発行:実践社
この版元の本一覧
四六判 240ページ 上製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-916043-53-5(4-916043-53-7) C0031
在庫あり
奥付の初版発行年月:2001年11月
書店発売日:2001年11月30日
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紹介
【ジュンク堂書店発行「書標」評】
自らマルクス主義からの「転向」を高らかに宣言する荒であるが、反体制運動に対する意欲を失ったわけでは全くない。理想の実現をめざすのではなく、現実の矛盾と闘うこと、それこそが「もともとのマルクスの考え方だった」と(つい?)いってしまう荒は、自らの世代のエネルギーを若い世代に伝達することへの情熱も相俟って、とても元気である。
であればこそ、柄谷行人らの「NAM原理」や、ポストモダン思想への反撃を目論む現象学との三つ巴が、期待できるのだ。
目次
第一部 見果てぬ夢の果てに 荒岱介
1.マルクス主義そのものが間違ってなかったのか
2.『破天荒伝』は俗人が無理な変革を志し挫折した話
3.セントラル・ドグマでの世直しはアナクロニズム
4.プロレタリア革命は幻想でしかなかった
5.レーニン主義の「哲学の党派性」が間違っている
6.「本当のマルクス」などあるのか?大藪龍介著『マルクス社会主義像の転換』を読む
第二部 オルタナティブ・コミュニズムは可能か
1.専制と暴力支配生んだ貨幣廃止の試み
2.LETSとコミュニズム革命結びつけるNAMの片思い
3.田端稔『マルクスとアソシエーション』はマルクスを蘇らせたか
4.ユーゴ自主管理主義の破産は必然だった
5.「本当のマルクス」への違和感……柄谷行人氏の講演を聞いて
6.どうしてマルクスじなきゃいけないのか
第三部 「日本をどう改革するか」
バトルトーク 全共闘世代が語り継ぐべきものは何か
荒岱介×宮崎学×鈴木邦男×牧野剛
前書きなど
共産主義の復興を志す新左翼運動はもう終わった。テロと報復……共産主義運動は何をうみだしたのか。
いまだ マルクスの読み替えに夢を託して「可能なるコミュニズム」を宣揚する文学者・論者たちへの痛烈な批判。『破天荒伝』(太田出版)で全共闘世代の息吹を伝えた著者が、原理から発想する社会運動の無理を説く。
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