発行:オフィスエム
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A5判 72ページ 並製
定価:476円+税 総額を計算する
ISBN978-4-900918-10-8(4-900918-10-5) C0395
品切・重版未定
奥付の初版発行年月:1997年06月
紹介
大正期という閉塞した時代状況の下、理想とする絶対的美であり善を追求する中で、子どもたちを愛し、子どもたちからも愛された白樺教師たち。そこにみる理想の教育とは。信州教育に足跡を残した白樺教師の人間群像の魅力をさまざまな小説に読み解く。
目次
プロローグ 本の中の教師たち
●白樺教員の理想
信州の白樺教員/熱中する教師たち/理想の学校/黒い帽子に赤い靴/自主編成の修身教育/時間割は子供の自主編成
●白樺教員への批判
戸倉事件/子供の本能/子供らしさ・長与善郎の批判/不同意の教員グループ/生活者の批判・斎藤茂/複眼と讃歌と
●白樺教員が生んだ雑誌
赤羽王郎の免職から生まれた『地上』/もう一つの衛星誌『創作』/「或る二人の女」
●作者のめがね
臼井吉見の中谷勲像/白樺の理性派・坂井陸海のイメージ/『安曇野』の小林多津衛/『安曇野』の市川慶蔵/ケリー旋風と信濃教育会
エピローグ 親の仕事は応援団
前書きなど
夏目漱石の『坊ちゃん』をあげるまでもなく、小説の中にはたくさんの教師たちが登場する。『破戒』の丑松は重い問題をかかえて真面目すぎるほどに悩んだ教師である。……長野県にも大正期、個性豊かな教員が登場する。
……現実の教育史の上から評価する力はないが、小説の中に魅力と問題を放つ人間群像を追ってみたいと思っている。(プロローグより)
版元から一言
教育は学校だけの問題ではありません。母親文庫のテキストに採用されるなど、親たちからの関心も高い本です。
著者プロフィール
堀井 正子(ホリイ マサコ)
千葉県出身。東京教育大学文学部卒業。東京、沖縄、中国で生活。現在、長野市に在住。PTA母親文庫文学講座講師、信越放送ラジオ「武田徹のつれづれ散歩道」レギュラー、「玉の湯塾 堀井正子の源氏物語講座」講師等。主な著書に『小説探究 信州の教師たち』『絹の文化誌』『戸隠の絵本』(共著・信濃毎新聞社)、『近代文学にみる 女と家と絹物語』『異空間軽井沢 堀辰雄と若き詩人たち』『本の中の信州白樺教師』『堀多恵子・山ぼうしの咲く庭で』(オフィスエム)等。
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