基地の島・沖縄読谷から焼きすてられた日の丸☆〔増補版〕☆
知花 昌一
発行:社会批評社
この版元の本一覧
四六判 233ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-916117-21-2(4-916117-21-2) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:1988年06月
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紹介

沖縄国体で日の丸を焼き捨てた著者が、その焼き捨てに至る沖縄戦と沖縄の苦悩、現状を語る。増補版5刷

目次

第1章 日の丸を焼く
第2章 読谷、わが青春
第3章 読谷の反基地運動と基地沖縄
第4章 チビチリガマ「集団自決」と沖縄戦
第5章 裁かれる日の丸
資 料 日の丸裁判関係

前書きなど

 この書を一九八八年に出版して八年の間に、四回の増刷が重ねられた。社会問題に関する硬い傾向の本が八年間にわたり売れ続けたことは出版界のなかではめずらしいことのようであり、幸いである。
 それだけ私の「日の丸焼却行為」は、その賛否にかかわらず関心をもたれ続けたことの証左だと思う。
 私はこの八年間、「なぜ日の丸を焼いたのか」をより多くの人々に伝えることに多くの時間を費やした。その手段の一つがこの書の出版であった。私の目的はこの書の読者を通じて、そしてほぼ毎月一回の講演、それに数多くの読谷−チビチリガマの案内を通じて、期待をはるかに超えて多くの人々に伝えることができたと自負している。
 今回の増補版刊行の目的は、沖縄問題が全国で大きな話題になっているなかで「日の丸焼却行為」がなぜ沖縄で起こったのかを今一度世代を新たに伝えたいためである。
 また、日の丸を焼いた私が歴史的なタイミングとでも言うべきか、国が憲法を破り、不法占拠が続いている「象のオリ」の地主としていること、つまり「日の丸焼却行為」と軍事基地を拒否する反戦地主としての生き方は、全く一つの行為であり、特別のことではないことを知ってもらうことを目的としている。
 この書では、初版の稿に新たに資料として日の丸焼却裁判の第一審判決全文を追加、添付している。読者の方々には、私がつい最近出版した『燃える沖縄 揺らぐ安保』(社会批評社刊)と本書を併せて読まれることで、私のここ十年間の思いを知っていただくことができると思う。
 『焼きすてられた日の丸』と『燃える沖縄 揺らぐ安保』は、今の同時進行の時代誌であると自負している。            一九九六年四月十五日
    沖縄から訴える大阪集会・東京集会に
             反戦地主として参加した日

版元から一言

知花さんの闘いは、日の丸裁判終了以降も続くことになった。「燃える沖縄 揺らぐ安保」と併せて読んでほしい。

関連リンク

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著者プロフィール

知花 昌一(チバナ ショウイチ)

1948年 沖縄読谷村に生まれる
1969年 沖縄大学に入学、学生自治会長として活躍
1977年 読谷村で「はんざスーパー」の経営を始める
1983年 チビチリガマ「集団自決」の調査活動を行う
1987年 日の丸焼却裁判の被告として法廷にたつ
1995年 福岡高裁那覇支部で判決確定
著書に 『焼きすてられた日の丸』(社会批評社刊)
    『燃える沖縄 揺らぐ安保』(社会批評社刊)

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