フルカワヒデオスピークス!
古川日出男:著
シリーズ・叢書「エクス・ポ・ブックス」の本一覧
発行:アルテスパブリッシング この版元の本一覧
四六判 304ページ 仮フランス装
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-903951-24-9 C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年11月 書店発売日:2009年11月06日
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紹介

三島由紀夫賞・日本SF大賞受賞作家の古川日出男が異ジャンルの表現者たち11人と語りあう
『アラビアの夜の種族』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『聖家族』と話題作を次々に発表して高い評価と熱い支持を受けている気鋭の作家・古川日出男が、アジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤正文、脳科学者の茂木健一郎をはじめ、ロック・ミュージシャン、ダンサー、アーティスト、ファッション・デザイナー、翻訳家など異ジャンルの表現者たちと語り合う迫熱の対談集。
本書は批評家・佐々木敦が主宰するカルチャー雑誌『エクス・ポ』とアルテスパブリッシングとのコラボレーション企画第1弾です。

対談ゲスト(掲載順):後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、iLL(中村弘二)、坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)、黒田育世(ダンサー)、桑原直(ファッション・デザイナー)、大竹伸朗(画家)、和合亮一(詩人)、岸本佐知子(翻訳家)、佐藤良明(アメリカ文学者)、茂木健一郎(脳科学者)、佐々木敦(批評家)

目次

PART1 音楽
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION):畏怖(if)を抱きながら
iLL(中村弘二):ブラックボックスの濃淡
坂本慎太郎(ゆらゆら帝国):「わからなさ」を突き詰めて
HF speaks 音楽とその他について

PART2 言葉なきもの
黒田育世:見えない「傷」を共有する
桑原直:自分と誰かの接点
大竹伸朗:毎日、1本の線から〜宇和島にて
HF speaks 言葉なきものとその他について

PART3 言葉
和合亮一:小説と詩のダイナミズム
岸本佐知子:朗読の言葉、翻訳の言葉
佐藤良明:吠えるコンピュータ
茂木健一郎:すべてのリミッターを外せ!
佐々木敦:朗読をめぐって/『聖家族』をめぐって
HF speaks 言葉とその他について

終わりに

前書きなど

『書くことと語ることは、あたりまえだが、ちがう。なにしろ「目に見えるもの」と「目に見えないもの」として両者それぞれがアウトプットするのだから、必然ちがう。語るときは字づらなんて気にしていない。が、いざ書く段になると、どの漢字を選ぶのか、ひらがなにするのかカタカナにするのか、どこに読点を打つか││あるいは打たないか──延々と選択の連続だ。いっぽうで語るときは伝わればいいんだから、そうした選択はないし、それどころか論理的に考えるとおかしなフレーズ、コンテクストでも、ちゃんと相手に届いたりするし、届いた以上はその「おかしな」フレーズ、コンテクストで正しいという結論になる。これは圧倒的なちがいだ。そして、そんなちがうものを、文字に起こして対談集にするのは無謀だ。そんな無謀なものが一冊にまとまって、おれは素直にうれしい。』(本書「終わりに」より)

著者プロフィール

古川日出男(フルカワヒデオ)

1966年福島生まれ。作家。98年に『13』(角川文庫)でデビュー。2002年に『アラビアの夜の種族』(角川文庫、全3巻)で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。06年に『LOVE』(祥伝社)で三島由紀夫賞を受賞する。08年、二段組みで全738ページというメガノベル『聖家族』(集英社)を上梓。09年にはHEADZよりフルカワヒデオプラス名義の朗読CD『MUSIC: 無謀の季節』をリリースした。現在、新作4本を同時執筆中。

上記内容は本書刊行時のものです。
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