発行:アールズ出版
この版元の本一覧
四六判 240ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-901226-75-2(4-901226-75-4) C0077
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年06月
書店発売日:2004年06月11日
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紹介
”薬を出さない医者”が書いた<最新>排毒・解毒健康法。迷路のように入り組んだ「健康への道」は、実はこんなにシンプル!。ガンはもとより糖尿病や高血圧などの生活習慣病も、すべての根源は”毒素”に。カラダに害になるものは体外にだすというカラダ本来の機能を失いつつある現代人が、いかにしてこの働きを正常に機能させるか。健康へのちょっとしたコツが簡単に手に入ります。
目次
1章 毒素ってなんだろう
外から入る毒、カラダがつくる毒/花粉症を引きおこす毒素はなにか/ステロイド剤のダマシ/血の流れが滞ると毒素がたまる/毒をためるとどうなるか/健康食品が毒素に変わるとき/ストレスはどんな毒をつくる!?/宿便がこんな毒素を生み出している
★コラム〈1〉常夏の島の“冷え症”——スリランカ医療体験記
2章 毒素をためるとなぜ病気になるか
ジンマシンは皮膚病ではありません/サバだけが悪モノじゃない!/O‐157に負けるカラダと勝つカラダ/医者に好かれる病気と不人気の病気/毒をためるとおできができる/毒と戦う主力部隊は肝臓です/誰にでも出るアトピー症状/肝臓が元気でいるために/“栄養神話”を捨て去ろう/アトピーと消化管の衰弱/栄養を吸い上げる根っこを大切にしよう/人間のカラダは飢餓に強く、飽食に弱い/便秘は毒素を再吸収させる/胃腸と肝臓の疲労度は…/アトピーは全身の排毒を考えよう
★コラム〈2〉“命の哲学”をなくした医療に何ができる——医者の脅しの原点
3章 毒素をカラダの外に出すしくみ
カゼには大きな役割がある!/排毒システムを大事にしてますか?/毒素を無理やりカラダに閉じこめたツケ/毒素がたまると夏でもカゼをひく/すべての病気の第一ステップはカゼ症状/排毒がスムーズならカゼはひかない/カゼをどう治したらいいか/発熱・発汗を上手に利用するために/いつから薬の毒をカラダにためてきたか/薬毒をためないコツ
★コラム〈3〉地球の風邪ひき——地球生命体という空想
4章 排毒の歴史と最新排毒法
「出るもの」止めるべからず/「毒素」「滞り」「固まり」の三角理論/排毒の歴史はこんなに古い/漢方医学で「排毒」を考える/ドジョウや彼岸花に秘められた「毒を出す力」/伝統医療をこう考える/毒素の蓄積量って…/固いカラダは毒素が支配する/健康な柔らかいカラダとは/最新排毒法を検証しよう①…不思議シート②…遠赤低温サウナ③…トルマリン特殊クリーム④…足湯と半身浴⑤…マイナスイオン療法⑥…浣腸療法
★コラム〈4〉盾と矛の“売らんかな”——医療の迷走
5章 カラダをもっと単純に考えよう
毒素を出す明快なしくみ〈単純な生命モデル〉/毒素っておおよそこんなもの〈細胞とソマチッド〉/血の巡りが悪いのはポンプのせい!?〈心臓と循環〉/どろどろの血はなぜ流れない?〈毛細循環〉/心臓と小腸がしっかり守られている理由〈心臓と小腸〉/血の生産工場はどこにある〈腸造血〉/ストレスとカラダの関係は!?〈心とストレス〉/自在にコントロールできる呼吸の謎〈肺〉/排毒の要〈腎臓と耳〉/カラダはふところが深い〈臓器の余力〉/糖尿患者が激増するワケ〈糖尿病と肝臓〉/脾経のミステリー〈脾臓と膵臓〉/栄養は万全、でも吸収力なし!〈背骨と内臓〉/腰が曲がる本当のワケ〈骨と筋肉〉/病気を治すスイッチ〈カラダの反射区〉
★コラム〈5〉長生きの法則はどこに——健康法ア・ラ・カルト
6章 病人が増えつづけてるって、どういうこと?
カラダをいじめる「科学の進歩」/巨大ビジネスの枠組みをぶち壊そう/ちっとも病気を治せない医者/医者が増えると病気が増える/いるべきところに医者は、いない/健康保険はどう再構築すべきか?/医療費を削り、苦しみを和らげるプロジェクトX/すべてゼロから見直そう
★コラム〈6〉試験管の中に幸せはあるか——“根拠に基づく医療”を問う
おわりに——病気の根源は“毒”に宿る
■巻末付録——①6色カラー健康法 ②自宅でできる冷えとり「お灸療法」
前書きなど
まえがきにかえて——健康をもっとかんたんに考えよう
心疾患や脳卒中で亡くなった90歳に手が届く高齢の男性を病理解剖すると、たいてい前立腺ガンなどが発見されます。だからといって彼等はガンで亡くなったわけではありません。ガンがあったとしても、それが理由で命を取られたわけではないし、それまでの生活に支障があったわけでもありません。
——だったら、ガンがあってもいいのではないか。じつは、医者が余計なお節介をしたばかりに、かえって大きな苦しみを与えたり、死期を早めるケースもある。そんなお節介を“医療”といっていいのだろうか——。
こんなことを、最近考えるようになってきました。
生まれて、ものごころがついたころから医療というものがあって、そこに病気があり、病院、医院があり、医者がいて薬がありました。そして医療といえば、病気を表面的に撃退することだけに目がいくようになってしまったようです。病気の根本的な原因や生活習慣などの社会的背景に目を向け、本来の健康を取りもどすにはどうしたらいいかなどということを考える医師は、いつのまにかどこかへいってしまいました。
正確な診断を下し、それに見合った薬を出すという図式がしっかりでき上がっています。それ自体は正しいことかもしれませんが、結果としてはマイナスの方向へ向かっていると思っています。
いつのころからか、医者は製薬会社の末端営業マンのような構図です。患者のカラダに触らずにコンピュータの端末ばかりを見ています。医師の裁量よりも保険基金の考えが優先です。政治家も役人もどうにかしたいのでしょうが、どうにもならない泥沼にいるのかもしれません。いつまでも夢の新薬という空想にすがり、まじめな医者だけが夜中まで研究室で研究させられています。
画期的な新薬が難病を治すという信仰にも似た希望は絶やすべきではないでしょう。たしかに難病を薬で救われた人はたくさんいるに違いありません。現実、虫歯のときには聖人君子といえどもその痛みに七転八倒するのに、鎮痛剤ひとつで早ければ十分もしないうちに痛みから解放されます。これは現代に生まれた恩恵でしょう。鎮痛剤が無いころは、それこそたいへんだったろうとだれでも想像がつきます。
だからといって、慢性の疼痛の患者が、何年もつづけて鎮痛剤を服用してもいいかどうかということになると、話の次元が違います。多くの医者だけでなく、患者もその問題の大きさを認識していないのが現実でしょう。
高血圧には降圧剤という図式があります。あなたは死ぬまでこの薬を止めれませんと医者から脅されます。ひとたび慢性疾患と診断されれば、死ぬまで“薬漬け”と宣告されたのと同じことです。それにしても、本当にこれでよいのでしょうか。
最近老人病院では、老人医療保険の制限によって、高額な薬を使用すると足が出てしまうので、だったらいっそのこと薬をやめてしまったらどうだろうかということで、薬を出さなくしてみたら、かえって老人が元気になったという話があちこちで聞かれます。
このような話を耳にするたびに、どこかがおかしいと思いながら医療にたずさわってきました。
病気のほんとうの原因はいったいなにか、カラダに害をおよぼす細菌が原因だとするなら、その細菌がどうして増えるのか、そして細菌を殺すのが唯一の治療法になっているけれど、それがベストの方法なのだろうか、あるいは、それが西洋医学にほかの選択肢がないせいなのだろうか——。
細菌が少しくらいカラダのなかにいても、健康体なら自然に排出してしまうのが本来の人間のカラダだと考えるのは筆者だけなのでしょうか。
ガンの治療などはその典型です。ガンは縮小したけれど、ガンの持ち主もだめになったというのが現代のガン治療なのです。これではなにをしているのか分からないと思いませんか。
病気とはいったいなんであるのか、そんなことをいろいろ考えているうちに、カラダは医学部で習ったように小難しい話ではなく、本当はすこぶる単純なものではないかと考えるようになりました。そしてカラダの本来のあり方に立ちもどって考えてみたら、一つの単純な結論に達したのです。
臨床経験を積み重ねるうちに、カラダに毒素がたまると病気になるという単純な理論です。さらに毒素を体外に出せば病気が治っていくということに確信を持つようになってきたのです。
人間のカラダには、それこそ太古の時代から必要なものは吸収し、害のあるものは体内で解毒したり、カラダの外に排出する機能が備わっています。この働きが衰えたとき、病気になるということがみえてきたのです。
近ごろは、薬も“毒素”と考えるようになったので、ほとんど薬を出しません。まわりからは変な医者に見られていますが、これはヒポクラテスがいうように「患者に害を与えるな」ということだけは守り通そうと心に決めた結果です。
一般の読者にわかりやすいように、よくある病気を例にとりながら、“毒素”について、もう一度考えなおそうというのが本書の趣旨です。薬の害と本来の医療というものがすこしでも皆さんに伝われば本望です。
著 者
著者プロフィール
本部 千博(ホンベ チヒロ)
1954年、名古屋生まれ。岐阜大学医学部卒。総合病院で研修、内科医として5年を経たのち、眼科研修、95年に眼科専門医認定。現在、ほんべ視力健康研究所所長、日本ホリスティック医学協会理事。排毒・解毒法を中心に据えた健康相談を主にしている。
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