井村 行子:著
発行:有志舎 この版元の本一覧
四六判 200ページ
定価:2,200円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-903426-11-2 C1022
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年02月 書店発売日:2008年02月20日
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ヨーロッパ世界にとって、中東世界とはどのようなものだったのか。中世ヨーロッパの「異教徒」観から、やがて人種論が創出され、「内なる他者」ユダヤ人を「異人種」として差別していく思想構造を分析する。欧米世界が今なお抱える中東・ユダヤ人への「まなざし」の原点を問う。
目次
プロローグ—「異人種」 の創造
I 異教としてのイスラム
第一章 コーランのラテン語訳—言葉による改宗のきざし
第二章 ラモン・ルイ—言葉による改宗
第三章 ピエール・デュボア—国家による十字軍?
第四章 ギヨーム・ポステル—国家による改宗
II 転 換
第五章 「神の言葉」を求めて—アラブのもうひとつの顔
第六章 バロックの退屈—「客観的な学問」の兆し
III 人種論の生成
第七章 セム語学の成立—宗教に対する寛容と人種に対する不寛容
第八章 インドの再発見—インド・ヨーロッパ語学の成立
第九章 「セム族」の神話—再び敵となったアラブ
第一〇章 アーリア神話の誕生—人種論の生成
エピローグ—捻りあわされた視線
著者プロフィール
井村 行子(イムラ イクコ)
都留文科大学非常勤講師
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