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岡山の山城を歩く 森本 基嗣(著) - 吉備人出版
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取引取次: ト|ニ|地方小
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岡山の山城を歩く (オカヤマノヤマシロヲアルク)

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発行:吉備人出版
A5判
242ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-906577-96-5   COPY
ISBN 13
9784906577965   COPY
ISBN 10h
4-906577-96-2   COPY
ISBN 10
4906577962   COPY
出版者記号
906577   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2002年3月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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目次

はじめに
岡山の山城マップ
服装と装備
城郭用語
訪城評価について

[備前]
天神山城(和気郡佐伯町田土)
徳倉城(土倉城)(御津郡御津町河内)
三石城(備前市三石)
常山城(玉野市宇藤木)
金川城(玉松城)(御津郡御津町金川)
富田松山城(備前市東片上)
冠山城(岡山市下足守)
北曽根城(名黒山城)(和気郡和気町曽根)
本太城(倉敷市児島塩生)
龍の口城(天神山城)(岡山市祇園)
砥石城(邑久郡邑久町豊原字大橋)
虎倉城(御津郡御津町虎倉)  ほか

[備中]
鬼ノ城(総社市奥坂)
備中松山城(高梁城)(高梁市内山下)
小笹丸城(小田郡美星町黒忠)
鬼ノ身城(総社市山田)
経山城(総社市黒尾)
猿掛城(小田郡矢掛町横谷・吉備郡真備町妹)
備中高松城(岡山市高松)
楪城(新見市上市)
鴨山城(浅口郡鴨方町鴨方)
国吉城(川上郡川上町七地)
荒平山城(総社市秦)
鶴首城(川上郡成羽町下原)
市場古城(総社市新本)
撫川城(岡山市撫川)
幸山城(高山城・甲山城)(都窪郡山手村西郡)
佐井田城(才田城)(北房町上中津井)
備中福山城(都窪郡山手村西郡) ほか

[美作]
岩屋城(久米郡久米町中北上)
矢筈城(高山城)(苫田郡加茂町)
林野城(倉敷城)(英田郡美作町林野)
医王山城(祝山城・岩尾山城)(津山市吉見)
宮山城(高屋城)(真庭郡落合町高屋)
井の内城(英田郡英田町下山)
荒神山城(津山市荒神山)
篠向城(篠葺城)(真庭郡久世町三崎)
神楽尾城(津山市田邑)
竹山城(英田郡大原町下町)
日上山城(苫田郡鏡野町国成)
麓城(真庭郡美甘村美甘)
鶴田城(鶴鳴城)(御津郡建部町鶴田) ほか

[近世城郭と陣屋]
岡山城(金烏城)(岡山市丸ノ内)備前国
津山城(鶴山城)(津山市山下)美作国
下津井城(倉敷市下津井)備前国
足守陣屋(岡山市足守)備中国
戸川陣屋(都窪郡早島町早島)備中国
三成陣屋(小田郡矢掛町矢掛)備中国
鴨方陣屋(浅口郡鴨方町鴨方)備中国
山崎陣屋(成羽陣屋)(川上郡成羽町下原)備中国
浅尾陣屋(総社市門田)備中国
新見陣屋(新見市新見)備中国
岡田陣屋(吉備郡真備町岡田)備中国
西荏原陣屋(井原市西荏原町)備中国
伊達氏居館(府元山城)(上房郡賀陽町大字北)備中国
秋庭氏居館(上房郡有漢町字土居)備中国
鶴田陣屋西御殿(久米郡久米町大字桑下)美作国

前書きなど

はじめに
 私は、 城が大好きである。 それは多分、 幼少の頃より津山城址の近くに住まいし、 遊び場として 「お城山」 を駆け巡ったからかもしれない。 誰もが城と言えば、 天守閣や櫓やぐらがある城を思う。 私もそうであったが、 一口に 「城」 と言っても分野が広い。
 近世城郭で言えば、 陣屋も無城大名の城構えの住居であり、 城である。 戦国時代の山に構えた砦や、 麓の館も城構えであればこれも一つの城である。 今まで、 興味のなかった戦国時代の山城や近世の陣屋も、 出雲の月山富田城や播磨の三日月陣屋を訪城して、 私の気持ちが一変してしまった。 巧みな縄張り、 石垣構築の発達した近世城郭にはない、 工夫が見られるのである。
 それ以来、 岡山県下の山城や無城大名の陣屋がどのくらい存在するのか、 調べたくなった。 そして、 ここに全体の数からすれば、 ほんの10%ほどの数ではあるが、 記載する機会が得られた。 少しでも、 その遺構を残してもらいたいし、 また岡山の人たちにも身近にあるやもしれない城址に、 関心をもってもらえれば有り難い。
 ましてや、 昨今のハイキングブームである。 軽装でもって気軽に山城巡りや、 陣屋を訪ねてもらいたい。 そして、 気持ちは戦国時代の武将になって、 登城時は攻め手側、 下城時は守り手側で心躍らせて頂けたら幸いである。 出雲の戦国武将、 山中鹿之介幸盛の 「願わくば、 我に七難八苦を与えたまえ」 ではないが、 願わくば、 城郭ファンになっていただきたい。

著者プロフィール

森本 基嗣  (モリモト モトシ)  (

森本基嗣(もりもともとし)
昭和30年1月15日生まれ。
九州産業大学工学部卒業。幼少の頃より、城下町(津山)に住んでいたことから、城郭に興味を持ち、城郭探訪をしていたが、6年前から本格的に近県の城郭と岡山県下の近世城郭と中世城郭を踏査し始める。
ニフティ「城郭フォーラム」会員、日本城郭史学会会員。救命救急センター勤務。岡山県津山市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。