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北朝鮮その世襲的個人崇拝思想 朴 斗鎮(著) - 社会批評社
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北朝鮮その世襲的個人崇拝思想 (キタチョウセンソノセシュウテキコジンスウハイシソウ)

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発行:社会批評社
四六判
198ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-916117-37-3   COPY
ISBN 13
9784916117373   COPY
ISBN 10h
4-916117-37-9   COPY
ISBN 10
4916117379   COPY
出版者記号
916117   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
1999年9月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

金日成・金正日の主体思想が初めてマルクス主義の立場から全面的に検証される。同時に朝鮮総連の現状も暴露される。

目次

第1章〈主体(チュチエ)論〉と〈社会主義革命〉 
 第1節〈チュチェ論〉と〈一国社会主義論〉
   事大主義に反対する〈チュチェ論〉
   〈チュチェ論〉のアキレス腱 
   スターリンの〈一国社会主義論〉とその矛盾 
   〈民族主義〉と〈プロレタリア国際主義〉
 第2節 キム・イルソンのスターリン崇拝と〈国際主     義〉
   キム・イルソンの信じた〈マルクス主義〉
   キム・イルソンのソ連中心的〈国際主義〉
   キム・イルソンのチトー批判とその修正の仕方 
第2章〈チュチェ論〉の〈チュチェ哲学〉への「改造」 第1節〈チュチェ概念〉の変遷 
   初期の〈チュチェ概念〉
   民族主義の高揚と〈千里馬運動〉
   〈チュチェ確立〉内容の変化 
   〈チュチェ思想〉の統治思想化 
   〈チュチェ哲学〉化と思想大国化 
 第2節〈チュチェ哲学〉の特徴と問題点   
   〈チュチェ哲学〉の基本内容 
   〈チュチェ哲学〉の特徴 
   〈チュチェ哲学〉の問題点 
第3章〈首領独裁論〉に奉仕する〈チュチェ哲学〉 
 第1節 マルクス主義からの決別としての〈首領独裁     論〉
   マルクス主義のプロレタリア独裁論 
   キム・イルソンのプロレタリア独裁論 
   神格化によるマルクス・レーニン主義との決別 
 第2節〈首領独裁論〉と〈チュチェ哲学〉
   〈キム・イルソン主義〉の登場 
   〈世界首領論〉と〈チュチェ哲学〉
   〈自主性〉と〈社会政治的生命体論〉
   〈社会政治的生命体論〉の非科学的本質 
第4章〈首領独裁論〉導入による朝鮮総連の衰退 
 第1節 八・一五後在日朝鮮人運動と朝鮮総連の結成   前身の在日本朝鮮人連盟 
   朝鮮総連の内部抗争 
 第2節 朝鮮総連への〈首領独裁論〉の導入 
   キム・イルソン崇拝運動と金炳植事件 
   キム・ジョンイル体制の確立と朝鮮総連の衰退 
 第3節〈主体的海外僑胞運動論〉批判 
   現実対応力に欠ける「本国民族一員論」
   「本国民族一員論」の本質 

版元から一言

北朝鮮問題は、今後の日本政治の最大のテーマのひとつです。こういう意味では、ここで書かれているマルクス主義の立場からの北朝鮮の真剣な批判は、意義があると思います。

著者プロフィール

朴 斗鎮  (ボク トウチン(パク・トゥジン))  (

1941年、大阪生まれ。
朝鮮大学校卒業後、朝鮮大学校教員となる。
朝鮮大学校退職後、サラリーマンを経て経営コンサルタント。
現在、朝鮮問題研究者を兼ねる。

上記内容は本書刊行時のものです。