幕末史の再検討もうひとつの明治維新
家近 良樹:編
発行:有志舎
この版元の本一覧
A5判 270ページ
定価:5,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-903426-05-1(4-903426-05-X) C3012
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年10月
書店発売日:2006年10月25日
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紹介

幕末史を考えるとき、もはや薩長両藩を中心にすえて考える時代は去った。複雑な利害関係にある諸政治勢力を、討幕派と佐幕派の二項対立図式で描くことは、もはや許されない。本書は、長州藩内の「俗論派」といわれた人々や薩摩藩内の「反討幕派」、さらに中立諸藩や朝廷内の中下層公家勢力など、これまでの薩長討幕派史観によって光が当てられてこなかった諸勢力をはじめて分析し、新たな幕末維新史を構築する。

目次

序 幕末維新史の再構築に向けて          
一 長州藩正義派史観の根源—天保改革期の藩内勢力と政治力学—     
二 文久二・三年の尾張藩と中央政局—徳川慶勝・茂徳二頭体制下の尾張藩の政治動向—
三 文久三年京都政局と米沢藩の動向              
四 幕末朝廷における近臣—その政治的活躍のメカニズム—
五 京よりの政治情報と藩是決定—幕末期鳥取藩池田家の情報収集システム—
六 長州再征の目的 —慶応ニ年六月開戦前後の徳川幕府—
七 将軍空位期における「政令一途」体制構築問題と諸侯会議
八 武力倒幕方針をめぐる薩摩藩内反対派の動向

著者プロフィール

家近 良樹(イエチカ ヨシキ)

大阪経済大学教授

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