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Communication Shift
「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2014年3月
- 書店発売日
- 2014年3月12日
- 登録日
- 2014年2月4日
- 最終更新日
- 2016年7月23日
紹介
広告は社会のために何ができるか。
ソーシャルプロジェクトの経験と、
広告の最前線で活躍する12名のクリエイターとの対話から、
ヒト・モノ・コトをつなげる仕組みをうみだす「広告とコミュニケーションの未来」を切り拓く。
澤本嘉光・永井一史・箭内道彦・佐藤尚之・今村直樹・丸原孝紀
松倉早星・鈴木菜央・石川淳哉・東畑幸多・嶋浩一郎・中村洋基 (登場順)
目次
はじめに
第1章 原点――現状の広告に対するいくつかの疑問
広告づくりは、いったい誰のものか
なぜ広告賞という単一の価値観しかないのか
広告の世界には、なぜ自己批判がないのか
広告は、大量消費をうながすことしかできないのか
広告は、そもそも社会をよくするためのものではないのか
第2章 模索する日々――広告は社会のために何ができるか
これからの広告のありかた
1 企業を出発点に
「ほんとうにいいことをする」
「ともに行動する」マーケティングへ
効率の悪いコミュニケーションへ
広告づくりを「みんなのもの」に
企業のありかたのデザインへ
「一個人として」発想する
広告が信じてもらえるためには
2 NPO・個人・コミュニティを出発点に
「伝える」という技術
大量生産、大量消費のひずみ
広告のスキルで「通訳」する
個人の想いを伝えていく「仕組み」
3 社会課題を出発点に
広告が主体となる
「人の命を救う」マーケティングへ
未来の広告会社
未来の広告のありかた
これからの広告は何をすべきか?
第3章 広告のポテンシャル――広告づくりの発想や技術
「無自覚」から「自覚」へ
「いや、こういう別の見方をすれば」
異なる意見の橋渡しをする
広告人の強み
閉塞し停滞したものを活性化させる
「ポテンシャルバリュー」を見通す
個人の心の中に「潜在的にあるもの」
広告的思想の可能性
広告の未来への提言
第4章 ヒト・モノ・コトはこれから“どう”つながっていくのか
3.11を越えて
もうひとつの「つながりのレイヤー」を持つ
さまざまな価値と価値を交換する「クラウドトレード」
人は、壁を越えたい生き物だ。
おわりに
前書きなど
広告は社会のために何ができるか
ヒト・モノ・コトをつなげる仕組みをうみだす
世界中の人が幸せになるまで、
僕らの仕事は終わらない――箭内道彦
ソーシャルプロジェクトの経験と、
12人のクリエイターとの対話から、
「広告とコミュニケーションの未来」を切り拓く。
澤本嘉光 永井一史 箭内道彦 佐藤尚之 今村直樹 丸原孝紀
松倉早星 鈴木菜央 石川淳哉 東畑幸多 嶋浩一郎 中村洋基 (登場順)
版元から一言
「広告というものが、もっと社会にとって価値あるものになれないか」。企業やNPOなどと協働してさまざまなプロジェクトを立ち上げていくなかで格闘してきた問いを原点に、ソーシャル・デザインの第一線で活動する著者が、「広告の未来」を提言する。社会貢献と広告が融合するような動きをプロジェクトにしていく仕事を、模索の時代から現在にいたるまで、具体例を通して紹介。また、広告の最前線で活躍するクリエイター(澤本嘉光・永井一史・箭内道彦・佐藤尚之・今村直樹・丸原孝紀・松倉早星・鈴木菜央・石川淳哉・東畑幸多・嶋浩一郎・中村洋基)との対話を盛り込みながら、広告の可能性を探り、広告人の力をどう社会に役立てていくか、根本的な視点の転換を呼びかける。
上記内容は本書刊行時のものです。