不自由について前衛の蹉跌
渋谷 要
発行:実践社
この版元の本一覧
四六判 222ページ 上製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-916043-44-3(4-916043-44-8) C0030

奥付の初版発行年月:2000年10月
書店発売日:2000年10月20日
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紹介

共産主義ははたして実現可能なのか。この問いにマルクスを信奉し社会変革運動の論客として活躍してきた著者が最終的に下した結論は「否」だった。
現実を変革できない共産主義の前衛思想に決別する著。

目次

第1章 官僚主義のピラミッドの話
 フーコー、ドゥルーズ=ガタリで読むスターリン型システム
第2章 法則実在論と前衛の独言
 一党独裁論のルーツとアポリア
第3章 廣松哲学とエンゲルス主義
 ヘーゲルの神学的決定論とエンゲルスの法則実在論
第4章 廣松国家論と社会主義
 革命をつうじた共同性の創造について
第5章 ロシア・マルクス主義とエコロジズム
 生産力主義のパラダイムを読む
第6章 スターリン民族理論と血統主義
 塩見孝也の民族論を分析する
第7章 アソシエーション理論と思想の現実性
 読めば資本主義の協同組合を讃えているだけ
第8章 「近代の超克」論と反体制思想
 三木清「東亜協同体論」の陥穽
第9章 アデュ・ドゥルーズ
 ポスト・モダンの終焉

前書きなど

20世紀共産主義の実験はなぜ失敗したのか。
ソ連など労働者が主人公といわれた社会主義は、実は前衛の独裁だった。
ユートピアとしての共産主義はある。しかし現実の共産主義は前衛独裁に必ず至る。
そのメカニズムを探究する



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