京の身体をタテ・ヨコ・ナナメに腑分けするハダカの京都 解体新書
大淵 幸治
発行:宮帯出版社
この版元の本一覧
四六判 259ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-900833-36-4 C0080
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年04月
書店発売日:2007年04月10日
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紹介

京都ほど排他的なところはない。京都で商いを成功させられれば、どこへ行っても成功する、などといわれる。 たしかに京はとっつきにくく、その奥懐に入りにくい都市であるようにみえる。逆にそれが魅力なのでもあろう。京都の大学を受験する他府県の高校生は多いし、卒業してからも京都に住んでいたいという社会人も多い。観光客にしても、年間四千万人強を誇っている。近年では、それが四千六百万人に達しようとしている。この調子で行けば、年間五千万人も夢ではないかもしれない。 それにしても、京より古い都市は京以外にもあるし、宮処だった都市なら奈良にもあれば大阪にもある。そこには四天王寺や東大寺といった立派なお寺もあるし、京より古い歴史や伝統もあろう。東京や大阪のようなテーマパークもない京の集客力が奈辺に潜んでいるのか。その一部でも調べてみようと始めたのが本書である。 (おわりにから)

目次

第1章 カミの京とシモの京──京都ジンの言語感覚を腑分けする
第2章 西洞院の本能寺──もうひとつの二条城と南蛮人を腑分けする
第3章 伏見街道と京街道——伏見と淀の城下町を流れた川を腑分けする
第4章 キリシタン迫害の真実——伴天連追放令と南蛮寺の実態を腑分けする
第5章 京の大仏さまと五条界隈——太閤秀吉の信仰心と家康の本音を腑分けする
第6章 おとこの遊び場——太夫と禿たちがいた遊び場風景を腑分けする
第7章 他府県人のみた京のまち——都のおんなと京のまちを腑分けする
第8章 他府県人のみた京ことば——都ことばと京都ジン気質を腑分けする
第9章 京ビジネスの先達たち——物流業界のさきがけスピリットを腑分けする

著者プロフィール

大淵 幸治(オオブチ コウジ)

ランゲージ・デザイナー。富山の山奥に生まれ、京都市内を転々として育つ。立命館大学文学部卒。広告代理店、印刷企画会社、出版社などでSPプランナー、コピーライター、編集人を務める。現在、自ら興した会社で各種プランニングと各種ライティングを手がける。ことばに対する探求心と京都在住歴、半世紀以上におよぶ「非京都ジン」としての経験からユニークな京都人論、京ことば論を説く。主な著書に『国彩化時代のニホンゴ』(ユニプラン)、『脱受験生の現代ニホンゴ文』(コクソン)、『気の弱いひとのエーゴ』(コクソン)、『丁寧なほどおそろしい〈京ことば〉の人間関係学』(祥伝社)、『雅でこわい日本語』(祥伝社)、『京都文化ジン類学』(かもがわ出版)など。

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