『古史古伝』異端の神々 原田実(著) - ビイング・ネット・プレス
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『古史古伝』異端の神々
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2006年3月
- 書店発売日
- 2006年3月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2022年4月25日
紹介
壮大な叙事詩に秘められた神々の行跡。
記紀神話には語られていない太古日本の姿を追う！
目次
まえがき
第１章 【竹内文書】 鍛冶神から始原神へ─アメノマヒトツ
第２章 【上記】 海人族の王朝伝承？謎の王朝─ウガヤフキアエズ
第３章 【秀真伝】【三笠文】【太占】 万物の命を若返らせる歌の女神─ワカヒメ
第４章 【富士宮下文書】 噴煙に消えた高天原の女王─コノハナサクヤヒメ
第５章 【九鬼文書】 鬼門の祟り神から救世神へ─ウシトラノコンジン
第６章 【和田家文書】（【東日流外三郡誌】他） 奪われた本来の伝承─アラハバキ
第７章 【甲斐古蹟考】 湖を沃野に変えた蹴裂伝承の主人公─トホビコ
【但馬国司文書】 日本海に栄華を誇る三丹王国の祖神─アメノホアカリ
第８章 【伊未自由来記】 隠岐島に独立国を築いた巨人─オオヒト
【カタカムナ】 伝説の陰陽師から超科学の継承者に─アシアトウアン
第９章 【美社神字解】ヤマトタケを信州で迎えた神官の祖神─オモヒカネ
【真清探當證】王統交代劇の鍵を握る？尾張の主神─マスミダノオオカミ
第10章 【秋田物部文書】東北の地を開いた？物部氏祖神─ニギハヤヒ
【肯搆泉達録】天地を鳴動させる北陸の女神─アネクラヒメ
第11章 【大成経】伊勢外宮に祭られた豊穣の月神─ツクヨミ
【南淵書】北冥に現れた人類共通の祖神─スサノオ
第12章 【契丹古伝】満州・朝鮮を守護する長白山の山神─キリコエ
【桓檀古記】日本では神、韓国では一将軍？─彦波弗哈
第13章 【山海経】長江文明の祖神か?極北の怪異か？─燭陰
【封神演義】新界創設のきっかけを作った荒ぶる女神─女媧
付章 『古史古伝』は「古文書」か？
前書きなど
【著者・原田実先生からのメッセージ】
『竹内文書』『上記』『富士宮下文書』などの「古史古伝」はいずれも近世から現代の偽作である。しかし、だからこそ、作成された時代の精神をよく反映した文献である。それぞれの時代がもつ歴史的空想力の展開と、限界を読み解いていただきたい。
上記内容は本書刊行時のものです。
