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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
近代日本の租税と行財政
A5判
260ページ
上製
定価
6,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年6月
- 書店発売日
- 2014年6月19日
- 登録日
- 2014年5月7日
- 最終更新日
- 2014年6月19日
紹介
これまで、財政史における租税への関心は、政府の財政方針に基づく税制、そしてその結果である租税収入額に注がれてきた。しかし、税法の成立から納税までの間には、調査や課税などの税務当局による税法の執行があり、最終的に納税者が国庫に納税するまでの過程が存在する。そこには今日とは大きく異なる仕組みも存在していたのである。本書では、近代日本の行財政システムや実態から租税を見直し、多様で新しい近代租税史を提示する、近代租税史論集の第二集。
目次
はしがき(牛米 努)
Ⅰ 租税と財政
戊辰内乱と租税半減’(宮間純一)
宮内省の公家華族救済措置(刑部芳則)
明治後期町村資金蓄積政策と監督行政(中西 啓太)
帝国議会における租税の請願(今村千文)
Ⅱ 租税と地域
家禄奉還制度の展開(堀野周平)
熊谷県における集会(江連 晃)
大区小区制と初期連合村(栗原祐斗)
明治前期の土地調査(高村昭秀)
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。