あなたは夢の味覚にあ然! 声を失うマンガ清酒と料理のピタピタ相性塾
藤原 正雄:監, 渡辺 正澄:監, 石倉 淳一:絵
発行:ハギジン出版
この版元の本一覧
四六判 128ページ 並製
定価:800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-938907-17-4(4-938907-17-8) C2934
在庫あり
奥付の初版発行年月:2002年09月
書店発売日:2002年09月17日
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※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます

紹介

常識にとらわれているうちは美酒・美食にめぐりあえない。清酒と和食の絶妙の相性を知れば、あなたの人生は一変する!

目次

【チャート】清酒と料理の相性診断表〈清酒のタイプと飲用適温(特定名称酒に限定)〉
食卓でも、お客様相手でも、夢の味覚が楽しめる

前書きなど

 それは五年ほど前の秋の夕暮れであった。ピタピタコンビ(渡辺正澄と藤原正雄)は久方振りで東京の雰囲気のよい居酒屋で落ち合った。
 まず、よく冷えたフレッシュな清酒(大吟醸)で乾杯。さわやかな果実香が冴え、のどごしもよくじつに美味しい。添え物のじゅん菜の二杯酢にピッタリだ。話に夢中になって、一時間ほど経った。ビンに残っていた大吟醸を味わってみた。先ほどのさわやかな香りが消え失せている。コクのあるサバの筒揚げをつつきながら飲んでみると、清酒と料理がピタピタと合わない。
 さっきまでよく冷えていた大吟醸の香味は、室温近くになって、全く違ってしまった。おまけに、大吟醸のようなよく磨いた酒には、サバのような油身でコクのある料理は全く合わない。
 この事実は、ピタピタコンビが二〇年ほど前、多くの科学的な実験の結果つくり上げた、ピタピタ理論(ワインと料理の相性原則)で分かった事実と、まさにピッタリではないか!
 またある時、ピタピタコンビは、酒こそわが命と自称する共通の友人をすし屋へ誘った。
 まず、小皿二枚と、真っ二つに切ったレモンの片方をそれぞれ用意。一方の小皿には醤油だけを、もう一つの皿には、醤油に約六〇%の量のレモン汁をしぼりこむ。つまり、さわやかなレモン醤油(醤油一〇対レモン六)を作ったわけだ。
 まず、カッパ巻に醤油だけをつけると、カッパ巻の新鮮な香りは全く消えた。まるで醤油の味をそのまま食べている感じ。これに吟醸酒を合わせると、口中には苦味や渋味が生じて全くまずい。友人はいかにもまずそうな顔をしている。次に、カッパ巻にレモン醤油をつけて味わってもらう。
 なんと、彼は急に微笑み、「へえ、カッパ巻特有の、なんというか新鮮な芳しい香りが冴えてるねえ、じつにうまいよ」という。
(つづく……)

著者プロフィール

藤原 正雄(フジワラ マサオ)

藤原正雄(ふじわら・まさお)
慶応義塾大学経済学部卒。サッポロビール株式会社入社。1985年、同社ワイン営業部発足と同時に企画統括部長として活躍。現在、株式会社ワイン総合研究所代表取締役会長。著書には渡辺・藤原共著の「ワインと料理の相性診断」「ヨーロッパワイン美食道中」「ワイン常識がガラリと変わる本」(講談社)他多数ある。

渡辺 正澄(ワタナベ マサズミ)

渡辺正澄(わたなべ・まさずみ)
山梨大学工学部応用化学科卒。ワイン醸造学専攻。ワイン研究のため、ドイツ国立ガイゼンハイム研究所に留学。1978年、日本醸造協会技術賞受賞。農学博士(京大)。現在、株式会社ワイン総合研究所代表取締役社長。著作多数。

石倉 淳一(イシクラ ジュンイチ)

マンガ/石倉淳一(いしくら・じゅんいち)
◎北海道生まれ。独協大学卒。1980年、女子パウロ会「小さい花のテレジア」でさし絵デビュー。1983年「わてがナニワの太子だす」で月刊少年ジャンプ、月間ギャグマンガ賞佳作受賞。代表作に「平成版蜘蛛の糸」(光文社)、学習まんが「鉄道のはなし」(集英社)、「マンガ商いで奇跡をおこす33の成功法則」「マンガ人生で奇跡をおこす35の心理法則」(ハギジン出版)他多数。

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