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ジュゴンの海 長浜益美(著/文) - ボーダーインク
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ジュゴンの海
発行：ボーダーインク
A4横判
縦210mm
横297mm
厚さ80mm
40ページ
上製
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2010年6月
- 書店発売日
- 2010年7月17日
- 登録日
- 2010年7月1日
- 最終更新日
- 2016年3月16日
紹介
満月の夜、しずかな歌声が聞こえてくる―。ジュゴンのふるさとから生まれた、切なくて優しいものがたり。
ジュゴンの泳ぎ回る姿、藻をはむ姿など、本物に忠実に描いています。数が激減しているジュゴンの本当の姿を知ることができる、貴重な一冊にもなっています。
目次
本文
絵本『ジュゴンの海』解説 読み聞かせをするお父さん、お母さんへ
前書きなど
（本文より）
昔々、沖縄の昔。
海にはたくさんのジュゴンが暮らしていました。
海の中をゆったりと泳ぎ回り、お腹が空いてくると、
ジュゴンの大好きなリュウキュウアマモやウミヒルモなどの
海そうがたくさん生えている場所へ集まります。
版元から一言
沖縄のジュゴンと言えば、「基地問題」との関わりで何かと注目されがちですが、実はそれ以外にも、ふるくから人々の暮らしと密接な関係がありました。ジュゴンの文化的な位置づけ、そして生態について知ることができる、貴重な絵本となっています。またこの絵本は、伊計小学校、与那城小学校の子どもたちの総合的学習活動と深いかかわりを持っています。子どもたちの活動や、「地元を知りたい」「地元が大好き」という心は、驚くべき大きなひろがりを見せることになります。それは、絵本『ジュゴンの海』にまつわる、もうひとつの素敵なものがたりでもあるのです。
上記内容は本書刊行時のものです。
