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現代日本における銀行資本の蓄積
発行:唯学書房
A5判
232ページ
上製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年8月
- 書店発売日
- 2015年9月12日
- 登録日
- 2015年8月10日
- 最終更新日
- 2015年8月28日
紹介
マルクスの「利潤率の傾向的低下法則」を手掛かりに、現代日本における銀行資本の蓄積動向のメカニズムを考察。利潤率・利子率の傾向的低下の諸要因を明らかにする。
目次
第1章 利潤率と利子率の傾向的低下――日本における利子率の長期低落について
はじめに/第1節 利潤率の傾向的低下/第2節 利子率の傾向的低下/第3節 1990年代中頃以降の利子率の低下/おわりに
第2章 1980年代後半における銀行資本と現実資本の蓄積
はじめに/第1節 高度成長期の銀行資本と現実資本の蓄積/第2節 1970年代後半以降の銀行資本と現実資本の蓄積/第3節 バブル期における銀行資本と現実資本の蓄積/おわりに
第3章 日本における金融持株会社制度導入の契機
はじめに/第1節 業態別子会社方式による銀行の総合金融機関化/第2節 金融持株会社制度の導入による銀行の総合金融機関化/第3節 金融持株会社制度の導入の契機/第4節 アメリカの銀行持株会社制度との比較/おわりに
第4章 1990 年代後半以降の大手銀行の再編とその動因
はじめに/第1節 1990年代後半以降における大手銀行の集中の性格/第2節 銀行資本の収益性の低下/第3節 収益構造の変化とその限界/おわりに
第5章 銀行資本における利潤率の傾向的低下――大手邦銀の低収益性について
はじめに/第1節 銀行資本における利鞘の傾向的低下/第2節 銀行資本における利潤率の傾向的低下/第3節 2000年代以降の銀行資本における利潤率の低下/おわりに
終章 本研究の到達点と今後の課題――現代日本の銀行資本の蓄積の研究についての総括
上記内容は本書刊行時のものです。