満洲国と日本の帝国支配
田中 隆一
発行:有志舎
この版元の本一覧
A5判 320ページ
定価:5,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-903426-10-5 C3021
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年12月
書店発売日:2007年12月20日
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紹介

満洲国とは、帝国日本にとっていかなる存在だったのか。本書は植民地朝鮮との相関関係を中心に、満洲国統治を植民地帝国日本のなかに位置づけ、その構造を明らかにする。日本・韓国・中国における満洲国・植民地研究の最新成果をふまえ、満洲国統治機構の運営実態や権力構造、日本本国・植民地朝鮮との構造連関、そして越境していくヒト・モノ・カネとそれによって変容する中国東北社会の姿などを分析、新たな日本「帝国」像を描き出す。

目次

第一部 東アジアの歴史認識と満洲国
第一章 日本における満洲国研究の動向
第二章 韓国における満洲・満洲国研究の動向
第三章 中国における満洲時期研究の動向

第二部 満洲国統治機構の形成と治外法権撤廃
第四章 満洲国における憲法制定問題
第五章 満洲国治外法権撤廃と満鉄 
第六章 満洲国時期の領事館警察と中共満洲省委の都市工作
         —ハルビンを事例にして—

第三部 満洲国期の在満朝鮮人問題 
第七章 「満洲国民」の創出と在満朝鮮人問題
—「五族協和」と「内鮮一体」の相剋—
第八章 満洲国時期在満朝鮮人の「対日協力」
—ハルビンを事例に—
第九章 満洲国期朝鮮人の自我意識と日常生活
          —関東憲兵隊『通信検閲月報』を中心にー                        
第四部 満洲国と朝鮮植民地支配
        —その構造連関—
第一〇章 満洲国期の満鉄と「日本海ルート」
第一一章 満洲国と帝国日本の異法域統合
        
   

付   録
参考文献
あとがき

著者プロフィール

田中 隆一(タナカ リュウイチ)

韓国東南保健大学講師

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