東欧激変と社会主義 新訂増補版
廣松 渉, 熊野 純彦
発行:実践社
この版元の本一覧
四六判 274ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-916043-55-9(4-916043-55-3) C0031
在庫あり
奥付の初版発行年月:2002年04月
書店発売日:2002年04月05日
※送料は無料です
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA/Master)がご利用になれます
Tags: none

他のオンライン書店で購入※リンク先の書店では、お取り扱いしていない場合があります。あらかじめご了承ください

アマゾンboople.com紀伊國屋BookWebブックサービスビーケーワンセブンアンドワイ
e-hon楽天ブックス文教堂Jbooksライブドアブックス本やタウンYahoo!ブックス

目次

1.東欧激変と社会主義の行方
2.社会観の哲学
3.人類史的危機止揚の展望
4.55年体制の終焉と革命派の新課題
5.現代における選挙戦の意義
補:プロレタリア権力への道
増補; 廣松渉・私記/熊野純彦
発刊にあたって

前書きなど

  本書は、《哲学者——哲学する者という意味での——たる者は、“正義”の実現を志向するかぎり、現体制の批判者たり、革命的変革の志向者たらざるをえない》とする不世出の哲学者・廣松渉の遺稿ともいえる社会・政治論集である。著者である廣松渉は、一九九四年五月二十二日、不帰の人となった。六十歳。前年、ライフワークである『存在と意味——事的世界観の定礎』(岩波書店)の第二巻を上梓し、革命的変革へむけた廣松実践論の領野がわれわれにとっても展(ひら)けてきた矢先であり、残念でならない。
あらためて記すまでもなく、廣松渉は卓越した哲学者であり、独創的なマルクス研究者であったが、なによりも実践家たらんと欲した人であった。とりわけ一九八九年ソ連・東欧事態以降は、マルクス主義の終焉論と干戈(かんか)を交えつつ、スターリン主義の破産をこえて革命的変革を志向する反体制運動の前進に心を砕いた。
本書は、社会・政治論集であるとはいえ、単なる時局論ではない。深い哲学的思索に支えられ、一九八九年に象徴される東欧・ソ連におけるスターリン主義政権の瓦解を、環境破壊や南北問題の激化に象徴される現代資本主義の行き詰まりを基底とした世界史的な構造変動との連関において統一的に把握し、なおかつそのアポリアを打開する変革的実践へと、より多くの青年・学生、労働者、市民をいざなおうとする志向にそれは貫かれている。
廣松が政治・社会問題や革命運動の問題を主題的に論じた著書としては、これまでに『現代革命論への模索』(盛田書店)『新左翼運動の射程』(ユニテ社)などがあるが、このように東欧激変後の世界時局に対しもの申したものであるという点で、本書は独自の位置を持つものであろう。

版元から一言

哲学者廣松渉による政治社会論文集。90年代の論稿を中心にまとめたが、70年安保闘争を前に論じた『プロレタリア権力への道』も収録した。革命家廣松渉の側面を示す貴重な文章だ。今回、主著4冊中国語訳刊行を記念して増補改訂し、熊野純彦氏による『廣松渉 私記』をさらに付け加えた。

※送料は無料です
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA/Master)がご利用になれます


コメントとトラックバック »

まだコメントとトラックバックはありません

TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916043-55-9.html/trackback/

コメントをどうぞ

▲ページの上端へ