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とりとめもない話 水谷八重子(著者) - ブックエンド
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とりとめもない話 (とりとめもないはなし)

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四六判
248ページ
並製
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-907083-28-1   COPY
ISBN 13
9784907083281   COPY
ISBN 10h
4-907083-28-9   COPY
ISBN 10
4907083289   COPY
出版者記号
907083   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年9月
書店発売日
登録日
2015年8月10日
最終更新日
2015年12月7日
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紹介

水谷八重子は、1995年に16歳で女優・歌手デビューし、今年で60周年を迎える。日本を代表する演劇人として常に舞台に立ち続け、近年はミュージシャンとしても活動を復活させている。76歳の現在、衰えるどころかそのマルチな才能を活かして多彩な活動を展開し、多くの女性に希望を与え続けている。
今年、60周年を記念して、50年代のジャズをカバーしたCDアルバム「YOSHIE―SINGS ‘50S」をリリースするとともに、エッセイ集を記念刊行する。本書は、1997年から2002年にかけて『暮しの手帖』に書き下ろした連載を一冊にまとめたもの。母である初代水谷八重子への愛と葛藤、新派演劇への情熱、そして日常の何気ない一コマが、芝居のような軽快な文体と切り口で語られる。全29編のエッセイ中に、演劇人を中心に約90名の著名人が登場する。その人物紹介と水谷の60年の年譜(公演記録など)を収録。戦後日本の演劇資料としても貴重。

目次

はじめに …………………………8

1章 私、女優になりたい
女優になりたい …………………………12
母と子 Ⅰ …………………………20
母と子 Ⅱ …………………………28
母と子 Ⅲ …………………………37
母と子 Ⅳ …………………………44
可愛い母 …………………………53
母と家族と友達会 …………………………61

2章 百年前のオッペケペ
自分を見つめて …………………………72
国籍だって気にしない…………………………80
新派の存在価値 …………………………89
痛くなくっちゃ覚えない ………………………… 98
たしかに継いだ母の血を …………………………107
思い出の風の盆 …………………………115
城端町の曳山祭 …………………………124
百年前のオッペケペ …………………………133

3章 こんな日もある、時もある
私と目 …………………………142
時代遅れのこの私 …………………………150
ヤマネコ・トマトの宅急便 …………………………158
こんな日もある、時もある …………………………167
私のオリンピック …………………………175
私のパソコン日記 …………………………185
お便りの今日この頃 …………………………194
猫、お前にはまった! …………………………202
拝啓、初代水谷八重子さま …………………………212

あとがき ………………………… 220
人物紹介 …………………………xiii
水谷八重子・年譜 …………………………i

前書きなど

今年で60周年を迎える女優、水谷八重子のエッセイ集。母である初代水谷八重子への愛と葛藤、新派演劇への情熱、そして日常の何気ない一コマが、芝居のような軽快な文体と切り口で語られる。本文に登場する演劇人は90名。文字通り「舞台裏」エピソードを満載!

版元から一言

女優、歌手、エッセイスト……稀代のエンターテイナーが綴る、母のこと、芝居への思い、そして日々の暮らし。本文中に登場する演劇関係者90名の人物紹介と水谷の60年の年譜(公演記録など)を収録。戦後日本の演劇資料としても貴重。

著者プロフィール

水谷八重子  (ミズタニヤエコ)  (著者

母は新派の名女優初代水谷八重子。
1955(昭和30)年、歌舞伎座の新派公演にて初舞台。以来、水谷良重の名で舞台、映画、テレビなど幅広く出演し、歌手としても活躍。
1995年、二代目水谷八重子を襲名。新派の看板女優として、「滝の白糸」「日本橋」「婦系図」「鹿鳴館」など新派の古典でその魅力を発揮。初代八重子や花柳章太郎の芸を取り込みながらも自身の個性と才能を生かした舞台が多く、多くの観客に感動を与えている。朗読にも力を入れており、瀬戸内寂聴訳の「源氏物語」の朗読や、樋口一葉の「大つごもり」を毎年末に朗読劇として上演している。さらに「恋女房」「小五さま」などでは演出も手がけた。
主な受賞歴は、1978年「滝の白糸」「祇園の女」で菊田一夫演劇賞、1988年「佃の渡し」「京舞」で松尾芸能賞大賞、1992年「佃の渡し」で芸術選奨文部大臣賞、芸術祭賞、都民文化栄誉章など。2001年に紫綬褒章を受章。
エッセイストとしても知られ、日本エッセイストクラブ選ベストエッセイ集に2000年版から2003年版まで4年連続で選ばれた。

上記内容は本書刊行時のものです。