クラウゼヴィッツのナポレオン戦争従軍記
クラウゼヴィッツ, 金森誠也:訳
発行:ビイング・ネット・プレス
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四六判 187ページ 上製
定価:2,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-904117-07-1 C0022
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年07月
書店発売日:2008年06月28日
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※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます

紹介

名著『戦争論』の著者・クラウゼヴィッツが『戦争論』以外に発表した論文・書簡から一般に馴染みやすいものを選んで構成した。本書は、戦術は如何にあるべきか、名将の条件とは何かなど、分かりやすく解説されている。

目次

はじめに
第一章 イエナ・アウエルシュテットの戦い
     ナポレオン軍の進入
     アウエルシュテットの敗北
     プロイセン軍の退却
第二章 ナポレオンのロシア遠征
     クトゥーゾフ将軍の戦略
     マクドナルド将軍とヨルク将軍の確執
     ヨルク将軍とロシア軍との休戦協定
     ナポレオン退位の原因となったヨルク将軍の決断
     ナポレオンの戦略の特徴と敗因
第三章  名将シャルンホルスト論
     イエナ・アウエルシュテットの戦いでの活躍
     プロイセン軍の改革
     精神の独創性と人を心服させる力
     新作戦理論のもとに軍の制度、訓練、戦闘規則を制定
     勇敢さと慎重さを兼ね備える
     戦場にふさわしい決断力と確固たる態度
第四章 ワーテルローの戦い前後

前書きなど

 クラウゼヴィッツはナポレオンのモスクワ遠征が軍事的に失敗した理由を分析している。
「……ナポレオンは、モスクワを占領することで(戦いは)峠を越すことになると信じたのだ。
 これは、ナポレオンのような個性を持った人物として当然の見解であったように思われる。ただ、この作戦が対露戦にあたって適切であったか、もっと別の手段を用いるべきでなかったかという疑問が残る。
 しかし、私はそうは思わない。ロシア軍を撃滅し、散乱させ、モスクワを占領することは対露戦において達成されるべき、しかるべき目標であったろう。しかし、この目標には本質的な条件が欠けていた。ナポレオンはモスクワにもっと強力に御輿をすえて留まるべきであった。
 ナポレオンが、いかにも高慢にそして軽率にこのことをないがしろにしたのは、彼の個性のしからしめるところだろう。彼は九万の軍隊を率いてモスクワを占領したが、その後は二〇万の軍勢でここを固めるべきであった。」

版元から一言

決断と行動は軍隊も人生もビジネスも同じ。

著者プロフィール

クラウゼヴィッツ(クラウゼヴィッツ)

1780〜1831。プロイセンの将校で軍事理論家。ナポレオン戦争に従軍し、その時の体験から戦争・戦術を政治の一側面として捉え、理論的に分析、位置づけた。現在の政治学や安全保障の面でも高い評価を受けている。

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