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映画に耳を 小沼 純一(著) - DU BOOKS
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映画に耳を (エイガニミミヲ) 聴覚からはじめる新しい映画の話 (チョウカクカラハジメルアタラシイエイガノハナシ)

芸術
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発行:DU BOOKS
B6変形判
400ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-925064-70-5   COPY
ISBN 13
9784925064705   COPY
ISBN 10h
4-925064-70-3   COPY
ISBN 10
4925064703   COPY
出版者記号
925064   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年3月
書店発売日
登録日
2013年2月28日
最終更新日
2013年4月26日
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書評掲載情報

2013-07-07 読売新聞
評者: 石田千(作家、エッセイスト)
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紹介

小沼純一、待望の映画(と)の音楽の論考集。
約100本の、映画と音楽の豊かな関係。

映画音楽は死語になりかけている、
映画は何かもの凄く大切なモノを失いかけている。――岩井俊二

英語が話せない人にとっての洋楽は、
もうすっかり愉しみ尽くしたと思っていても、
まだ半分ぐらい、場合によっては半分以上、愉しみが残っている。
映画に流れる音楽を漠然と、美しいBGMとしてだけ聴いている人にとっての映画も、
また同じである。――菊地成孔

目次

映画(と)のサウンドをめぐる私感 断章

第1章 映画の音楽
1 オリジナルスコア Ⅰ
ギーズ公の暗殺、8 ½、永遠と一日、エンニオ・モリコーネ テオレマ/海の上のピアニスト、モーリス・ジャール インタヴュー、リプリー、善き人のためのソナタ、フィールド・オブ・ドリームス、デカローグ、女優マルキーズ、カティンの森、ポー川のひかり、デュラス 愛の最終章、大停電の夜に、五月のミル、コッポラ胡蝶の夢

2 オリジナルスコア Ⅱ
鉄男 THE BULLET MAN、未来世紀ブラジル、ウォレスとグルミット/チーズホリデー ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!、人生は、奇跡の詩、クリーン、ゴジラ対メカゴジラ、キリング・フィールド、アブラクサスの祭、頭山


第2章 音楽の意匠
1 クラシック/ミュージカル/ジャズ/現代音楽
そして愛に至る、危険な関係、シスタースマイル ドミニクの歌、アンナ・マデリーナ、王は踊る、モンテーニュ通りのカフェ、クリスマス・ストーリー、熊座の淡き星影、ヴィーナス、ジャック・ドゥミ初期作品、ロバと王女、台北の朝、僕は恋をする、ワイルド・マン・ブルース、マンハッタン、建築家の腹、コヤニスカッツィ、眼を閉じて、エクソシスト

2 ローカリティ
黒い眼のオペラ、黒猫・白猫、風の丘を越えて 西便制(ソビョンジェ)、北京ヴァイオリン、スプリング・フィーバー、少年、機関車に乗る、パン・タデウシュ物語、ガッジョ・ディーロ、チェド、タンゴ・レッスン、タンゴ ガルデルの亡命、夜になるまえに、キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~、バスキアのすべて


第3章 いま─ここにある音/音楽
1 ドキュメンタリー
ヴィニシウス ~愛とボサノヴァの日々~、ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド、ヴィットリオ広場のオーケストラ、パリ・オペラ座のすべて、ブリュノ・モンサンジョン インタヴュー、アート・オブ・トイピアノ/マーガレット・レン・タンの世界、朱鷺鳥 創作能「トキ」の誕生

2 わたしの音/音楽
シャンドライの恋、ミルコのひかり、悲しみのミルク、四川のうた、ある歌い女の思い出、わが故郷の歌


第4章 サウンドスケープ/声/音
1 サウンドスケープ
アンナと過ごした4日間、珈琲時光、7本のキャンドル、シルビアのいる街で、鏡、エレニの旅、エイリアン、東京兄妹

2 音楽/音/声
四月、山村浩二アニメーション、人間失格、森崎書店の日々、インディア・ソング、去年マリエンバートで、ベニスに死す、トスカーナの贋作、ハーフェズ ペルシャの詩、アンナ・マグダレーナ・バッハの日記


補遺 ソニマージュ ジャン=リュック・ゴダール
はなればなれに、映画音楽的音楽

著者プロフィール

小沼 純一  (コヌマ ジュンイチ)  (

1959年生まれ、早稲田大学文学学術院教授、音楽文化研究、音楽・文芸批評。1997年度、第8回出光音楽賞(学
術研究部門)受賞。「音楽文化」の視点から、音楽、映画、文学、舞台、美術など幅広い著述活動を展開。音楽誌、
文芸誌などに寄稿多数。主な著書に『オーケストラ再入門 シンフォニーから雅楽、ガムラン、YMO まで』(平
凡社新書)、『武満徹 音・ことば・イメージ』『ミニマル・ミュージック』『アライヴ・イン・ジャパン』(以上、
青土社)、ほか多数。訳書にミシェル・シオン『映画の音楽』(みすず書房・共同監訳)、マルグリット・デュ
ラス『廊下で座っているおとこ』(書肆山田)など。坂本龍一総合監修による音楽全集「schola(スコラ)」シ
リーズの選曲・執筆にも携わる。

上記内容は本書刊行時のものです。