子どもなのです。
 歩く、靴を履く、服を着る、スプーンで食べる、泡立て器でまぜる……。水をコップに注ぐのも、飲んだり食べたりするのだってそう。あらゆる動きは、子ども本人の「やりたい」という意志があり、それをくり返しやることで獲得していくものなのです。

●小さい子どもが台所が好きなわけ
 自分の意志で自分が思ったとおりに動けるようになりたい! そう切望する子どもたちは、台所が大好き。台所仕事には、たたいたり、つぶしたり、むいたり、まぜたり、ちぎったり、折ったり、まいたり、注いだり……、手や体のあらゆる動きがふくまれています。見たり、聞いたり、味わったり、匂いをかいだり、触ったり……、五感もフルに使います。
 自分を成長させてくれる魅力的な場所、それが子どもにとっての台所。これが、みずから成長したくてしかたのない子どもたちが、目を輝かせて台所にやってくる理由です。
 この本では、子どもたちが生活のなかで、「もうやれる動き」と「いまブームになっている動き」を、台所作業に活かすレシピを紹介しています。
 これらは子どもの「できる・やりたい」動きを取り入れたレシピです。まずは、たたく、つぶす、まぜる、むく、などの動作が入った〈包丁を使わないレシピ〉からスタートしてみましょう。
 そして「子どもはやりたいことがやれてうれしいし、大人は安心して見ていられる」、そのための知恵をお伝えしていきます。
 うまくいくかな? おいしくできるかしら? ハラハラ、ドキドキ!
 小さな子どもの台所しごと。新しい扉を開きましょう。

著者プロフィール

石井 由紀子  (イシイ ユキコ)  (

親子料理教室こどもキッチン主宰
子ども台所仕事研究家
神戸市出身。教育学部卒業後、企業にて営業・企画に携わる。出産後、復職しての仕事のかたわら、モンテッソーリ教育の養成コースに学び、教員ディプロマを取得。
「台所仕事から子どもの自立をつくる」をテーマに親子料理教室「こどもキッチン」を2008年にスタートした。これまでの教室・講座の参加者数は、大人と子どもあわせ8520名(2017年7月末)になる。
3回の育児休職・復職経験、仕事と育児・家事の両立の経験から「ノーバディーズ・パーフェクト(=家の中でお母さんだけががんばるのはムリ)」が座右の銘に。大阪万博の年生まれの水瓶座。一男二女の母。大阪府茨木市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。