ケンカ季刊ロゼッタストーン第14号

発行:ロゼッタストーン  発売:ロゼッタストーン
この版元の本一覧
A4判変型 116ページ
定価:838円+税 総額を計算する
ISBN978-M-947767-14-3(M-947767-14-X) C0402
在庫あり
奥付の初版発行年月:2003年07月
書店発売日:2003年07月09日
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紹介

親子ゲンカ、夫婦ゲンカから国との対決まで、今回はさまざまなケンカについて取り上げました。

巻頭インタビューのフジ子・ヘミングさんは、ご存知、ここ数年で大ブレイクしたピアニストです。彼女は、ドイツ時代に「裁判」という公の場での「ケンカ」を体験しています。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」事務局長の蓮池透さんは、北朝鮮だけでなく、自分の国とまでも闘わなくてはいけないことが無念だそうです。また、猪瀬直樹さんは、「道路公団民営化」をめぐる官僚や抵抗勢力との闘いについて、振り返ってくれました。ヤマト福祉財団理事長の小倉昌男氏には、ヤマト運輸時代に官僚とケンカした経験など「権力」との闘いの数々をお聞きしました。

激突1「ニッポンはケンカできる国になるべき?」では、憲法9条を世界に広めていこうという大谷昭宏さん(ジャーナリスト)と、憲法9条の改正が必要だという井沢元彦さん(作家)の意見を紹介。激突2「男女共同参画社会に賛成?反対?」では、反対派の八木秀次さん(高崎経済大学助教授)と、賛成派の住田裕子さん(弁護士)のそれぞれの主張を掲載しています。

「親子ゲンカ」「夫婦ゲンカ」「子ども同士のケンカ」「嫁姑とのケンカ」など、身近な人とのケンカも取り上げました。『14歳思春期バトル』の著者・田上藍さん(17歳の高校生ママ)、先日NHKで特集されたアトム共同保育園の子育て法に詳しい横川和夫さん(ジャーナリスト)、離婚カウンセラーの岡野あつこさん、大人気嫁姑サイトの主催者・花巻まきょろんさんらにお話を聞いています。

さらに、ディベートの第一人者・松本茂氏(東海大学教育開発研究所所長)は、ケンカと論争の違いを、精神科医の和田秀樹氏は、ケンカの心理学について教えてくれました。

第2特集は、既婚であろうと未婚であろうと、ひとりの時間を大切にしている女性たちの生き方を紹介した「おひとりさま宣言!」。この企画がきっかけで、衛星放送FOODIES TV(SKY PerfecTV! /281ch  SKY PerfecTV!2 /235 ch)の「おひとりさま向上委員会」という番組で紹介されました。

新連載「教科書にはまだ載っていない最新情報『ホッカホカ科学』」の初回のテーマは、今年4月、解読に成功したというニュースが流れた「ヒトゲノム」。難しい遺伝子の話をわかりやすく解説しています。

このほか、自民党の大村秀章議員と民主党の近藤昭一議員による対談「ニッポンの経済政策はこのままでよいのか」や、海外に住む日本人女性がその国で見た「イラク戦争」をレポートした企画も興味深いと思います。「アマチュア編集長」には、「コスプレ高校生」が登場。連載企画もいつもどおり、充実しています。

目次

大特集「ケンカ」
親子ゲンカ・夫婦ゲンカから国との対決まで、なぜ人は闘うのか?

◎INTERVIEW

■人種差別との闘い
フジ子・ヘミング(ピアニスト)
「理不尽なことには、全身で抗議する」    6

■2つの国との闘い
蓮池 透(「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」事務局長)
「なぜ自分の国とまで闘わなければならないのか」   10

■3つの敵との闘い
猪瀬直樹(作家)
「相手が何千人いようと一人でも闘う」    14

■官僚との闘い
小倉昌男(ヤマト福祉財団理事長)
「権力は嫌い。いばっている役人は大嫌い」   18


◎激突1
「ニッポンはケンカできる国になるべき?」
大谷昭宏(ジャーナリスト) VS 井沢元彦(作家)   22

◎激突2
「男女共同参画社会に賛成?反対?」
八木秀次(高崎経済大学助教授) VS 住田裕子(弁護士)   28

◎未来総理対談
「日本の経済政策はこのままでいいのか?」
大村秀章(自民党)VS 近藤昭一(民主党)     34


◎現役官僚・反論手記
「官僚だけが本当に悪いのか?」    38


◎親しい人同士のケンカ

●親VS子
「“出て行け”と“親に向かって”、この2つは絶対言われたくない」    
田上時子(母) & 田上藍(娘)   40

●子どもVS子ども
「人間は他人とぶつかることで成長する」   
横川和夫(フリー・ジャーナリスト)    42


●妻VS夫
「やり方さえ間違えなければ、夫婦ゲンカはしたほうがいい」   
岡野あつこ(離婚カウンセラー)   44

●嫁VS姑
「ケンカのあとの殺し文句は“お姑さんと仲良くしたいんです”」   
花巻まきょろん(ライター)   46


◎論争の達人に聞く
「ディベートはNOと言い合うゲームではない」
松本茂(東海大学教育研究所所長)     48

◎ケンカの心理学
「深刻な怒りは“自己愛”が傷つけられたときに生まれる」
和田秀樹(精神科医)    50

◎特集 
●誰かと一緒にいる時間と同じくらい、ひとりっきりの時間も大切
シングル女性も既婚女性も「おひとりさま」宣言!    76

◎新連載
●教科書にはまだ載っていない最新情報
ホッカホカ科学   第1回「ヒトゲノム」   104

◎注目の連載企画
●外国在住の日本人女性が見た“世界各国最新情報”
「それぞれの国のイラク戦争」    67

●アマチュア編集長シリーズ「私のまわりのケンカ」   58

●キャラメルボックス・プロデューサー・加藤昌史の“嫌われ者のすすめ”
「僕にとっての“戦い”とは時間をかけてこちらを向かせること」   54

●オクモト陽典の“不運から風雲”
「暴力にいたる原因はくだらないが身体や心に残る傷は大きい」   56


●殴られ屋起死回生物語 第2回「韓国テレビ局の取材と脳検診」   92

●イケメン花婿料理講座 第2回「親子丼」   96

◎大好評連載
      
●ベラ西原の体験エッセイ「努力する女」   66
●世代別ミニ世論「ケンカ」大アンケート   74
●本間正人の「21世紀の学習学」      82
●リレーエッセイ「離婚の教訓」       83
第3回「幸せの象徴は“食卓”だった」
●話のネタ袋「あなたの知らないお金の世界」   84
●にしかわたくの「でんぐり映画館」(シカゴ)   86
●気になる食品「徹底比較しま専科」 第2回「ソーセージ」  88
●職業裏辞典「ピアノ教師」   90
●越前君の“あなたが陪審員”
「近所との騒音トラブルの賠償金は?」   94
●読者のページ「ケンカするのはいいこと?悪いこと?」   98
●エッセイ「特派員クラブの窓から」(渡辺晴子)  
ー山崎拓 自民党幹事長の元愛人問題ー   99
●ショートショートストーリー「一粒の毒薬」(大崎知仁)  100
●エコ転びコロコロ「ごみを減らす一升びん作戦のはずが…」  102
●逆転人生相談
「未婚で子持ちの私は、ひとり息子の彼と結婚できる?」   106
●ロゼッタストーン INFORMATION(1)   107
●保存版・ニュースのおさらい(2003年3月〜5月)   108
●マザー夏目の気学占い   111
●ロゼッタストーン INFORMATION(2)   114

前書きなど

いつもと違う刺激的な表紙に、ギョッとした人も多いかもしれません。
今回は「ケンカ」をテーマに取り上げました。

「ケンカ」は、お互いの価値観のぶつかりあいです。
自分だけが正しいと思っていると、相手のすべてが許せなくなります。

ロゼッタストーンはいろんな考え方を紹介する雑誌です。
今回の号のなかにも、きっと、あなたと違う価値観が紹介されていると思います。
どうぞ、「なぜ、こんな意見を紹介するの?」と思わずに、
自分と違う価値観がどういう背景で生まれているのかを考えてみてください。
相手の言い分に耳を傾けることで、
自分自身の考えも深まってくるのではないかと思います。

同じ価値観同士、似たもの同士が小さくまとまる傾向がある現代、
雑誌の世界もまた、ターゲットを小さく絞り、同じ価値観の人に向けて
メッセージを発信する傾向にあります。

同じ考え方の人たちだけが集まっていたら、
違う考え方の人とコミュニケーションができなくなるんじゃないだろうか。
ロゼッタストーンを創刊したのは、そんな思いからでした。

あれから3年ちょっと。
日本では、違う価値観を排除しようとする傾向が
だんだん強まっているようにも思えます。

世の中の風潮に流されずに、しっかり自分の頭で考えたい。
ロゼッタストーンはそんなあなたのために、お役に立ちたいと思っています。
今後とも、どうぞご愛読をよろしくお願いいたします。

ロゼッタストーン代表 弘中百合子

版元から一言

今回「ケンカ」について取り上げて意外だったのは、「ケンカは必要」だという意見が多かったことです。日本人は「事なかれ主義」といわれますが、ケンカをすることで相手を理解したい、理不尽なことにはしっかり抗議したい…そんな思いの人も多いのです。この機会に、上手なケンカの仕方について、考えてみてください。

※送料は無料です
※版元より営業日2~5日でお届けします
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