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木の音をきく リーッタ・ヤロネン(文) - 猫の言葉社
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木の音をきく (キノオトヲキク)
原書: Tytto ja naakkapuu

児童図書
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発行:猫の言葉社
A4変形判
縦260mm 横235mm 厚さ10mm
重さ 450g
48ページ
上製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-904196-09-0   COPY
ISBN 13
9784904196090   COPY
ISBN 10h
4-904196-09-0   COPY
ISBN 10
4904196090   COPY
出版者記号
904196   COPY
Cコード
C8797  
8:児童 7:絵本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2012年9月
書店発売日
登録日
2012年8月23日
最終更新日
2022年3月30日
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受賞情報

フィンランディア・ジュニア賞

紹介

父親が亡くなり、遠くの町へ引っ越すことになった。母親の仕事や二人の住むところを探すために、今日は電車に乗って引っ越す町を見に行く。母親が切符を買っているあいだ、少女はカラスを見ながら待っている。木からいっせいにカラスが飛び立つ。少女には、愛するものを失う木の気持ちが痛いほどよくわかる。すると、少女の心に、父親の思い出が次から次へと蘇ってきた。寂しさとは何か? 死とは何か? モノローグで語られる少女の孤独、そして、新しい生活への不安と期待。

版元から一言

一流の画家と作家の薫り高い絵と文章で読者を深い世界へと誘う渾身の作品です。少女の気持ちがよく描かれているので、大人が読んでも涙がこぼれます。

著者プロフィール

リーッタ・ヤロネン  (ヤロネン,R.リーッタ)  (

作家。フィンランドのタンペレ大学で文学とジャーナリズムを学んだ後、新聞記者になる。1990年より作家活動に専念し、児童書も大人の読み物も執筆している。デビュー作から注目を集め、いくつもの文学賞を受賞。3部作の1作目である本書は、フィンランディア・ジュニア賞に輝いた。本書は、スウェーデン、ドイツ、フランス、リトアニア、韓国、ポーランド、中国、エストニアでも翻訳出版されている。夫のオッリ・ヤロネンも作家で、アイルランド旅行についての共著がある。

クリスティーナ・ロウヒ  (ロウヒ,K.クリスティーナ)  (

フィンランドで人気の絵本作家、イラストレーター。1984年より文と絵の両方を手掛ける自作絵本の制作に取り掛かる。絵本「アイノ」シリーズは、10か国以上で翻訳出版されている。表現力には定評があり、ロウヒの絵本は1993年と2004年の2回にわたり、フィンランドで「最も美しい本」に選ばれた。

稲垣 美晴  (イナガキ ミハル)  (

エッセイスト、翻訳家。東京芸術大学卒業後、ヘルシンキ大学に留学。その留学体験を「フィンランド語は猫の言葉」に著し、フィンランド文化紹介の先駆けとなる。東海大学文学部北欧学科で12年間教鞭をとった後、フィンランドに特化した出版社、猫の言葉社を設立。フィンランドの絵本の翻訳多数。

上記内容は本書刊行時のものです。