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戦争・災害と近代東アジアの民衆宗教 武内 房司(編) - 有志舎
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戦争・災害と近代東アジアの民衆宗教 (センソウサイガイトキンダイヒガイアジアノミンシュウシュウキョウ)

歴史・地理
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発行:有志舎
A5判
上製
定価 6,600円+税
ISBN
978-4-903426-82-2   COPY
ISBN 13
9784903426822   COPY
ISBN 10h
4-903426-82-3   COPY
ISBN 10
4903426823   COPY
出版者記号
903426   COPY
Cコード
C3014  
3:専門 0:単行本 14:宗教
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年3月
書店発売日
登録日
2014年2月10日
最終更新日
2014年3月18日
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紹介

19世紀から20世紀という戦争と災害が東アジア・東南アジアを覆った時代、これらの地域には広範な民衆宗教の「越境」現象が生じた。それは、地理的・空間的な意味での「越境」であると同時に、キリスト教など他宗教世界への「越境」をつうじて、伝統民衆宗教が新たな近代性を獲得していく過程でもあった。同善社・世界紅卍字会・カオダイ教などの民衆宗教の考察を通して、戦争と災害という近代を象徴する二つの契機のなかで、何がこれらの「越境」現象を生み出し、どうして民衆宗教に活性化と深化をもたらしたのか、その背景を探る。

目次

総 説                                    武内房司
第Ⅰ部 災害と民衆宗教
 一 明清民間教派の「避劫銀城」                  曹新宇(折原幸恵訳)
 二 近代道教の終末論                        ヴァンサン・ゴーサール(梅川純代訳)
 三 民間教派から慈善団体へ                    小武海櫻子
 四 世界紅卍字会の慈善観                     宮田義矢
 五 清末の災難における扶乩団体の慈善活動         王見川(小武海櫻子訳)
 六 中国紅十字会と清末民初の標章問題            篠崎守利
 七 植民地台湾の震災                        胎中千鶴
第Ⅱ部 戦争と民衆宗教
 一 戦場の遺体                            孫  江
 二 道 義                               范純武(張士陽訳)
 三 日本占領期香港におけるカトリックの救済活動      倉田明子   
 四 植民地朝鮮における仏法研究会の教理と活動      趙景達
 五 先天道からカオダイ教へ                    武内房司
 六 「ホーおじさん教」と戦争の記憶                今井昭夫

著者プロフィール

武内 房司  (タケウチ フサジ)  (

学習院大学文学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。