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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
グローバル化のなかの近代日本
基軸と展開
A5判
404ページ
上製
定価
6,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年3月
- 書店発売日
- 2015年3月19日
- 登録日
- 2015年2月9日
- 最終更新日
- 2015年3月16日
紹介
幕末の開国によって本格的に開始される日本の近代化は、国際化・世界化(グローバリゼーション)の過程であった。だが国際化ということは外交史という分野に限定されるものではなく、政治・経済・社会・文化など日本近代の全ての事象を貫くもっとも根本的な潮流なのであり、近代日本社会そのものを理解する上で中心となるべき概念である。本書はこのような問題意識のもと、19世紀後半から20世紀前半における日本と国際社会との関係のあり方を多角的に検証し、日本近代史に関する新たな歴史像を提示しようとするものである。
目次
序 グローバル世界の形成と日本の近代化 (小風秀雅)
Ⅰ 万国対峙の実相
1 民権派とヨーロッパの邂逅(真辺美佐)
2 明治憲法の発布と政治空間の変容(小風秀雅)
3 『蹇蹇録』の描いた国際社会(古結諒子)
4 一九〇〇年パリ万国博覧会と日本(矢野裕香
Ⅱ 日本外交の展開
5 対清外交と駐清外交官(于 紅)
6 西徳二郎と近代日本(千葉 功)
7 著作権をめぐる国際基準の形成と日本(加藤厚子)
8 国際連盟と日本(和田華子)
Ⅲ グローバル化の進展
9 国際通信社の設立と日本情報(佐藤純子)
10 町村長の見た第一次世界大戦後の欧州(季武嘉也)
11 対中経済進出の拠点としての上海(渡辺千尋)
12 米国大衆消費社会の成立と・と日本製陶磁器(今給黎佳菜)
上記内容は本書刊行時のものです。