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ごはんとおかずのルネサンス 四季の息吹・今昔おかず編 弓田亨(著/文) - イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ企画
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ごはんとおかずのルネサンス 四季の息吹・今昔おかず編 (ゴハントオカズノルネサンス シキノイブキ コンジャクオカズヘン)

趣味・実用
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A4横判
縦202mm 横262mm
144ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-901490-27-6   COPY
ISBN 13
9784901490276   COPY
ISBN 10h
4-901490-27-3   COPY
ISBN 10
4901490273   COPY
出版者記号
901490   COPY
Cコード
C2077  
2:実用 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年3月
書店発売日
登録日
2011年2月1日
最終更新日
2012年10月5日
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紹介

より易しく、よりおいしく、目指したのは「昔の母の味の再現」でした。下茹で、あく抜きをしない。そしていりこをダシとして使う。昔の日本では当たり前に行われていた料理法に、栄養素の乏しくなった日本の食材に外国の種子類やオリーブオイルを加え、栄養素を補う。
「マクロビオティック」でも「粗食」でもない、本当においしくて、本当に心と身体が健康になる料理法です。一度試してみてください。今までの料理法の間違いにきっと気づくことでしょう。

前書きなど

 私は2009年、自著『失われし食と日本人の尊厳』において、日本の作物は実は世界で最も栄養素が欠落していて、さらに間違った料理法によって日本人の体からは致命的なまでにタンパク質やビタミン、ミネラルなどが欠乏し、アトピー性皮膚炎や潰瘍性大腸炎、アスペルガー症候群など多くの肉体的精神的病を蔓延させていることを明らかにしました。
 そして2010年6月に発売した『ごはんとおかずのルネサンス』改訂版によって、私達が推し進めてきた新たなる料理法は完全な形を整えました。この『ごはんとおかずのルネサンス』だけが、真に健やかな心と身体を育み、様々の病気に有効に対処出来ることを多くの方々の様々の病気の改善・快癒によって証明してきました。

 私達の中心となる考え方は、本当のおいしい食には必ず豊かな栄養素が含まれており、私達の細胞や身体を元気にしてくれるということです。そして家庭料理では、「本当のおいしさ」は簡単で短時間で出来なければなりません。灰汁抜き・下茹でなど無意味な手間を省いた私達の料理法は、あっけなくこれまでの工程時間の半分以下で出来てしまいます。
 そして、ほとんどこれまでの料理の材料費と変わらずに出来てしまいます。特別な高価な食材は必要としません。普通のスーパーでの安価な材料を基準にしています。ほんの少しだけの材料費アップですみます。
 そして何よりも、どんな料理法よりもおいしいんです。この料理をしばらく食べ続けると、皆が食べることに本気になってくれます。そしてみるみる家族が元気になってきます。 お父さんもお兄さんもお姉さんも、めっきり外食が減り、家の夕食を楽しみにし始めます。昨今、正しい食の形を忘れたミネラル摂取が議論されています。例えばインスタントラーメンなどの出来合いの物に栄養価の高い出しなどを加えたとしても、「人間にふさわしい」食は出来ません。とりあえず肉体の不調は改善されても、彩りのある明るくきらきらと輝く心は育ちません。お母さんが子供への暖かい思いの下に、人参、大根一本から自ら作った手料理によってのみ、子供の心と未来は開くのです。
 食は音声を発する言葉よりももっと基本的な、人と人を結ぶ言語なのです。そしてこのことを可能にするのは『ごはんとおかずのルネサンス』しかあり得ないことを、私は今、確信をもって断言する事が出来ます。
 この本では食材の旬を強く意識し、季節の彩りに満ちた、日本人の心と身体に健康と幸せを与える真の日本人のおいしさが再現されています。
(弓田亨)

版元から一言

2006年発売の「ごはんとおかずのルネサンス記憶の中の母の味」をシリーズ化に合わせて改訂・改題。カバーを一新しました。この本は、シリーズの中でもおかずのバリエーションを重点的に紹介しています。比較的簡単に作れる和え物やサラダなどから、野菜を大きめに切って煮るだけの簡単煮物など。ルネサンス流の灰汁抜き・下茹で不要、砂糖・みりん不使用のレシピ初心者にも、とりかかりやすいメニューが満載です。本書からスタートしてみるのも良いと思います。家族の「わぁ、おいしい!」の声に、きっと他のシリーズのレシピも作ってみたくなりますよ。

著者プロフィール

弓田亨  (ユミタトオル)  (著/文

1947年福島県会津若松市に生まれる。1970年、明治大学卒業後、熊本のお菓子屋『反後屋』に入る。その後、東京『ブールミッシュ』工場長を経て 1978年渡仏。パリ『パティスリー・ミエ』で研修。そこで生涯の友となるドゥニ・リュッフェル氏(現在『パティスリー・ミエ』のオーナー・シェフ)と出会う。翌年帰国。青山『フランセ』、自由が丘『フレンチパウンドハウス』工場長を務め、1983年再び渡仏。半年間の研修の後帰国し、1985年、フランスと日本の素材と技術の違いについて書いた『イマジナスィオンⅠ』を自費出版。翌年、代々木上原に『ラ・パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』を開店。1995年代官山に移転。現在もフランス菓子教室で教えるとともに、全国での技術講習会、海外での食材探しなど、真実のフランス菓子のおいしさを追求している。近年は、製菓材料だけでなく日本の食糧全体が味、栄養ともに弱ってきていることに気付き、日本の家庭料理を立て直す「ごはんとおかずのルネサンス」プロジェクトにも力を注ぎ、教室でもルネサンスごはん講習会を毎月定期的に開催している。

椎名眞知子  (シイナマチコ)  (著/文

山梨県甲府市生まれ。小さいころから菓子・料理作りに興味を抱き、短大卒業後、料理学校へ。主婦として、母として、家庭のために料理をブラッシュアップ。その後、弓田亨のフランス菓子と出会い、イル・プルーのフランス菓子教室1期生として学ぶ。1995年より教室スタッフとなり、パリ「パティスリー・ミエ」他で研修。明るい笑顔と日々やさしいルセット作りに取り組み、弓田亨はじめスタッフから絶大な信頼を得る“イル・プルーの柱”的な存在。近著に『ちょっと正しく頑張ればこんなにおいしいフランス家庭料理』『一年中いつでもおいしいいろんな冷たいデザート』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。