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文章は写経のように書くのがいい
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年3月
- 書店発売日
- 2009年3月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2010年10月20日
紹介
自らのことを自己完結型の書き手と呼ぶ著者。
本書では、あの「多筆」の秘密を初公開します!
「文章を写経のように「サクサク」一定のペースで書く」「自分の平均的な執筆速度を知る」
「『私には書くことがない』という人は、自由連想方式、『100の質問』方式を」
「10時間あるよりも、『15分しかない!』ときのほうが効果的に書くことができる」
「POS方式、SOAP方式で客観的に書く力をつける」……etc.
具体的なトレーニング方法を、「本を書くのがストレス解消」と語る著者独自のエピソードをまじえつつ、紹介していきます。
書くことになれていない人から、日々何かを書いている人まで――文章を書くことが楽しくなる一冊です。
目次
1章 そもそも何のために書くのか
2章 「何を書くか」の見つけ方
3章 どう書けばいいのか1 一定のペースで書く
4章 いつ書くのか
5章 どう書けばいいのか2 細切れに書く、ひな型を使う
6章 文庫本の解説を書く!
7章 文章は写経のように書くのがいい
8章 カルテ書きから学んだ「効果的な書き方」
9章 小説家タイプ・評論家タイプの書き方
エピローグ すぐれた文章は実用的
版元から一言
香山リカ氏――
精神科医であるとともに、1年に10冊以上の本を執筆し、何本の連載・書評を抱えているか、担当編集者ですらわからなくなっている書き手である。
しかも、本はすべて「書き下ろし」。
口述筆記やインタビューから単行本をつくることもなんら珍しくない昨今にあって、
これは驚異的と表現するほかない。
あれほど忙しいのに、あの「多筆」はどうして可能なのか?
ずっと疑問に思っていた謎が、本書で氷解。
そうか、文章はこう書けば良かったのか!
いいものを書こう、うまく書こう。
そういう力みを捨てて、写経をなぞるように書く。無心になってサクサク書けばいい。
そうすれば、かえって文章は人に伝わるものになっているから――。
コペルニクス的転換をもたらす文章術の本です。
上記内容は本書刊行時のものです。