あした野原に出てみよう
内藤 いづみ
発行:オフィスエム
この版元の本一覧
A5判 110ページ 並製
定価:571円+税 総額を計算する
ISBN978-4-900918-13-9(4-900918-13-X) C0395
在庫あり
奥付の初版発行年月:1997年10月
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紹介

死は誰のものか、病院で死ぬとはどういうことか。在宅ホスピス医療の現場からその原点を追い求めた、輝ける「死の物語」のためのホスピタリティー入門。故遠藤周作氏(作家)、古川泰龍師(熊本シュバイツァー寺住職)との対談を収録。

目次

〈プロローグ〉最後のクリスマスのために
●対談1 ホスピスの理念と今後 〈まず肉体的および精神的苦痛を除去する努力を〉遠藤周作・内藤いづみ
●第1章 患者さんはひとりぼっち
病院で死を迎えること/真実を告げること〈告知への障害〉/キュア〈治療〉とケア〈看護〉のはざまで
●第2章 最愛の人に支えられて
延命医療より余命の充実〈ユキさんの選択〉/家族に囲まれた最期〈ユキさんとの別れ〉/家族の支えで恐怖を克服〈十九歳のマイク君〉/悟る死の足音〈明るかった達夫君〉
●第3章 イギリスが教えてくれたこと
スペシャリスト・ナースの誇り/無垢な心が患者さんを癒す〈赤ちゃんとホスピス・ドッグ〉/病気も人間の要素の一部〈人間性の重視〉/希望の光を与える積極治療〈ジョンさんの鍼治療〉/イギリス文化は夫婦で創造〈本当の豊かさとは〉
●第4章 ホスピスへの道
開かれたホスピスをめざして〈山梨ホスピス研究会の発足〉/自立した患者さんたちと出会って
●対談2 「安らかな死」をふたたび 熊本シュバイツァー寺住職古川泰龍・内藤いづみ
〈エピローグ〉ホスピス発祥の地・イギリス再訪
[内藤いづみが選んだ 生と死といのちの29冊]

前書きなど

ホスピス(Hospice)も、病院=ホスピタル(Hospital)も語源は同じラテン語からきています。
ホスピタリティー(Hospitality )…あたたかく受け入れ、もてなすところ…現代の病院があたたかい場所であるかどうかは各人の体験の上での判断にまかせるとして、さて、そのホスピスとは一体何なのでしょうか。みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

版元から一言

イギリスで研修後、甲府市で在宅ホスピスを実践する著者の原点。日々の末期患者とのかかわりは、サンデー毎日「ドキュメント人間・こんな死に方してみたい」(2000年1/16〜2/13号)でも特集されている。

著者プロフィール

内藤 いづみ(ナイトウ イヅミ)

山梨県六郷町出身。福島県立医大卒業。東京女子医大内科等に勤務。1986年から英国プリンス・オブ・ウエールズ・ホスピスで研修を受ける。1995年、ふじ内科クリニックを新設、院長となる。日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部代表。主著に『いのちに寄りそって』『あした野原に出てみよう』(オフィスエム)、『患者が主役だ!』(法研)がある。1998年7月開催の「弟6回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会」で大会長をつとめる。

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