推理・張り込み・ストーカー ねじ伏せ暴く絶品エピソード完全探偵マニュアル Worst case
渡邉文男
発行:しょういん
この版元の本一覧
四六判 256ページ 並製
定価:667円+税 総額を計算する
ISBN978-4-901460-25-5(4-901460-25-0) C0076

奥付の初版発行年月:2005年12月
書店発売日:2005年12月19日
Tags: none

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紹介

『探偵ファイル』BOSSが陥った、「最悪の事態」とは? 駆け出し時代の逸話からあの大事件まで現場実録の探偵術。ガルエージェンシーオーナー。

目次

はじめに 業界初 探偵失格の本

プロローグ 探偵事件ファイル
   女子高生救出更生事件
   傭兵志願
   史上最悪の張り込み
   嫌がらせ 

  □なぜ探偵になったのか

第1章 駆け出し探偵、走る
 新米探偵の退職理由 /ダブル不倫で調査デビュー!
            カメラが捕らえた衝撃映像

 パトカーで尾行   /ベンツを追って全力疾走!
            連絡手段を断たれた探偵の秘策は?

 ストーカー退治   /同窓会で出会った男。
            別れ工作に素人を使ったら…… 

 探偵崩壊      /BOSS、若かりし日の失敗。
            女探偵の「致命的な弱点」とは?

  □肉欲妻 

第2章 探偵調査の基本のキ
 企業潜入      /美人社長秘書と
            最悪のチョメチョメ

 行方調査      /依頼者が悪党の場合。
            消えた新入社員を探せ!

 詐欺まがい     /探偵が見た小さな恋。
            わけ有り女と生真面目な男

 失踪        /今日の対象者が、
            明日の依頼者に

 保険調査      /目が見えないナンパ男が
            女探偵と激突!

 行動調査      /夕食後、深夜に男は
            電車に乗って……

  □対象者が逝く

第3章 実録!浮気現場の男と女
 不倫ゼミ
 史上最大の浮気
 疑う理由
 とばっちり
 消える男
 死の浮気
 地獄のラブホテル
 バレンタインの浮気
 
  □君を待つ物語

第4章 詐欺と策略
 祈祷師を捜せ!
 欺き合い
 
  □万博コント

第5章 探偵マニュアル実践編
 探偵の視点(尾行編)
 探偵の視点(行方調査編)

  □九坪の奇行

第6章 探偵VS探偵
 もし戦わば

  □バレてしまった九坪

第7章 光る探偵の目
 探偵占い

  □世にも九坪な物語

第8章 今日も探偵だったか
 探偵社運営法
 食えない探偵
 SPY−RALにて
 探偵養成学校のホンネ
 探偵ファイル
 探偵だから

あとがき ホンモノの調査に「起承転結」はない

前書きなど

はじめに

業界初 探偵失格の本

 たぶん、こんな探偵の本はいまだかつてなかったと思う。
 探偵を名乗る人が書いたどんな本を見ても、「私はこうやって名を成した」とか、「こんな修業をして一流の探偵になった」とか、どこを読んでも自分贔屓の本ばっかりだ。

 彼らの話は本当なのか? 答えは否だ。
 探偵稼業は失敗の上に成り立っている。野球の打率と同じく、3割打てればかなりの腕前なのだ。こんなことを平然と言うから、私には敵が多い(笑)。

 行方調査(人探し)が一番いい例だろう。世にある探偵社のほとんどがウソつきだ。「行方不明の人を絶対に見つけます!」なんて、「俺は全打席ホームランを打つ!」と言っているのと同じである。まぁ、絶対に見つけてやるという意気込みは大事だけれども、スタッフが10人以下の小さい探偵事務所が99パーセントを占めるこの業界で、いったいどれだけの発見率を誇れるのか。ウソをつくのもたいがいにせい! と言いたい。間違っても相談窓口で大ぼらを吹く探偵は信用しないほうがいい。

 尾行にしたってそうだ。私がオーナーをしているガルエージェンシーには日本全国180カ所に1000人の探偵がいるが、彼らには「撒かれることもありますが、尾行しますか?」と確認させている。当然だろう。信号が赤になったら突っ込めるわけがない。そんなことするのは映画の探偵だけだ。
 それなのに、どの探偵社も「うちは腕がいいので失敗しない!」と言い切って尾行を引き受ける。1週間の尾行を引き受けたら、失敗の可能性を全く考えないでソロバンをはじく。それどころか、ほとんどの探偵社はターゲットに撒かれて尾行に失敗したとても、さもずっと尾行していたかのように「ウソの報告書」を書いて調査料をふんだくろうとする。
 自分で自分の首を絞めるとはこのことだ。そんな探偵社がどうしても日の目を見ないのは、そんな理不尽なところにあるのだ。

 さて、これから書くは、まさに失敗のオンパレード。しかも主人公は私である(笑)。3割バッターの生き様を、とくとご覧あれ。

総合探偵社ガルエージェンシー
オーナー 渡邉文男

著者プロフィール

渡邉文男(ワタナベフミオ)

総合探偵社ガルエージェンシー オーナー
ニュースサイト『探偵ファイル』BOSS

年令不祥、福岡県生まれ。
23歳の時、警視庁刑事の「T氏」のもとで修行後、潜入専門探偵として事務所開設。裏(潜入・工作)と、表(興信・探偵)の活動を行うが、28歳で裏稼業から足を洗う。
33歳でガルエージェンシー株式会社を起業し、全国に180支社を有する総合探偵社に育て上げる。その後代表職を譲り、現在はオーナーとなっている。
あらゆる事件を自前の調査本部で解決するニュースサイト『探偵ファイル』を開設。4年で10億アクセスの超モンスターサイトに成長させ、記者名『BOSS』としても精力的に執筆中。

主な著書に、『完全探偵マニュアルBest+』(小社)、『怨霊調査報告書』(ごま書房)、『第2の警察』(トランスワールドジャパン)。協力・原案に『金田一少年の事件簿ガイドブック』(講談社/協力)、『のぞき屋』(小学館/原案)など多数。



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