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北海道野鳥図鑑 河井 大輔(著) - 亜璃西社
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北海道野鳥図鑑 (ホッカイドウヤチョウズカン)

自然科学
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発行:亜璃西社
A5判
400ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-900541-51-1   COPY
ISBN 13
9784900541511   COPY
ISBN 10h
4-900541-51-6   COPY
ISBN 10
4900541516   COPY
出版者記号
900541   COPY
Cコード
C0645  
0:一般 6:図鑑 45:生物学
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2003年5月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2013年3月21日
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紹介

◆道内で観察できる野鳥全321種を、約1000点写真&図版を使って紹介。1種につき最大9点の写真を使い、さらに分かりやすい識別用の細密イラストもふんだんに掲載した本格的なビジュアル図鑑です。
◆詳細な記述を心掛けた解説部分は、識別に必要な情報をまとめた[特徴]欄をはじめ、誤認しやすい種の識別点をピックアップした[類似種]欄、生息状況や行動などを記述した[生態]欄を中心に構成。
◆サハリン・南千島での生息状況を含めた、本道独自の情報を多数盛り込んだ、全国のバーダー必携の本格的なビジュアル鳥類識別図鑑です。

目次

この本を使う前に 2
北海道主要観察地位置図 3

【山野の鳥】
フクロウ科 4
ヨタカ科 17
タカ科 18
ハヤブサ科 46
カッコウ科 56
ハト科 60
ライチョウ科 62
キジ科 64
ヤツガシラ科 67
カワセミ科 67
キツツキ科 74
ツバメ科 86
アマツバメ科 90
イワヒバリ科 93
ヒバリ科 94
セキレイ科 96
レンジャク科 104
ヒヨドリ科 106
モズ科 107
カワガラス科 110
ミソサザイ科 111
ウグイス科 112
ツグミ科 126
ヒタキ科 146
シジュウカラ科 156
ゴジュウカラ科 162
キバシリ科 163
エナガ科 164
メジロ科 165
ホオジロ科 166
アトリ科 184
ムクドリ科 202
ハタオリドリ科 204
カラス科 208

【水辺の鳥】
カイツブリ科 216
アビ科 224
ウ科 228
カモ科 232
サギ科 276
トキ科 286
コウノトリ科 286
ツル科 287
クイナ科 292
ツバメチドリ科 296
チドリ科 296
ミヤコドリ科 306
シギ科 307
セイタカシギ科 340
ヒレアシシギ科 342
カモメ科 344
トウゾクカモメ科 361
アホウドリ科 362
ミズナギドリ科 364
ウミツバメ科 367
ウミスズメ科 368

北海道の野鳥について 378
用語解説 380
北海道鳥類リスト 384
和名索引 389
学名索引 393
参考文献 396
あとがき 398
著者プロフィル 399

前書きなど

p378「北海道の野鳥について」より抜粋
 実際のところ、北海道の野鳥についてはほとんど分かっていないというのが現状である。詳しい研究がなされているものもあるが、大半の種類や地域については分布や生態について未知な点が多い。その地域のバーダーにとっては当たり前の事実でも、きちんとした形で発表されないために、極端ないい方をすれば“単なる噂話”で終わってしまっている事柄が実に多い。残念なことである。
 趣味でやっていることだからという向きもあるが、結局データがなければ、自分の大好きな野鳥や地域の自然に危機が迫った際に、地団駄を踏むだけになってしまう可能性が高い。気がついてみたら森がなくなり、川は直線化され、そして鳥はいなくなった――こうした愚行を繰り返すことだけは避けたい。
 今、私たちにできることは身近な鳥についての記録を取り、それを発表して次の時代へ残していくことである。本書がそのための一助になれば、これほど嬉しいことはない。
 数年後、あるいは数十年後の北海道の“鳥見界”が、現在よりもさらにより良い姿へと変わっていることに期待したい。

版元から一言

構想10年余りの企画が、とうとう実現しました。
豊富な図版と詳細な解説をテーマに、考えられないほどの
時間と労力を使ってコツコツと作り上げた図鑑です。
いわゆる「学者」さんは1人もいませんが、著者たちはみな、
経験豊富で一家言をもつ、“鳥見”のプロばかり。
実践を重ねる中で、既存の図鑑に感じてきた不満や要望を
踏まえて制作されたこの図鑑は、必ずや全国のバーダーたちから
支持されるはず、と自負しています。

著者プロフィール

河井 大輔  (かわい だいすけ)  (

1964年、大阪府大阪市生まれ(東京育ち)。1981年、鉄道周遊券を使った「北海道自然一人旅」を行い、これを契機に1984年、北海道へ移住。1988年、自然雑誌『RISE』創刊に参画。同誌編集部を経て、現在はフリーランスのネイチャーライターとして、自然関係の記事や書籍制作などに関わる。森や湿原のトレイルをそぞろ歩きしながらの鳥見を愛する。十和田市在住。本書では主に全体の取り纏めと、[生態]の項を担当。著書は『北海道の森と湿原をあるく』(寿郎社)ほか。

川崎 康弘  (かわさき やすひろ)  (

1974年、北海道小清水町生まれ。1997年、東京農業大学生物産業学部卒業後、「400日間で400種の鳥を日本国内だけで見る」にチャレンジし、その様子を『BIRDER』誌上で連載。1998年より日本野鳥の会オホーツク支部長。現在は鳥類調査業務に従事しながら、たまに物書き業。のんびり鳥を見るのも好きだが、「識別は全ての基本」というのが持論。斜里郡斜里町在住。本書では主に[特徴][鳴声][類似種]の項を担当。

島田 明英  (しまだ あきひで)  (

1954年、静岡県静岡市生まれ。高校時代から野鳥観察を始める。北海道大学中退。北海道自然保護協会、野生生物情報センター勤務を経て、現在「自然ウォッチングセンター」代表。自然体験活動の指導やリーダー養成、環境教育、環境調査などに従事する。1980年より鳥類標識調査を札幌市、蘭越町、長沼町などで実施。札幌市在住。本書では主に[観察難易度][生息環境]のピクトグラムほかを担当。

諸橋 淳  (もろはし じゅん)  (

1965年、北海道札幌市生まれ。高校時代から野鳥観察に魅せられる。1985年よりイラストレーターとして活動をスタート。鳥類を主体にした“WILDLIFF ART”をテーマに、新聞、雑誌で活躍するほか、全国各地の自然公園内に設置された解説看板の原画も手がける。また画業のかたわら鳥類調査業務にも従事。日本野鳥の会札幌支部、日本鳥学会会員。(財)山階鳥類研究所標識調査協力調査員。夕張郡長沼町在住。本書では全イラストを担当。

上記内容は本書刊行時のものです。