発行:吉備人出版
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四六判 103ページ 並製
定価:1,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-906577-98-9(4-906577-98-9) C3011
在庫あり
奥付の初版発行年月:2002年03月
書店発売日:2002年03月31日
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目 次
第1章 告知に関する死生観の比較研究
1.緒言 5
2.調査目的 7
3.調査方法 8
4.結果 11
5.考察 21
6.おわりに 26
第2章 脳死および臓器移植を考える
1.緒言 29
2.調査目的 31
3.調査方法 32
4.結果 34
5.考察 40
第3章 インフォームド・コンセントにおける情報提供と患者の心理
1.緒言 47
2.調査目的 49
3.調査方法 49
4.結果 51
5.考察 54
第4章 学童期の病児のターミナルケア
−A子の事例から−
1.緒言 61
2.研究目的 61
3.研究方法 62
4.結果 65
5.考察 68
第5章 末期医療におけるナラティブ・セラピーの可能性
1.緒言 71
2.事例 73
3.考察 81
第6章 医療者にとっての患者の死
1.緒言 85
2.調査 85
3.考察 90
引用文献 95
おわりに 103
前書きなど
はじめに
もし,自分が「ガン」になったら,それを伝えてほしいと思うだろうか。あるいは自分の親や子どもがそうなったら,自分は伝えるであろうか。あるいは伝えるべきであろうか。そしてかけがえのない,愛する人が,万一,「臓器移植」をすれば助かるというとき,我々はどのような態度をとるであろうか。解答のない難しい問題であるが,ガン告知や臓器移植といった問題は「死」ととなりあわせにある重大な問題である。そして,我々が死を意識しながら生をよりよく生きるということができれば,このような問題を健康なときこそ考えることは意味のあることと思われる。
また,患者が末期の状況にあるとき,よりその人らしく最期を生きるために,どのような心理的ケア,援助が望まれるであろうか。末期にいる患者が一般成人であるときはさることながら,それが成長期にある子どもの場合,それをとりまく人々はどのように関わることができるであろうか。
本書は,ガン告知や臓器移植といった生命倫理に関わる問題に医療知識が特にない普通の人がどう考えているのか,またインフォームド・コンセントにおいて情報を医療者側から提供されるとき患者はどのような心理状態であるのか,さらにターミナル期にある成長期の子どもや成人の心理的ケアや援助としてどのようなことが可能であり,どのような問題が残されているのか,といったことを考えていく手がかりとしたいと考え,調査的研究や事例的研究を含め,多面的に考えたいと思った。多くの方とともに考える機会となれば幸いに思う。
2002年1月26日
安 藤 満 代
著者プロフィール
安藤 満代(アンドウ ミチヨ)
安藤 満代(あんどう みちよ)
福岡教育大学卒業,福岡教育大学大学院教育学研究科修士課程修了,産業医科大学医療技術短期大学看護学科卒業,九州大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学,九州大学文学部認知心理学講座助手,九州大学医療技術短期大学,就実短期大学講師を経て,現在,群馬大学医学部保健学科助教授,博士(文学),臨床心理士,R. N.
丸山 マサ美(マルヤマ マサミ)
丸山マサ美(まるやま まさみ)
産業医科大学医療技術短期大学看護学科卒業,常磐大学大学院人間科学研究科生命倫理学専攻修士課程修了,同大学院博士後期課程中途退学,山口大学大学院医学研究科博士課程在籍中,産業医科大学病院・慶応義塾大学病院看護婦を経て,現在,九州大学医療技術短期大学部助手,修士(人間科学),R. N.
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