発行:リーダーズノート・パブリッシング
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A5判 352ページ 上製
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-903722-04-7 C3033
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年06月
書店発売日:2007年06月01日
※版元より営業日2~5日でお届けします
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紹介
香港返還から10年。日本経済研究センターの世界50カ国・地域の潜在的競争ランキングで、世界1位の座についた香港は、いかにして「世界一」の座を得たのか。綿密な分析を基にまとめた最新の香港がわかる必読の一冊。
目次
序章-香港の現状/第1章-返還10周年にして立証された香港の経済競争力/第2章-香港の競争力源泉解明/第3章-香港の成長要因分析(1)汎珠江デルタと雁行形態論の形成/第4章-香港の成長要因分析(2)華南重化学工業化が香港にもたらすビジネス恩恵/第5章-香港の成長要因分析(3)香港域内の新産業創出/第6章-香港のリスク要因/第7章-日系中小企業による香港活用/結章-香港の未来
前書きなど
日本・香港経済委員会委員長 鈴木 邦雄
1997年7月1日、香港が中国に返還された。返還当時世界の目は香港に注がれ、その将来について悲観的、楽観的意見が交錯したことが今でも思い出される。それから10年後、悲観論者の予想に反し、香港は見事な経済成長を維持している。アジア金融危機を乗り切り、新型肺炎SARSの年にも苦難の中で対策を打ち出し、2004年からは完全に経済回復して3年連続で高成長を遂げている。
そんな中、2006年初頭に日本有数のシンクタンク、日本経済研究センターから世界50カ国潜在的競争力ランキングなる調査結果が発表され、香港が見事世界1位の座についたという報道が日本や香港を駆け巡った。その年の春、日本と香港間の経済交流の推進母体である日本・香港経済委員会と香港・日本経済委員会の合同会議に日本から11社のシンクタンクが結集して参加し、香港から四川省成都までの汎珠江デルタ10日間調査を同時実施して、何故香港が10年目にして世界1位の経済競争力を保ったのかその源泉を分析するプロジェクトを立ち上げたのである。本書は一年にわたる彼等の研究成果であり、そこにはこれまで日本では紹介されなかったような、香港経済の構造的特色や競争力源泉にあたる幾つかの特徴が披露されている。香港の強さを改めて思い知ると同時に世界一強い経済を中国が包含し、なおかつそれが日本を含む東アジアに存在しているという事実は、今後東アジアの経済発展の動向を考える上で大変重要な示唆を与えていると思われる。
香港返還10周年という象徴的な今年こそ、改めて香港を根本的に考え直し、そこから中国の未来をも展望していく道筋を我々も思考していきたいと考える。本書を通じて広く日本社会が香港をより良く理解し、そこから見えてくる中国や東アジアの発展へ視野を拡大していければ事業支援者としての我々も本望である。
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