荒岱介異端の革命思想を読む自由を翔る
渋谷 要:編著, 山根 克也, 川添 達雄
発行:実践社
この版元の本一覧
四六判 280ページ 並製
定価:1,400円+税 総額を計算する
ISBN978-4-916043-34-4(4-916043-34-0) C0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2000年01月
書店発売日:2000年01月01日
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※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA/Master)がご利用になれます
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紹介

 全共闘運動の幕開けとなった67年10・8羽田闘争や、69年東大安田講堂死守戦の指導者であり、日本を代表する新左翼運動の理論家荒岱介が、その30数年のプロセスで書いた文献を、社会変革を志す若きアクティビストたちが読み解いている。人間にとって自由とはなにか。その問いかけは差別・抑圧、戦争、環境破壊が吹き荒れる現代世界で誰しもが、一度は思い抱くものであろう。

目次

解題にかえて 荒岱介(あらたいすけ)の自由のための闘い/渋谷 要
1.学園から出立し正義の実現をめざす
2.人間的自由をめざした社会革命理論
3.スターリン主義の克服と戦略的武装の論理
4.環境革命をめざす「自由的アクティビスト」へ

第1章 正統派マルクス主義批判が問題意識だった/山根克也
第2章 『帝国主義論』テーゼから現実は読み解けない/高山 亨
第3章 抑圧民族のパラダイムに自覚的であろうとし続けた/渋谷 要
第4章 正義の実現と人間の変革こそが変わらぬテーマ/山根克也
第5章 内ゲバをこえるエシックスに基づく闘いの提唱/渋谷 要
第6章 クラウゼヴィッツに学ぶ戦略論の独自性/北 健一
第7章 ESS(進化的安定戦略)に妥当した「組織的武装の論理」/川添達雄
第8章 他者を見出し世界史と対話するアトミズム批判の意味/当麻宗一
第9章 形而上学を超え協働の哲学へ定位する試み/草場 薫

前書きなど

 荒岱介はラディカルな反体制運動を生き抜いてきた希有な存在である。本書は、彼がその30数年のプロセスで書いた文献を、社会変革を志す若きアクティビストたちが読み解いている。彼が仲間たちと歩いてきた道程を、照らし出すものだ。その闘いの道のりは、1本の問題意識で貫かれている。「自由の実現」というテーマである。人間にとって自由とはなにか。その問いかけは差別・抑圧、戦争、環境破壊が吹き荒れる現代世界で誰しもが、一度は思い抱くものであろう。
 ここでは荒岱介の問題意識に迫るために、彼の歩みを振り返る。同時に、本書で彼の仲間たちが論じた荒岱介の諸論文が、彼のどのような価値観を土台にしているのか、どのような時代状況の中で書かれたものかを考察する。自由のためのたたかいの物語である。

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